No.61 最近、こんな映画観ました❗その3

 変異株による死亡者が出てしまいました。今注目は「変異株」と「ワクチン」かと思いますが、これら2つは相容れないものらしく、特に「変異株」への対処について、ニュースで詳しく報道され始めました。

 「変異株」は発見された国によっていろいろに命名されていますが、今日の新聞では「日本株(日本で変異した株)」があるかも……という記述があったように理解しました💦。

 「変異株」への対処は、従来株とは大きく異なります。まず、「変異株」とわかった時点で、即入院です。自宅やホテルでの療養という選択肢はありません❗

 次に「変異株」の場合は、1ヵ月間の入院と連続したPCR検査が必要なんだそうです。10日間という自主隔離が異状無しなら、検査無しで隔離終了という選択肢はありません❗

 更に、医療従事者は「変異株」の種類によって、防護服等を全て更衣しなければなりませゎ❗通常の患者とコロナの患者の違いと同様です!

 つまり、医療現場と医療従事者の負担が、かなり大きいということです✨。更に、感染力が強いとなれば、本当に大変です💦。 

 かつ、今のワクチンがもしも効きにくいということになれば、それこそ「打つ手がない」などとお手上げ状態になってしまいます✨。

 しかも、市中感染する以上、防げるものではありません💦。感染者の努力で防げる…というものではないのです✨。

 やっと感染者数が減ってきたと思えば、今度は「変異株」…。全くコロナウイルスの生命力には驚かされます✨。

 しかし、負けるわけにはいかないので、今では当たり前になってきた「新しい生活様式」を心がけ、なるべく外出や飲食に気をつけていきたいと思います。

 どうか、専門家の皆さん、医療研究者の皆さん、もう既に頑張っておられるでしょうが、ワクチンだけでなく、治療薬の方もお願いします🙇‍♀️⤵️。

 そして、政府は、そういう研究に潤沢な資金投入をしてください!コロナの治療薬の研究に、私たちの税金を使うことを嫌がる人はいないでしょうから…。

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 それではまず「新聞記事から時代を読む」を始めたいと思います。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

3月13日

●外交官も「不服従運動」 ミャンマー職場放棄10人超 「平和のために自分の権利を使い、ミャンマーの人々に寄り添う」

⭕●中国、影響力アピール 五輪出場者提供 ワクチン外交展開 「東京五輪が中止になれば北京五輪に影響が及ぶ。中国は東京五輪を不完全な形でもやってほしい。加えて『ウイグル問題をうるさく言わないで』との暗黙のメッセージ」とみる。

⇒たくましい中国の「ワクチン外交」を見る思いです。このコロナ禍まで、最終的には大きなプラスに持って行ってしまう、抜け目のない、計画的で迅速な国家戦略に驚きます。

 更に、このような「ワクチン外交」には負けはありません!感謝されるばかりです…。

 

特別給付金再支給へ 政府困窮子育て世代に

⭕国内感染者数 1271人

 

3月14日

🔵●4ヵ国首脳会談「クアッド」 中国、包囲網揺さぶり 経済連携 日本・米国・インド・オーストラリア

●⭕印でワクチン増産へ 日米豪印首脳会合 中国に対抗

⇒とにかく、日本もですが、全世界にまんべんなくワクチンが行き渡りますように! 

 

⭕国内感染者数 1320人

⭕「緊急事態延長を」57% 4都県発令 内閣支持36% 本社世論調査

⇒残念ながら効果があまり上がらなかった今回の首都圏緊急事態宣言…。延長しても効果は未知数ですが、どうにかしないと、この年度変わりの時期、危険ですよね😓。

 「打つ手がない」などと無責任なことを言っている政府関係者の人がいるらしいですが、打つ手はありますよ!

 ずっと前から多くの方々が言っているように、無料の検査を大々的にやって、無症状者を発掘し、早く手を打つことです。

 一時は感染者数が増えると思いますが、回り道のようで実は一番の近道だと私は思います❗ずっと前から言っています!

 また、ワクチンをとにかく早く広めることです!どちらも政府の対処が遅すぎたのが、現在の状態の元凶だと思いますが、日本人の国民性でここまで減ってきた今がチャンスと考えます❗

 地方自治体の中には、もうやっているところもあります。「打つ手がない」などと言っている場合ではありません🌠。

 

3月16日

▲米グラミー賞 最優秀楽曲「息ができない」BLM運動に呼応 主要4部門、女性が独占

ミャンマー死者100人超す クーデター後 一部地域に戒厳令

国軍止まらぬ抗議に焦り 「今は軍に路上で銃撃されることを恐れなければならない」と指摘 「国軍はあらゆる手段で人々を威嚇して恐怖に陥らせており、明らかな人権侵害だ」と非難し、「軍のと戦術の一部は制御不能に陥っているようにも見える」と話す。

⇒「国軍の制御不能」というのが恐ろし過ぎます。一向に解決の兆しが見えませんね💦。毎日死者が出て、いったいミャンマーはどこに行こうとしているんでしょうか…。

 国際的な支援でなんとかならないものでしょうか…。軍事政権を擁護する民意が、世界中でそんなに優勢のはずないと、私は思っているのですが…。

 

🔵首相訪米 来月8日 日米調整 大統領と9日会談

🔵故郷に戻る展望がない 原発事故 怒りは消えない 汚染水の海放出85%反対

🔵NTT、秋本前局長も接待 総務省、職員ら144人調査へ

🔵野党、総務省批判強める 東北新社違反「知らぬはずない」 参院予算委

⇒このくだり、どう考えても納得できません!どちらかが嘘をついているということですよね😥。

 

🔵「疑念招く会食ない」繰り返し 「大臣規範」逆手 首相ら曖昧答弁

⇒何度も言いますが、見返りのない接待はないんですってば!会食したんでしょ!

 「顔つなぎの目的は顔つなぎ」って、答弁が破綻してますよ🙅。

 

🔵国内感染者数 695人

🔵解除可否18日判断へ 政府、4都県緊急事態

・デジタル労働プラットフォーム10年で5倍 働き方過酷 (フリーランスとして働く上での障壁)

◆収入が少ない・安定しない→59%

◆他人とのネットワークを広げる機会が少ない→17、2%

◆仕事がなかなか見つからない→15、3%

◆負傷したり疾病になった時の保証がない→12、7%

◆就業時間や休日に関する規制がない→11、1%

◆契約条件があいまい→10、7%

◆社会的信用を得るのが難しく、フリーランスに対する偏見や誤解がある→10、7%

⇒アンケートを見て胸が苦しくなりました💧。同じように仕事をしていて、フリーランスには上のような悩みを持たざるを得ない現状が歴然とあることが悲しいですよね✨。

 

3月17日

エチオピアで虐殺報告 隣国介入 平和賞の首相放置か

🔵谷脇元審議官が辞職 NTT接待 停職3ヵ月処分

🔵柏崎刈羽侵入探知不能 規制委 核防護「最悪レベル」20年3月から

⇒ひどいですね💦。またですか😰。放射性物質をもしもテロとかに使われたらどうするんでしょうか!杜撰すぎます!

 再稼働どころか、根本的な安全対策が素人目に見てもなってないでしょう!想像力を働かせて、最悪の場合を考えて責任を果たしてください!

 

🔵首相低空飛行の半年 コロナ、接待、五輪、前途多難 (菅政権の半年間の主な動きと支持率)

■9月16日第99代首相に就任、組閣→64%

■11月12日新型コロナウイルスの新規感染者数が1653人。8月以降の過去最多更新→57%

■12月12日新型コロナの新規感染者数が全国で初の3000人超え→40%

■12月14日GO-TOトラベルを28日から全国一斉停止すると表明 

■1月7日首都圏4都県を対象に2月7日を期限に緊急事態宣言の再発令を決定。13日には7府県の追加を決定。

■1月8日全国の新規感染者数が7883人と過去最多を記録→33%(1月16日)

■2月2日栃木県を除く10都府県で緊急事態宣言の1ヵ月延長を決定

■2月3日「東北新社」による接待問題が発覚

■2月26日大阪など6府県で緊急事態宣言を2月末で先行解除を決定→38%(2月13日)

■3月3日NTTによる接待問題を発覚

■3月5日首都圏4都府県の緊急事態宣言を21日まで2週間延長することを決定→36%(3月13日)

・75歳以上15万人実車試験 22年対象違反は11類型 

「合格するまで受検」6割 警察庁アンケート公表 認知機能検査にタブレット導入

70代車自己2人死亡 東京・町田「駐車時踏み間違い」

⭕大阪時短要請継続へ 認知2日以降知事「全面解除困難」

⭕国内感染者数 一時は1133人 変異株に感染 国内初の死亡 神奈川の2男性

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 それでは、今回のテーマに移ります。最近、テレビ(CS)で観た映画は「ホテル・ムンバイ」という、実際に起こったテロ事件に基づいた映画です。

 私は、半年ほど前にこの映画のことを知って、DVDを探したんですがその時は見つからず、ネットフリックスのこともよくわからないので、ほとんど諦めていました。

 ところが、つい最近CSで近々放映されることを知り、楽しみにして日曜日夕方4時過ぎにテレビの前に陣取ったのでした🙋。

 

 「ホテル・ムンバイ」は、アンソニー・マラス監督のオーストラリア・アメリカ・インド合同の映画です。2018年に公開されました。

 この映画に、2008年にインドのムンバイで起こったイスラム過激派組織による同時多発テロの事実を基にして創られました。

 その日、駅やレストラン、病院、ホテルで10件以上のテロが同時に起こりました。なんと170人を超える死者を出した文字通りの悲劇でした。

 実際にテロの舞台の一つになったタージマハル・ホテルでの出来事を描いています。当時、ホテルには500人以上の宿泊客とホテルマンがいました。

 彼らは、自らが生きるために、ホテルマンとしてゲストを守るために、決死の闘いを展開するのです!

 

 ストーリーとかキャストについては、様々なサイトに出ているので、私なりの切り口で書いてみようと思います🙋。

1,出だしのシーンの恐ろしさ❗

2,シーク教徒にとってのターバンの意味❗

3,登場人物の印象❗

4,少年たちをテロに駆り立てたものは❗

5,姿なきテロの首謀者の卑劣❗

 

 それでは芹沢マリリン風「ホテル・ムンバイ」の切り口を紹介させていただきます🙋。

1,出だしのシーンの恐ろしさ❗

 テロ集団十数名が、ゴムボートで有名な聖地、バラナシの沐浴場(たぶんそうだと思いますが…)に海から到着するシーンから始まります。

 ヒンズー教徒にとっては、一生に一度は沐浴し、穢れを落として神のご加護を得る、大変重要な場所のはずです。

 敢えて他の港や入江ではなくヒンズーの聖地を上陸地点に選んだとするなら、なにやら意味ありげに思えます👽。

 彼らの指導者はパキスタンにいるらしいので、パキスタンから海路、インドのバラナシまで来たのでしょうか…。

 彼らは、最も年長らしき男性でも20代前半、ほとんどが瞳のパッチリした小柄な少年たちでした💦。その後、何が起こるかわかっている私にとって、そのことにまず胸が詰まりました😥。

 おそらく自爆テロのようなものを起こすのが、まだ若い、純粋な澄んだ瞳を持った少年たちだったのです😰。彼らを操り、無差別殺人へと駆り立てた、罪深き大人が背後にいるはずです💧。

 

 彼らは人でごった返す駅へ、レストランへ、病院へと小グループに分かれて向かい、隠すこともなく自動小銃を組み立てて無差別殺戮を行います。

 捕まることを恐れていないので、彼らは隠れません。マスクもしていなかったように思います。撃つ人も選びません。そこにいる人、子どもも老人も関係なく、次々と殺していきます😨。

 たった一度だけ、躊躇した上で撃たなかった場面がありましたが、それはあとで「3,登場人物の印象」の部分で述べたいと思います。

 

 いよいよこの映画の中心舞台になるタージマハルホテルにテロ集団が入り込みます。それも、他のメンバーが起こしたテロから逃げてきた群衆に紛れ込み、まんまと、やすやすとホテルに入り込みます👽。

 もしも普通の状態であれば、ドレスコードで引っ掛かり、ベルマンから注意されて入れないはずです。

 しかし、非常時においてタージマハルホテルの支配人は人道的でした。テロから逃げてきた群衆を追い返すことなく、「さぁ急いで入ってください!」と救おうとするのです。

 結果的にはテロ集団の侵入を許してしまうのですが、その場面一つとっても、このホテルの5つ星のホスピタリティとスタッフのレベルの高さを思って胸が熱くなりました😂。

 

 そのホテルのロビーで、テロ集団は全く身を隠すこともなく、堂々と機関銃を組み立てます。あまりにも普通の何気ない動作のため、周りの人々はその異常さにさえ気づかないほどです😱。

 その時のテロ集団の表情は、まさしく「無」です!機械的なその動きはロボットのようです。こうして若者と少年たちは、文字通り殺人マシーンに変身していきます…✨。

 しかし私は、そのあまりに無表情な彼らに、テロリストやサイコパスの無慈悲な残虐さではなく、極度の緊張と興奮と心拍の激しさを感じてしまうのです😰。

 そこには、後悔しつつも、もはや流されていくしかない自分たちの運命を、直視することを避けているようにさえ見えてきてしまうのです😢。

 なぜなら、彼らは首謀者ではなく、操られている末端に過ぎず、またあまりにも若いからです。若い彼らは、母親ほどの年齢の女性が胸元に隠したメモを取り上げることすらできないほど、まだ子どもだったのです!

 それを思うと、自らは少しも手を汚すことなく彼らに命令し、彼らを操り、彼らを死へといざなう、おそらくは彼らの父親より年上の首謀者の卑劣を感じ、憤りを隠せません!

 

2,シーク教徒にとってのターバンの意味❗

 重要なキャストのホテルマンのアルジェンは敬虔なシーク教徒で、頭に黒いターバンを巻いています。

 私は、インド人のイメージはターバンでした。もちろん現在のインド人の男性がみんなターバンを巻いていると思っていたわけではありません。

 インドにはヒンズー教徒もいればイスラム教徒もシーク教徒もジャイナ教徒もキリスト教徒もいるし、その他様々な宗教の信者が混在しています。

 その中で、シーク教徒のターバンの意味を初めて知りました。アルジェンは出勤前にとても丁寧にターバンを巻きます。時間がなくても手を抜きません。

 ピンを使って形良くきっちり留めたあと、最後に顔の中心のラインを、専用のスティックを使って整える場面が描かれます❇️。

 この人たちにとって、ターバンがいかに大切な物であるかが理解できました。

 ところが、映画の中で西洋人の高齢の婦人が、アルジェンのターバンが怖いから取らせてほしいと上司に訴える場面があります💥。

 アルジェンは、その時、実に丁寧にその婦人に説明するのです。自分の宗教にとってターバンがいかに神聖で大切な物であるかを心を込めて説明します💐。

 更に彼はこう続けます。大切な物であるため、家以外でターバンを取ったことはないけれど、この特異な状況において、あなたを怖がらせるなら取りましょう…と🌷。

 婦人はよく理解して、「取らなくていい。知らないために無理を言って悪かった。」と、彼の手を握るのです。感動的な場面です!

 その後、避難の途中でケガをして出血している人のために、ターバンを取り、その人の傷口を縛ります。「神よ、お許しください。」という言葉とともに…❇️。

 

 このエピソードは、映画の中のテーマにも関わってくることだと思います。宗教と人間の行動の関係を考える場面が、あちらこちらに出てくるのです❇️。

 前述した、テロ集団の少年が女性の体に触れられない場面、豚肉が入っていると嘘をつかれた少年がサンドイッチを吐き出す場面、そして、コーランを唱える女性をどうしても撃ち殺せない場面など…❇️。

 どうして若い少年たちがテロ集団になってしまったのか…。それについては、「4、少年たちをテロに駆り立てたものは❗」で述べたいと思います🙋。

 

 昨日の東京の感染者数が400人を超したというニュースを今朝放送していました。困りましたね😥。出口が見えません。

 具体的対策がなければ解決の出口が見えないのは当たり前ですが…。今日の夕方、緊張事態宣言解除の正式な発表があるはずですよね。

 「延長しても効果がないから、解除する」って、どうかと思いますが…😰。

 次回も「最近、こんな映画観ました❗その4」をお送りします。「ホテル・ムンバイ」の「3,登場人物の印象❗」からです🙋。 芹沢マリリンでした🎵