No.55 五輪とコロナワクチンに思うこと❗

 オリンピック組織委員会会長が橋本聖子氏になりましたね。もともと名前が早くから上がっている人ですから、やはりそうか…という感想です😒。

 代わりのオリンピック担当大臣は丸川氏にいつの間にか?決まり、開催地知事はもちろん小池氏。図らずも中心リーダーが3人とも、女性になりましたね。

 女性蔑視発言で森さんが会長辞任し、世界的に男女平等や多様性へのアナウンスが高まるなかで、ようやく世界並みに近づき始めた感はありますが、ひねくれている私は、別の感覚も拭えません😓。

 それは、前代未聞のしんどいオリンピック・パラリンピックを女性にばかり任せた…というイメージです💦。なぜなら、今年の五輪は依然として開催自体が危ういですから…。

 今回のブログの後の方でも述べていますが、感染者数こそ減っては来ていますが、医療現場や保健所の業務は、今でも逼迫しているところが多いし、頼みの綱のワクチンも本当に行き渡るか不明のままです💦。

 海外からの人の流入が大幅に増えれば、感染力の強い変異株の侵入を防ぐのは、普通に考えれば困難でしょう。更に、ワクチン争奪合戦もすでに始まっているそうです💦一瓶で6回取れる例の注射器の確保もまだ不明です。

 7月になってもワクチン接種が完遂しなかった場合、そんな日本に、海外から人を呼べるでしょうか。海外から人が安心して来てくれるでしょうか…?

 今までの常識が通用しない、今まで以上の対策が急務である、今回の五輪です。上手くいかなかった時に「やっぱり担当が(女性に)代わったからねぇ」などと、休憩時間にでも呟くような下らない政治家がいないことを祈りますが、失言があとを絶たない(昨日の竹下氏の発言とか)政治家の現状を考えると、なきにしもあらずだと思ってしまいます。

 だからこそ、やるにしてもやらないにしても、中心になってがんばる人を応援したいと思います!それが今の私の素直な気持ちです💐。

 

 それではまず、「新聞記事から時代を読む」を始めたいと思います🙋。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

2月17日

▲映画「春江水暖」家族の姿河面に映し

京都シネマの会員なので、来週観に行きます!杭州は行ったことがあります。

 私の第1作目「おばさんの海外旅行~あるあるエピソード集」の「死ぬか、殺すか?最高に恐ろしいタクシー」のくだりを書きました。あの不思議な大陸的風景を見られるのが楽しみです😃!

 

▲わきまえるという漢字 「弁える」もとは「辨」→分ける、「瓣」→調整する

⇒森氏は、意味をわかって使っているのだろうか?

 

🔵森会長後任 明日にも決定 五輪組織委非公開 選考過程なお「密室」

[候補者検討委員会がまとめた組織委員長に求められる資質]

■五輪、パラリンピック、スポーツへの深い造詣

ジェンダーイコーリティー(男女格差の是正)、ダイバーシティ(多様性)、インクルージョン(社会的包摂)など五輪憲章や東京大会の理念を実現し、将来にレガシー(遺産)として繋げる

■国際的活動の経験、国際的知名度、国際感覚

■東京大会の状況理解

■組織運営能力、調整力

⇒密室会議は、そのシチュエーションだけでも不快なイメージを与えるものです。が、男女同数(御手洗さんは別として)の検討委員のメンバーは明らかになったし、「五つの資質」が公表されたことも良かったと思います!

 あとは、議事録が完全公表されることを期待したいと思います❗(議事録改竄、議事録シュレッダー、議事録未公開などの、呆れた事件が多いので👀)

 

・小中高生の自殺 過去最多479人 女子高生2倍 コロナの影響か? 全員配布のタブレットストレスチェックや個人面談など、自殺対策にも活用すべき

⇒大賛成です!せっかくのタブレット端末、有効利用してください!なんとしても、

若者(児童生徒たち)の自殺をくい止める具体的方策を早急にうってください!

 1日も早く若者が将来を悲観して死ななくてもよい社会にしていくべきです!大人の責任として!

 

⭕🔵東京五輪「中止も含めて検討すべき」理由とは 英キングス・カレッジ・ロンドン教授(公衆衛生学)渋谷健司さんにインタビュー(ニュース番組で頻繁に見る科学者です) 「国内・海外開催の土台ない コロナの封じ込めに全力を」

→質問1,東京五輪開催の是非については?

◆国内の感染がしっかり抑え込めていない

◆国民全体へのワクチン接種の見通しも不透明

◆海外はパンデミックが続き、ワクチン接種も始まったばかり

◆世界から多くの人が来れば、日本は大きなリスクを抱えることになる

→質問2,五輪チケットは海外に約100万枚販売済み。観客は入国後隔離しないことになっているが、それについては?

◆ウイルスの持ち込みリスクが高まる

◆コロナ検査をしても隔離なしでは陽性者の入国を完全に防ぐことは不可能、論外に近い

→質問3,調整会議は隔離措置に代わる対策を講じるとしているが?

PCR検査を2、3日おきなど頻繁に行うとか、COCOAの登録が必要

◆数十万から100万近い海外からの渡航者の検査をやりきるのは困難、COCOAも機能していない

→質問4,IOCは無観客開催も検討しているが?

◆関係者10万人という数はけっして少なくない

◆選手、コーチだけでなく、報道関係者、ボランティアらに対し、十分な隔離期間を求めないなら運用は大変だ

→質問5,全豪テニスの状況から言えることは?

[テニス全豪オープンの状況~選手・関係者1200人が海外から豪州入り→チャーター機に感染者が出る→錦織圭選手含め72選手が2週間の完全隔離→市内のホテルで集団感染→会場の州がロックダウン]

◆コロナの封じ込めに成功している豪州でもこうした問題が起こっている

◆感染者が出て、途中から無観客にしている

◆単一種目で1000人入れただけでさまざまな問題が発生している

◆五輪を今年日本でやるのは至難の技であろう

→質問6,日本はコロナを抑え込めていないことも大きいか?

◆現状では安心して開催できる保証もなければ「信頼感」もない

◆今は国民の命や医療を守り、一刻も早く生活を安定させること

◆コロナの封じ込めに全力をあげるべきとき

⭕高齢者施設最多の1017件 厚労省集計 コロナ複数人感染 「感染予防の段階からゾーニングを助言するなどして支えなければ介護職は安心して働けない」

⭕国内感染者数 1306人

⭕感染恐れる毎日 クラスター発生 介護施設職員の苦悩 自宅待機の人的余裕なし 休日呼び出しも(家でお酒も飲まず、昨年2月から旅行も行っていない) 定期検査が必要

⭕ワクチン先行4万人 100病院今日から接種 高齢者へは4月から

⭕若者に必要な危機意識 他人に感染させるリスクは若者ほど高い一方、感染するリスクは高齢者ほど高い 感染拡大の要因か 医療逼迫の回避に

 

2月18日

▲華やか表彰式 毎日映画コンクール

🔵「提出は夫の遺志」森友ファイルで妻求める

🔵菅首相長男と総務省 特別扱いの疑い強まった

🔵会長候補橋本氏一本化 五輪組織委 意向確認へ

🔵五輪「安全・安心」具体策を 新会長開催指針決めて 「価値下げないで」ツィート 当事者が発信、大事 競泳女子デ2大会連続五輪に出場中の松本弥生選手へのインタビュー

⇒オリンピック選手が、この問題に発信するには本当に勇気が必要だっただろうと思います。ゆえに、より心を打つ内容に感動しました!

 企業やスポンサーから応援されている立場上、発信するのは大変だったでしょう。

 インタビューの最後の「発信にこだわるのはなぜですか?」の質問に対しての答の骨子は次のようです。

■アスリートはスポーツしかしていないと思われるのは心外である。

■アスリートと国民感情がずれていると思われるのも残念である。

■開催を目指すのであれば、安全を第1にどうやっていくのかを議論し、どのような状況なら開催できるのか、どこまでいったら中止や延期という決断をするのか、そのラインを決めるべきである。

 特に最後のご意見は、なるほどと納得する内容でした🙋。橋本聖子会長になる新しい五輪組織委員会が、まず議論し、表明してほしいのは「そこ」です!

 ……というか、そのための組織委員会だと思います。昔は森さんを師と崇めていたらしいですが、もう今は「別人格」だし、政府の立場も選手の立場もわかっているはずの人ですから、その手腕に期待したいと思います💦。

 ただし、森さんの会長辞任に関しては、忖度して何も言っていない人ですから。今後の活躍には期待しますが、女性だからオールOKという短絡的な理解ではありません。自民党を離党はされましたが、くれぐれも傀儡にはならないでほしいです。

 橋本さんは「安全第一の五輪」を目指すとおっしゃっています。ボランティアをキャンセルした方々への思いや、自身のセクハラへの謝罪もしっかり述べられていて、好感を持った人が多いと思います😃。

 火中の栗を拾わされた感が強いですが、厳しい判断をさまざまな場面で何度も迫られると思うので、他のメンバーの人たちは、しっかり協力してあげてほしいと思います(上から目線のようですみません)🌈。

 

⭕国内感染者数 1448人

⭕ワクチン先行接種開始 新型コロナ副反応2万人追跡

⭕島根 聖火リレー中止検討 コロナ対策 国と都批判 丸山達也知事

「現状では五輪開催に反対。聖火リレーにも県としては協力できない」

「都は感染拡大を招きやすく、保健所機能が一部停止している。世界中から多くの人を受け入れる五輪開催のリスクは非常に高い」

「政府の認識は危機的。都は(五輪)を開く資格がない」

⇒ここまではっきり主張している地方自治体の首長は初めてかもしれません。隣の鳥取県聖火リレーへの取組は現在凍結中らしいです。

 島根県PCR検査も数多く行っており、先手先手をうって、感染者を抑え込めています。それは物理的に人口が少ないからだけでなく、知事の構えの違いだと私は思います。

 

⭕新型コロナでカスハラ被害増 罵声など経験20% ドラッグ関連最多 マネージャー対応で

⇒今日のニュース番組でもやっていました。「カスハラなどで無理難題を言ったり、従業員や他の客に迷惑をかける客は『神様』ではない!」

 人権侵害には毅然と対処したらいいと思います。利害関係画あるので難しいでしょうけれど。

 私は宅配業者の方が、今年になって、ものすごく短時間に会話を終えようとしていることを感じていました。きっと理不尽な扱いをするカスタマーがいて、その対策だろうと思います。

 気の毒なので、きちんとマスクをして対応し、丁寧にお礼も言っています。通販などで本当にお世話になっているので🙆。

 

2月19日

▲シネマ通信 グー・シャオガン監督「春江水暖」

▲「鬼滅の刃」の作者 米誌タイム 世界で最も影響力がある「次世代の100人」に選ばれる

🔵戦争や平和一緒に考えよう 関西共同行動 沖縄の基地問題 憲法9条いかす

🔵五輪組織委員会会長に橋本氏 「共生社会、レガシーに」 担当相後任は丸川氏 外部識者なき「透明性」

[企業法務やスポーツ法に詳しい上杉昌隆弁護士]

→「非公開で進められた方法では、どんな選び方をしても密室人事であるとの批判が出てしまう」と指摘。

🔵主導権は小池氏に 「弟子」就任で森氏なお影響力残す

🔵「聖火リレー中止検討」反響330件 島根県 肯定的な意見7割

⭕後絶たぬコロナ差別 「許さない」発信粘り強く

⭕「アフリカで考えるワクチン格差」途上国支援、日本にもっと コロナ禍の危機、モラルの面でも 接種会場に募金箱も一案

 

 広島県は、8000人規模の無料のPCR検査を、19日から実施しているというニュースを見ました。ドライブスルー様式もあり、徒歩の人のための検査場所もありで、受けに来た県民は、一様に明るい表情をしているように思いました😄。

 県内の薬局で検査キットを先に手にいれることも、説明を詳しく受けることもでき、PCR検査が手軽なものになっていて、それが住民の安心感に繋がっているのでしょう😊。

 地方自治体の規模もあるでしょうが、いつでも検査を無料で受けられるということは、こんなにも人々に活力を与えるものなんですね!

 安心感が生まれれば、自然に必ず経済は回ります。その安心感は、自分が感染していないことがわかることと、自分が感染しないことが保証されることで手にいれることができます。

 つまりPCR検査とワクチンです❗1日も早くそんな日が訪れることを、私は心から期待しています❗ 

 

 五輪のことや、コロナのことを述べていると、時間もページ数も忘れてしまって、夢中に発信してしまうので、本来の自分のブログのテーマまでなかなか行き着けなくて、ここ2回が過ぎてしまっています😂。

 変化の多い日々だったので、その点は許して頂いて、次回も覗いてくださったら嬉しいです🙋。

 次回のNo.56は、「一年間やりきった❗ラジオ英会話📻」です(笑)❗ 芹沢マリリンでした🎵