No.38バレエ~その美しい世界❗その2

 東京1都3県に続き、大阪・京都・兵庫にも緊急事態宣言発令に関して「数日状況を見る」とか、「明日にも決定」とか、こういうニュースの文面は、いったいいつまで出るんでしょう。

 もっと迅速にできないんでしょうか💥。経済に影響が大きいのはわかりますが、「だから政府は踏み切りたくなかったんだよ、政府は!」と責任逃れしているんですか?

 そんな悠長なことを言っている間に、別の手を打っていないのだから、感染者はどんどん増えますよ!変異種も出てるわけだし!

 毎日ニュースを見たり、新聞を読んだりすると、じれったさに胸が苦しくなります😰。「ステージ4」とは単なる区分ですか?「総合的判断」って何なんですか?正直疲れてしまいます、それを理解することに。

 でもくじけてはいけませんね(笑)😂。自分でできることを精一杯やるしかありません。まずは、社会の情勢から目を離さないようにしなければならないと思います。 

 私のスクラップBOOK「COVID-19」も、明日は12冊目に入ります。コロナ禍が収束して、このタイトルが要らなくなるまで続けていきたいと思います🙋。

 新聞記事の項目の記号はいつも通りです。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

1月11日成人の日

・大雪一時1200台超立ち往生 富山、福井の高速道陸自災害派遣要請

🔵内閣支持率続落41% 全国世論調査 緊急宣言「遅すぎ」79%

🔵自民支持層でも57%「評価せず」 政府のコロナ対応「評価」を逆転 東京五輪の可否「今夏開催」14%に半減 (12月は31%)

⭕休場多数 異例の初場所 緊急事態下厳重に対策し開幕 「コロナ怖い」「自分の体が大事」序二段が引退 休場認められず

⭕関西3府県への緊急宣言 首相「数日状況見る」

⭕安価なコロナ民間検査増加 不安解消需要に対応 陽性届け出義務なし 課題

⭕新型コロナに新変異種 ブラジルから入国の4人

⭕英国から入国し、健康観察期間中の男性と会食で感染

⭕傷痕残る「英雄の街」中国武漢に生きる遺族 誇る成功 上げられぬ声

 

1月12日(月)

米大統領解任要求決議へ 下院民主弾劾へ最後通告

▲命と向き合い前へ 南杏子(徳島県出身)小説映画化吉永小百合主演 「いのちの停車場」

▲⭕放送ウィークリー コロナ禍走りながら検証 Nスペ「パンデミック」 激動の世界 未来を展望

⭕関西3府県 緊急事態宣言へ 再発令 明日にも決定 愛知・岐阜も要請方針

⭕成人式異例の門出 コロナ禍 オンライン 屋外開催も

⭕コロナ感染確認者 全国4872人月曜過去最多

東京1494→1219、大阪532→480

京都146→142、兵庫273→150

⭕社説 緊急事態と若者 国は我慢を強いるだけか

⭕英変異種 世界へ拡大 50ヵ国地域で確認 日本は34人

⭕世界感染者 9000万人超

 

 今日の新聞の切り抜きの最後の見出しを見てください。「世界感染者9000万人超」という見出しですが、その文面を読んで、私はショックを受けました。

 文面には次のような内容が書かれていたからです。

【日本は3日までの1週間で増加した感染者が、2万3642人、死者が335人と、WHO西太平洋地域事務局管内で『突出』して多くなっている。】と。

 えっ👀⁉️と思って、知識になかった「WHO西太平洋地域事務局管内」とは、どれくらいの範囲なのかググってみました。それは西は中国から南はニュージーランドまで、東は太平洋の島国を全て網羅して、人口は16億人を越えています。

 16億人と言えば、全世界の人口の3分の1です!その中で「突出」した感染急増の国だというわけです、日❗

 感染者数急増の原因は、12月半ばまで、だらだらと続けたGO-TOトラベルの影響ではないと言う人は皆無でしょう💥。

 死者数急増については、昨年秋頃から医師会がずっと訴えていた医療現場の逼迫が原因であるのは自明のことでしょう💥。

 結局どちらも、政府の状況判断の誤りと大切な医療を二の次にしてきた失策の結果でしょう💥。

 日本という文明国、世界有数の安全な国、そういう感覚が根底から覆ってしまいそうです💦。

 同じ失敗を繰り返さないために、科学的に考えてください。今までやってきたことが間違っているなら、異なる方法へシフトしたらいかがですか?

 PCR検査を手軽にできるようにして、無症状の感染者を発掘し、「先手先手」で治療する。それが「感染者を増やさない方法」だと思います!

 しかし、民間の検査では保健所への連絡義務がありません。そこに、「国」の施策としてやる意義があると思うのです。これは政府が昨年のはじめから嫌がったことですけどね💦。

 イスラエルは全国民へのワクチン摂取が3月までに終了する予定だそうです。人口も考え方も異なる民族なので、比べることはできませんが、それが事実です。

 

 昨日成人式を迎えた新成人たちに、日本に明るい未来はないなどと思わせてはなりません!

 大学入試に向けて寒い中必死でがんばっている若者たちに、大学行ったってオンライン授業ばかりで、高い学費に見合う大学生活は期待できないなどと思わせてはなりません!

 小学生、中学生たちに、友達と話し合ったり、一緒に行動してはいけないなどと言わなければならないような教育現場にしてはいけません!

 本当に今年こそ、今が一番厳しい状況だからこそ、なんとかトンネルの向こうに明るい太陽の光が見えるような、「なるほど❗それなら大丈夫❗」と納得のいく方策の提示と迅速な実行をやってほしいと心から思います。

 

 さて、今回のテーマに移ります。骨子と、経過は次の通りでした。

1,日本が誇るバレエダンサー吉田都さん❇️→済み

2,私のバレエとの出会い❇️→済み

3,バレエ漫画の美しい世界❇️→済み

4,バレエの演目いろいろの美❇️→済み

5,世界のバレエダンサーの美しい世界❇️→今回はここからです!

6,ステージママ娘とともに❇️

7,日常に活かせるバレエの世界❇️

 

 それでは、後半の部分を述べさせてもらいます🙋。

5,世界のバレエダンサーの美しい世界❇️

💜「アレッサンドラ・フェリ

 20年ほど前になりますが、テレビで彼女の「ジゼル」を観ました。第2幕でジゼルは亡霊になっているのですが、寧ろ妖精のように思える美しさ❗

 体重がないように軽やかで、体が透き通るように儚げで、動きの1秒から2秒遅れて体にまとわりつくロマンチックチュチュが蜻蛉の羽根のようです❗

 アルブレヒト役のマニュエル・ルグリが、また凄くて、彼女を妖精のように空中を泳がせるのです。浮遊させるのです❗

 フェリのチュチュはどう見ても他のバレリーナと素材が異なっていました。かなり高品質のオーガンジーを使っているようです。彼女ぐらいになると、自分だけの特注の最高級品なのでしょうね🌺

 それからも、様々なダンサーのジゼルを観ましたが、彼女以上のジゼルを知りません💠。

 

💙「シルビィ・ギエム

 超絶技巧の代表のようなバレリーナです❗何を踊っても危ういところが全くありません。真っ直ぐ天を突く足のバランス!トゥで立つアラベスクも数秒一人で持ちこたえます!

 彼女の「ボレロ」は情熱的で燃えるような激しさです❗オデットは気高く、オディールは妖しく、キトリは華やか!彼女にとってプリマ以外は目立ちすぎてダメじゃないかと思うほどです。

 

❤️「ニーナ・アナニアシビリ」

 大柄で体格もしっかりしていて、儚げではなく生き生きとしたエネルギッシュなダンサーです❗特に笑顔が、キュートで観客を惹き付けて止みません❗

 妖精というより人間らしい、明るくてパワフルな踊りが、彼女の真骨頂かもしれません。

 バレエの発表会に行くと、演目にもよりますが、笑顔で踊るバレリーナには無条件に惹き付けられます。テクニックはそれほどでなくても、輝くような笑顔で踊られると、見ている方まで幸せな気持ちになります!

 もちろん、自分の踊りに自信がないと笑顔にはなれません。だから、笑顔はテクニックのひとつなのです!人を幸せにする踊りは、バレエの目的のひとつでしょう🌟。

 

 私には、他にも好きなバレリーナがたくさんいます。1日にトゥシューズを1足履き潰すという、手足の長い、目の大きなバレエダンサーの典型のような容姿の上野水香さんもその一人です🐠。

 また、菅井円加さん、中村祥子さん、加治屋百合子さんはローザンヌバレエコンクールの時から注目しています。彼女ら日本人ダンサーに共通しているのは、とにかく踊りが丁寧なことです🌼!

 回転やジャンプだけでなく、何気ない静止した動きでも、とても細やかで心を打たれます!それは日本人の国民性なのか、もしも外国人のダンサーより華やかさに欠けるところがあったとしても、それを補って余りある日本人ダンサーの特長だと、私は思います🙋。

 日本はバレエに関してはまだまだ後進国で、身分保証や環境も外国より整っているとは言いがたいですが、それゆえ、海外で活躍しているバレエダンサーはとても多いらしいです。

 日本のバレエ人口は年々増えてきているので、環境も次第に整っていくと思います。バレエ科のある高等学校や大学も増えてきました。そのうちに、吹奏楽部や水泳部のように、バレエ部のある学校もできてくるかもしれません。

 バレエはスポーツと芸術の融合とも言えます。アスリートであり、アーティストでもあるバレエダンサーを習って目指す人は、これからも増えていくことでしょう🌟。

 

6,ステージママ娘とともに❇️

  「私のバレエとの出会い」で述べたように、私は幼い頃からバレエが大好き💕だったのです。しかし、自分が踊る…ということはできなかったので、娘がバレエを習うことになった時は、実はとってもハッピー😆な思いがしました❗

 娘が5歳になった頃、自宅の近くのショッピングセンターの中のカルチャースクールブースに、バレエ教室の出張所ができたのです!

 私は早速娘を連れて見学に行きました。するとすぐに体験することになり、娘はいそいそと親の手を離れて、先生たちの方へ!

 嫌がることも、人見知りすることも全くなく、嬉々としてレッスンを始めてしまいました(笑)😄。そこにいた数名のどの幼児よりも体が柔らかく、楽しそうに踊っていて、私は心の中で「しめしめ」とほくそ笑んだものです🎵

 早速Chacottへ行って、レオタードとバレエシューズを購入し、親の私が一番楽しい、毎週日曜日のレッスン通いとなりました🙋❗

 

 初めての発表会の演目は「ひよこ」。黄色いチュチュに頭に黄色い羽根💛を付けて、1分もないぐらいの瞬間芸でしたが、可愛くて嬉しくて、今でもリビングに写真を飾ってあります!

 それから2、3年でトゥシューズを履く頃には、娘はすっかり自立して、カルチャースクールからバレエスタジオに練習場所も変わり、私は送り迎えだけをしましたが、ガラスの向こうからレッスンを見るのが大好きでした💓♥️。

 その頃、家をリフォームして、庭を部屋に変え、一階に娘の勉強部屋兼レッスン室(小さなスペースですが)を作り、一面を床から天井まで鏡にしてバーもつけました!(なかなか思い切ったでしょ(笑))

 娘は高校1年の終わりまで10年余りバレエを続けましたが、次にやりたいことを見つけて、別の世界へ飛び込んでいきました。

 それまで出演した発表会の写真が、額に入れて家中に飾ってあります。楽しかった日々を思い出すためと、その娘の姿からエネルギーをもらうためです!

 

 娘の最後の舞台は、バリエーションについては「眠れる森の美女」の「青い鳥」💙でした。パドゥドゥのお相手はプロのダンサーでした。

 娘がこの日まで、電車で40分以上かかる本部のセンターに何度も出かけ、最終電車で帰宅する日々を送っていました。学業と両立してがんばっていたので、かなりハードだったはずです💦。

 またバレリーナは、モデルよりも体を絞らなくてはなりません。減量した上で、超ハードな踊りをしなくてはならないので、不健康なダイエットは厳禁です。バレリーナは体力勝負なのです💦。

 指先まで神経を行き届かせ、背中の表情にまで気を配って、かつ、トゥで立たねばなりません。どう考えても、体力と芸術性の両方を極限まで使う、バレエは本当に人間技とは思えません😂。

 公演の2日前はきつい感じだった青い鳥🐦の衣装の後ろのファスナーが、連日のハードなレッスンのおかげで、前日には難なく締められたのには本当に驚きました!

 レッスンを見に行っていたもっと幼い頃でも、タオルが絞れるほどの汗をかき、トゥシューズを履いた足の指は変形してテーピングだらけでした💦。

 母親としては、娘の体にこんなに負担がかかっていることに涙💧が出ましたが、娘というバレリーナのファンとしては、よくやった😆🎶と感動でした❗

 当日の踊りも素晴らしく、瞬間芸だった5歳からパドゥドゥが踊れるまでになった10年間の娘の努力を思うと、涙が止まりませんでした😭。

 がんばっている娘の姿に励まされ、また好きだったバレエの世界に触れられて私の世界も広がり、充実した大切な時間を私は娘と過ごすことができたと思っています😄。

 娘が履いたバレエシューズもトゥシューズもレオタードも全てとってあります。とてもじゃないけど捨てられません(笑)😂。

 

7,日常に活かせるバレエの世界❇️ 

 バレエを習っていた娘は、大学の授業でヨガをした時、先生から重心がしっかりしていると褒められたそうです(笑)。

 当の娘は「ヨガのポーズは、バレエでトゥで立つことを思えば、バランスとるのは簡単!」と言っていました(笑)。

 私が思うに、バレエで培われるもののひとつに「バランス感覚」があると思います。身体のバランスが上手くとれると、「姿勢」が良くなります。

 バレエを習っている人は幼い子どもでも、見てすぐわかるほど姿勢がいいです。ただ立っているだけでも他の人と一見して違います。立ち姿まで美しいのです🌸。

 またもうひとつ、「極限まで身体を伸ばす」ということがあります。例えば上肢なら、手だけでなく、腕だけでもなく、腕の付け根から、肩甲骨の辺りから伸ばすんです。指の先まで。そんな動きはバレエ以外にあまり思い付きません。

 足なら、脚の付け根から、足の指の先まで、より高く、より遠くまで伸ばすわけです。その可動域が大きいほど、踊りはダイナミックで美しいものになります🌻。

 この2つは、日常生活に応用できるのではないでしょうか。首まで長く伸ばせるようになると肩凝りもましになるかもしれません。バレリーナはみんな首が長くてスレンダーですものね😃。

 私は娘が生まれてから、産後太りを元に戻すために美容体操を始めました。効果は定かではありませんが(大笑)、していなかったらもっとひどかったかもと思うことにして(大笑)、30年以上続けています!

 もっと効果が出たら本📕でも出せるんですが(笑)、「継続は力なり」と思ってこれからも続けていこうと思っています🙋。目標は10歳若く見えること❗(大大笑)

 

 今回は、自分のこと、自分の家族のことばかりお話したように思います。たまには、こういうテーマもお許しを🙋。

 

 次回のNo.39は、以前私のブログNo.16「私の読書は作家ローラー読み❗その3」で最近一番読み込んでいる松本清張の作品から、現在読書中の「砂漠の塩」について、書いてみようと思います。

 読み始めた時には、予想だにしなかった内容だったからです。まだ3分の1しか読んでいないのに、こんな気持ちになった自分に、実は自分自身が一番驚いています(笑)🙆。

 なので、タイトルは、No.39「松本清張って素晴らしい❗『砂漠の塩』を読む」です🙋。また、読んでくださいね❗😃 芹沢マリリンでした🎵