No.90 小豆島2泊3日のアートな旅行⛴️
昨年末、海外旅行に行って来ました❗ただし瀬戸内海の島です(笑)❗4回もフェリーに乗ってクルーズも楽しめました😆。負け惜しみではありません(笑)。本当に楽しかったので、ブログに書くことにしました(笑)⭐
私にとっては2度目の小豆島です😆🎵🎵。大昔、小学生の頃、家族で来たことがあります。でも半世紀前なのでほとんど覚えていません💦。
また、最近瀬戸内クルーズは注目されているようなのでだいぶ変わっているはず!かなりオシャレな映えスポットもあって楽しみにしていました❗すぐ行ける海外‼️お薦めです(笑)😁。
コースとエピソードを紹介させていただきます😃。
1、一日目、車で直島。アート三昧❗⭐⭐⭐
雲ひとつない快晴☀️。びっくりするほどの暖かさでした❗時々コートを脱ぐくらいの!雪を楽しむのでなければ、冬の旅行は晴れに限ります!
1週間後は極寒になったので、かなりラッキーでした❗日頃の行動がよろしい私たち故でしょうか(笑)😁。
アートなJR宇野駅前(ネットでぐぐってみてください。もうここからアートです!)の宇野港から約20分で「直島」宮浦港に到着します。
綺麗なフェリーであっという間です。船旅なので旅情を掻き立てられます(笑)😆。
直島に着いて、オシャレなカフェを探しましたが、閉まっているお店が多くて残念😓。予約した時間もあるので、直島で一番の目的地「地中美術館」へ急ぎます。
美しい海岸線を見ながら、意外にも山道を20分ほど走ると、瀟洒なコンクリート打ちっぱなしの美術館に到着します。
2、予想以上の「地中美術館」⭐⭐⭐
「地中美術館」は前日までの予約が必要で、混雑しないよう入場人数の制限もありますからお気をつけください。
まず、最新の受付を少し離れた所にあるインフォメーションで行います。時間が早くて空きがあったので、予約よりひとつ前のグループと入場することができ時間を有効に使えました❗
駐車場にレンタカーが置いてあり、予想通り草間彌生デザインの真っ赤なカボチャ風水玉模様でした(私が企画してもそうします(笑))!直島に来たんだなぁ・・と実感❗
まぁまぁな高額の(2100円)入館料でしたが、アート好きの私たちにとっては、内容が素晴らしくて、結果惜しくない金額でした。直島でここは外せませんね😃。
建物🏛️は先ほど述べたようにコンクリート打ちっぱなしの直線的なアート空間ですが、冷たさはなく流石・・という感じです❗
高いコンクリートの壁でスパッと切り取られた真っ青な空の写真を撮りましたが、その構成、色彩が素晴らしいのは、私のテクではなく、その空間のアートさ加減の故でしょう😉。
まずトイレに行ってびっくり🚽!もちろんトイレもシンプルでオシャレなアート作品なのですが、水を流すレバーがなかなか見つからない!
やっと見つかったそのレバーは予想の20倍の大きさで、大きいがゆえに見つからなかった訳です(笑)!その形状もアートの一つだと思うので、行かれた方は楽しみにしていてください(笑)👩。
館内のカフェでまたまたオシャレなランチを頂きました!全席オーシャンビューで前庭の席もありましたが、天気が良すぎて日焼けしそうなので室内の席へ。
ハンバーガーとミネストローネスープとデザートという軽食でしたが、パンがものすごく軟らかくて、思わず顔を見合わせたほどです。レストランはここだけですが是非どうぞ😆。
いよいよ見学開始!どのブースも素敵でしたが、特に印象的だった2ヶ所を紹介します。
一つは、「絵だと思ったら部屋」というアートです❗一見単色の絵にしか見えません。ところがそこには入ることができて、それも予想以上の奥行きでビックリ❗意外性に驚きます。不思議な感覚になります!
もう一つは、「GANTZ?登場」❗作品名は「タイム タイムレス ノー・タイム」という巨大空間を使ったアートです❗なぜ、私が最初に「GANTZ登場」と言ったか、その場に行った人なら必ずわかるはず❗お楽しみに😃。(アーティストには怒られるかも(笑))
とにかく、ここには絶対行ってください。そして、謎めいた時間を(ランチを含めて3時間)味わって欲しいなぁと思います🏆。
3、山を越える美しい瀬戸内の景色⭐⭐⭐
最大の目的を果たして、私たちは一路「家プロジェクトエリア」へと車を走らせました。山越えの細い道もありましたが、どこでも瀬戸内海の美しい景色が見え、とても快適なドライブとなりました❗
4、ゆったりと街歩き⭐⭐⭐
「家プロジェクトエリア」では、レトロな昭和感漂う町並みもありましたが、やはりそこは直島!オシャレな役場、オシャレな小学校と中学校と幼稚園と図書館があり、アートで街起こしが徹底してるのか、観光で潤ってるのか、自分の住んでいる町の施設との違いを思い知らされました💦。
港の辺りに車を駐車するスペースがあるのですが、その隣に「bubbleな駐輪場」があるのをお見のがしなく❗なぜ「bubble」かというと、駐輪場の屋根がどうみても泡❗カエルの卵か、石鹸の泡か、とにかく周りの景色から浮きまくっているのに、なぜか直島だからさもありなん・・と妙に納得してしまうのです(笑)❗
カフェ「KONICHIWA(Nが一個足りない?)」でパフェとココアを頂きました!外観はアートなカフェテラスですが、中は全くの民家・・という感じで、女性が一人で切り盛りされていて大変そうでした💦
しかしながら、置いている雑誌は素敵なアート専門誌でパフェもココアもすっごく美味しかったです❗スイカメットの出川哲朗さんも立ち寄られたみたいで、ステッカーが貼ってありました❗
他にもアメリカンなバーガー屋さんもあり、曜日と時間によっては、たくさんオシャレなレストランやカフェが開いていそうです🎵。
5、悠長な構えの観光センター⭐⭐⭐
草間彌生デザインの黄色いカボチャ🎃のオブジェが台風で流されて、半壊状態になってしまっているのをご存じですか?
私は赤と黄色の両方のオブジェを見たかったので、とても残念に思っていました💦。私と同じように、草間彌生のエネルギー溢れるデザインやオブジェに興味のある人も大勢いるはずです!
観光センターが街歩き中に見つかったので、係の人にどうなっているのか聞いてみました。「あの黄色いカボチャのオブジェは、今どんな状態なのか?」「いつ頃再建されて再び見られるようになるのか?」と。
ところが、観光センターの責任者らしき人に聞いたのに、全く要領を得ません💦。私のごく当たり前のよくある質問(・・のはずですよね)なのに、全くわからないということでした💧💧。
けっして感じの悪い人ではなく、寧ろ大変親切な方でしたが、残念なリアクションでした。もし私なら、アートの街「直島」の観光にとって、黄色カボチャの再建は最重要課題と捉えます!
観光客からもサブスクか寄付を募って、即刻再建に着手するでしょう。その前に、黄色カボチャの現状を写真に撮って、でかでかと張り出し危機を訴えます!
その後、再建の様子をサブスクや寄付をしてくれた人と街の人たちやメディアにSNSで発信し、観光センターはもちろんのこと港や観光スポットに、その進捗状況を随時掲示します!
そして再建された暁には、再建祝いのイベントを企画します!そうやって、直島への集客を図りたいと思いますが、いかが?
6、もうひとつの真っ赤なカボチャ⭐⭐⭐
草間彌生デザインのカボチャには、もう一つ真っ赤なのが「海の駅なおしま」公園に設置されていて、こちらは黄色カボチャより平たいからか無事です!
こちらは中に入れるので、遊んでいる子どもたちが出るのを待っていたら、予定よりひとつ前のフェリーにギリギリ間に合うという連絡が入り急いで車へ。
もっと赤カボチャを鑑賞したかったけれど、船から名残を惜しみながら赤カボチャに手を振り、直島をあとにするのでした。
7、再度岡山本土へ⭐⭐⭐
私たちは誤解していました!直島からその日に宿泊するホテルのある小豆島へは、簡単にフェリーで行けると思っていたのです!
ところが、島から島へはフェリーでは簡単にいけないことが直島に着く直前に発覚💦!直島観光を終えた私たちは、まず本州にフェリーで引き返し、車で20分ほど走って新岡山港まで行き、そこから小豆島行きフェリーにまた乗る・・というコースを辿りました!
瀬戸内海は、思ったより広いと実感❗(ただし、フェリーでなければ島から島へ行く方法はあります。)
新岡山港へ無事到着!すぐに小豆島行きフェリーに乗って、綺麗な夕日を見ながら1時間10分の船旅。またまた綺麗な船で、大きなコンビナートの夜景🌉を見ながら、なかなか素敵な3回目の船旅を楽しむのでした(笑)😁。
8、小豆島到着!一路ホテルへ⭐⭐⭐
夜になって小豆島土庄港到着!どこか故郷の街に似た、でも直島よりは都会の小豆島の町並みを感じながら一路ホテルへ。
連泊するホテルは島の東部の半島にある「ベイリゾートホテル小豆島」。新しくはないけれど、とても感じのいい快適なホテルでした❗
食事はバイキングでしたが、牛肉や鮑のステーキをブラスしてとてもゴージャス❗オリーブオイルフォンデやアイスクリームも多数あり、大満足❗
目の前で握ってくれるお寿司や鰤しゃぶしゃぶ、ひしお丼、またあら汁の美味しいこと❗思わずおかわりしました❗朝食も充実していて、目の前で好きな具を選んで握ってもらったお握りは絶品でした❗
更に飲み放題のビールサーバーにびっくり❗どんな仕掛けなのか、ジョッキ🍺の底からシュワッっとビールが注がれるのです!こんなの見たことない!
感染対策もきちんとされていて、従業員の方のサービスも良くて本当に素晴らしいホテルでした❗
また大浴場も広くて清潔で、大変良かったです❗シャンプーリンスが少量ずつ自分でバイキング形式で選べるのが良かったです❗これは未経験でした!
サウナも清潔で、露天風呂も広くて素敵❗ドライヤーも数が多くてアメニティも充実❗何よりどこもかも掃除が行き届いていて清潔なのが、時節柄大変嬉しいことでした❗
今回の旅行が心底楽しかったのは、2泊したこのホテルのホスピタリティーの素晴らしさにおうところが大きいです❗何より従業員の方々が全員感じ良かったのが嬉しかったです❗
ホテル業界も2年間のコロナ禍で大変な打撃を被ったはずです。このホテルも同様でしょう。コロナが収束すれば、この素敵なホテルは、すぐに損失を取り戻せるのではないかと思っています🎵。
本当に応援したい気持ちでいっぱいになった、2泊のホテルライフでした🎵。
9、2日目 二十四の瞳映画村、岬の分教場⭐⭐⭐
私のリクエストで、2日目の最初は「二十四の瞳映画村」訪問でした。ベタですが、小学生の頃に来た時のかすかな記憶が残る場所です。
映画村の中に映画館があり、当然のことながら、「二十四の瞳」をリバースで放映していました!この映画はビデオやテレビで見たことがあり、原作も読んだことがありますが、改めて映画を観ると、その奧深さに思わず長時間観てしまいました!
単なる女性教師とその生徒たちの話ではなく、その背景には、昭和時代の古い社会の価値観や、なにもかも蹴散らして迫りくる戦争の悲惨さが、静かにしかし確実に描かれています。
木造の軋む床や、緑色ではない本当の黒板、木の窓枠、海に面した狭い校庭(グラウンドではない)・・本物の岬の分教場も含めて、遠くになってしまった昭和の雰囲気を、心ゆくまて味わうことができました😂。
ただ、自分も長年教師をやってきたので、一画に展示されている教師たちの寄せ書きの「圧」にやられる💦・・というおまけがつきました(笑)😅。
10、オリーブ園で♥️形の葉っぱ探し⭐⭐⭐
瀬戸内海を一望する高台に「小豆島オリーブ園」があります。広大な丘陵に、映えスポットが多数❗ディズニー的なオブジェがあちこちにあって楽しいのです😃🎵。
オリーブ色の郵便ポストや、巨大なBOOK型オブジェ(たぶんアリスにしたいのでは?)、カップルにぴったりのベンチなど、あちこちに点在しているので見逃さないように!☺️
一番人気は魔女の宅急便のキキになれるほうきが無料で貸し出されていることです!飛び上がって写真を撮る・・という映えグッズです!
年配の夫婦らしき人が、使い方を知ってか知らずか、ほうきを下げて歩いているのが微笑ましかったです😊。
エキストラバージンオリーブオイルかけ放題のイタリアンレストランもあります!オリーブに関する博物館もあって、ちょっと勉強になりました(笑)!
中でも面白かったのが、手作りオリーブ栞のコーナーです❗オリーブの葉っぱをシートに挟んでプレスするものですが、160円と安価な上に、出来映えはなかなかオシャレで記念になります❗
私たちは見本にあった、ハート♥️形の葉っぱを探すのに必死!お尻の形までは行くのですが、なかなか♥️まではいかず、お尻栞でOKとしたのでした(笑)🎶。
11、ランチは讃岐うどんで⭐⭐⭐
小豆島は香川県!香川県はうどん県・・ということで、美味しい讃岐うどんを食べに行きました!
半熟卵と桜海老の掻き揚げとともに、こしのある讃岐うどんを掻き込めば、小豆島はお醤油も美味しいので出汁の旨さも格別❗
大満足で、2日目のメインイベント「妖怪美術館」へといそいそ出かけて行くのでした・・✨🌠🌌🌌🌌
12、「妖怪美術館」は絶対はずせない❗⭐⭐⭐
メインイベントにふさわしく。なんてmysteriousでamazingな美術館だったことか‼️‼️
皆さん、小豆島に来たら、ここは絶対行ってください❗人生観変わるほど(これはちょっと言い過ぎ)面白いですから・・😱
チケットはネット申込(当日OK)で2500円となかなかのお値段ですが、惜しくない!迷わず行ってください❗
設備はハイテクで、無料の音声ガイドをスマホにダウンロードしてイヤホンで楽しみながら、五ヶ所に点在した古民家の美術館を巡るのです!(スマホがなくてもイヤホンがなくても無料で貸してくれます)
このオーディオガイドが本当に素晴らしい❗木村多江さんばりのしっとりしたプロの声で、おどろおどろしさはいや増しに・・😰
更にコンセプトが素晴らしい❗「妖怪はどこにいるのか・・それは、あなたの心の中に・・」的な、ありがちだけどぐっとくるテーマで構成されているのです😨。
大小様々の妖怪のオブジェはもちろんのこと、建物そのものの設えが、もはや異世界への扉・・😫。そこに貼り付けられたお札が凄い❗
「滅茶爽快」「心身軽量」「過失精算」「邪思消滅」
なんて素晴らしい❗売っているけど千円するので、家で書こうと思ったくらい、イケてるでしょう⁉️
また、新・妖怪製造装置と称する、「チョーケシ」という名の絵馬があり、なかったことにしたい過去を書いて、文字通りチョーケシにできるのです❗もちろんしっかりぎっしり書きましたよ😆。
実に面白くて怖くてスッキリする、是非ともたくさんの人に行って欲しいスポットです❗(もっと有名になってもいいのに・・)
13、井上誠耕園で念願のオイルをゲット❗⭐⭐⭐
小豆島に行ったら絶対買いたかったものがコレ!保湿用のオリーブオイルです❗テレビでも宣伝してて有名です!・・が、ここに来るか、通販でなければ手に入りません。
とりあえず一番人気のを2本買い、良ければ通販しようと申込書をもらってきました!
数年前、オーストラリアに行った時に買ったホホバオイルがものすごく良くて、それからオイルを顔に塗るようになり乾燥がなくなりました❗
お肌に保湿がいかに必要かを身を持って知ったわけです!保湿オイルは日本にも様々あり、いろいろ試してみましたが、やっぱりオリーブオイルが私には一番合うようで、今回求めるのを楽しみにしていました❗
井上誠耕園のオリーブオイルは、使い心地はさっぱりしっとりで、ベタベタ感は全くなく、とても気持ちいいですよ😊。
14、3日目 ひしおの郷の牡蠣醤油は絶品⭐⭐⭐
とうとう最終日。小豆島と言えばやっぱりお醤油も外せません。「ひしおの郷」という醤油蔵へ行き、お醤油作りを博物館で勉強しました!
「マルキン醤油記念館」は入館料は忘れるぐらい安いのに、入館した途端、結構な大きさのレトロラベルの瓶入りお醤油を頂きました❗
広々とした蔵に展示物も豊富で、体験コーナーまであります。思わず「もやしもん」の漫画を思い出しました(笑)😄。
物産館のすごく綺麗なトイレにお世話になり、牡蠣醤油と刺身醤油を買いました!刺身醤油はまだ食べてないのですが、牡蠣醤油はびっくりするほど美味しくて絶品です❗辛くなくて旨味が強くて、何にでもかけてしまいます(笑)😄。
更に醤油ソフトを立ち食いしたのですが、しっかりお醤油の風味がして美味しかったです😆🎵。冬でも絶対食べてください😆。
15、寒霞渓からの絶景⭐⭐⭐
小学生の頃に行った思い出は忘れてしまいましたが、駐車場や公園や各種施設がキレイに整備されているのはわかりました。
「かわらけ投げ」をしましたが、小さな的に当たるはずもなく、あらぬ方向に飛んでいきました。こういう絶景の所には「かわらけ投げ」がよくあるもんですね(笑)。
人は、危険を感じながらも、何かしら遠くへ投げてみたいのでしょう(笑)。ただし、「ここから左側で投げてはダメ」の標識が立っていたので、危ないことがあったのでしょうか💦?
16、ランチは海辺のオシャレなカフェ⭐⭐⭐
小豆島最後の食事をSEASIONという海辺のオシャレなカフェで食べました。ガイドブックに載っていないので、まだ新しいのでしょう。
何か元は大きな倉庫らしき建物だったようで、空間が広くて窓が大きくて気持ちのいい空間でした🎵。従業員は若者が3人。海に関する置物があちこちに置いてあって、夏は特に賑わうだろうなぁと想像できます。
スープカレーとビーガンプレートがオシャレな器にオシャレに盛られていて、今風な感じでした😊。
そろそろ本州に渡るフェリーの港に向かわなくてはならなくなったのですが、名残惜しくて、もう一ヶ所、畑の中の「オリーブのリーゼント」というオブジェを見に行きました!
突然畑の中にオブジェが現れるのですが、今回の「アートを感じる旅」にふさわしいイメージでした😆。(小豆島じゃなかったら違和感満載だろうなぁ(笑))
17、希望の鐘は思ったより大きい音がする⭐⭐⭐
今度は小豆島福田港から兵庫県姫路港まで2時間半の、今回で最長の船旅をして本州に戻ることにしました。オリーブLINEという船です。
「オリーブのリーゼント」にさよならを告げ、一路福田港へと向かいました。その途中、またまた凄いスポットを偶然発見したのです❗
車を停めて一休みしようと道端のスペースに入ると「希望の道」という記念碑のようなものがありました。そこにはなんと「小豆島最後の絶景穴場」などと書いてあるではありませんか❗
また、「90mの砂州あり。」「渡れた人はラッキー」「行きはよいよい帰りはつらい」と、少し離れた島というか岩山に道ができることがあるらしいのです❗
ただし、「12月13日、潮位高く道はできません。満潮も美しい。」と今日付けのマジック字の張り紙あり!
近くの人が書いてくれたのか、手作り感満載の素人っぽい標識(気をつけろ!こっちに行くと落ちる!とか)がいっぱい立った、本当に穴場だったのです❗
当然私たちはそこから10分以上かけて磯辺まで降りました。満潮で道は海に途切れていましたが、まるで今回行けなかったエンゼルロードの小型版のようで、しばし海を楽しむことができたのでした❗
またすぐ近くには明石海峡大橋と大鳴門橋が一度に眺められる展望台もあり、お薦めです❗二つの大橋は車では高速道路を1時間走らないと行けないのに、ここからは角度の関係で、二つ同時に一望できるのです!すごくないですか⁉️
瀬戸内海に直接触れられた感ありで、ガイドブックに載ってなくて、いい場所を見つけて記念になりました🎵。
その後、船の時間にはまだ間があったので、港の近くの福田八幡神社へ行きました。小豆島で見る最後のオブジェがあるからです。
タイトルは忘れましたが、巨大な2枚のテントを重ねたような不思議な形状のオブジェです。小豆島には神社の境内にもオブジェがあり、やっぱりアートの島だ・・と妙に納得して港へ。
18、オリーブ号で本州へ⭐⭐⭐
4度目のフェリー乗船。キレイなオリーブLINEの客席には、小豆島のゆるキャラ「オリーブしまちゃん」が座っていました!
2時間半の船旅で少し寝て体力回復。旅の終わりはいつも泣きたいほど寂しいものです💧。
4回フェリーに乗りましたが、どの船も綺麗で快適!
ドライバーも休めるから船旅はいいかもと思います。
終わりに
やっぱり旅行はいい❗旅行は、非日常はいいです❗こういう時間は人間には絶対必要です❗物より思い出😄。
一生記憶に残る、本当に楽しい時間を過ごせました❗今回の旅は私の家族にとって、最高に大きな意味のあるものだったので、楽しい時間を過ごせて本当に良かったです❗行って良かった❗小豆島・直島旅行大成功‼️
おまけですが、今回の旅行で2日目の夜に久しぶりにオセロをしました。私は今まで記憶にあるかぎり、オセロで勝ったことがありませんでした💦。
それがどうしたものか、オセロ大好き人間に変身してしまったのです❗早速オセロゲームをゲットし、対戦相手を探す日々です(笑)😆。凝り性なんで。
さて、次はどこへ行きましょう!コロナが収束したら、是非是非海外へ飛び出したいと、切に思う今日この頃です☺️。芹沢マリリンでした🎵
No.89「嵐」とともに過ごした12年❗
はじめに
2022年が始まって最初のブログです🙋。何かと年末は忙しく、バタバタと動き回っておりました。年が明けてやっと、様々なことに区切りがついて、スマホ📱に向かえるようになりました。
皆様、よいお年をお迎えのことと思います😃。今年こそ、コロナ禍が収まって欲しいですよね😅。私個人としては、大好きな海外旅行✈️👜に、もう3年も行けてないので、今年こそはと思ってはいますが、なかなかに厳しい状況です😓。
とは言っても、この2年間のコロナ禍で、生活が激変した方々もおられる中で、悠長なことは言っては不謹慎ではありますが・・。
それでも密かに、今より若くて元気なうちに身体の自由が今より効くうちに、たとえ散財しても行っておいて良かったと思ったりもしています😂。
何しろ、今回89回を迎えるブログの第一回が、「海外旅行が解禁されたら、関空で✈️涙する人が多いはず💧」という内容でしたから(笑)。
🛫🛩️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️🛬
話しは変わって、新年初めてのブログは「嵐」です😆🎵🎵。私にとっては少しも意外ではありませんが、読者の方にはどうでしょう?
「嵐」は、皆様もご存知のように、只今活動休止中であります(解散ではありません❗ここ大事ですから、お間違えなく‼️)。
彼らは十代の頃から20年以上活動していますが、私は2009年の「believe」以来の第ファンです😆🎵🎵。もちろんファンクラブにも入っています😃
ただ「嵐」に詳しい人は星の数ほどいるし、私以上の熱烈ファンも山ほどいますから、「嵐」のことを語りたいわけではありません。
私にとっての「嵐」の存在について語りたいと思っています。私にとって、彼らの存在は、今までブログに書いてきた様々な内容と同様、原稿用紙数十枚のレポートになる✏️重要事項だということです🙋。
1、「嵐」との出会い⭐⭐⭐⭐⭐
偶然TVで観た「believe」の歌唱からそれは始まりました❗まずは、その歌の内容と構成に驚き😲‼️
「嵐」の曲は、多くが応援songです。しかし、ただの応援songではないその曲の流れにビックリしました❗shoutあり、ささやきあり、ラップあり、聴いている者を決して飽きさせないのです🎵
そして彼らのダンスの切れの良さ❗まだ20代の若さと一生懸命さがダイレクトに伝わって来て、観ている私にまで元気が浸透していく・・そんな感じでした😆。
『「嵐」を見たら元気になれる❗』・・その第一印象が今も続いています❇️。
もうひとつ、私に強烈な印象を残したのが、その時に見た5人のmemberの個性です🎶。一人一人が全て違う。その違いが全く邪魔をしていない!寧ろ彼らのパフォーマンスに広さと深みをもたらしている。それこそが彼らの強み❗・・ということです😃。
更に、誰もが誤差なく捉えているのが「彼らの仲の良さ」です😆🎵🎵。心地よいほどに、仲がいい!きっと本当にそうなんだろうと誰もが疑わないのではないでしょうか😁。
だから、観ていて安心できます。危うさにドキドキしなくていい💦。仲のいい若者たちを見ると癒されます😂❗こっちまで心がほんわりするのです😊。
彼らの魅力は限りなく有りますが、私はこの2つを大きく挙げたいと思います🙋。(それにしても、彼らを見つけ、彼らを引き合わせ、十代でデビューさせた、ジャニーさんの先見の明には敬服してしまいます😭)
2、「嵐」とともに出勤⭐⭐⭐⭐⭐
「嵐」と出逢ってから、私の出勤時の車で流れているのは、ずっと「嵐」の曲です😆🎵🎵。これは今も変わりません。たぶんこれからも☺️。
人間、生きていればいろいろなことがあります。時には元気の出ない時もあります。出勤したくないときもあるでしょう。
それでも、たいがいの場合は仕事を休むわけにはいかないのが現実です。そんな時、車のエンジンをかけた瞬間に流れて来る「嵐」の歌声に、幾度となく励まされました❗😂。
調子のいい時は一緒に歌い、職場に着く頃にはリフレッシュ出来て、新しい1日を過ごす気合いが入っている・・そんなポジティブマシーンが「嵐」の曲でした🎵
3、学級通信のタイトル⭐⭐⭐⭐⭐
私は中学校の教師だったので(定年退職後、現在も講師として働いています)、学級担任を三十数回持ちました。その度に学級通信を書くのですが、そのタイトルを、「嵐」のファンになってからは彼らの楽曲名にしていました(笑)🎶。
「believe」はもちろんのこと、「lotus」「 wild at heart」などの曲名や、歌詞から「up to you」も使いました❗
その中で最も印象に残っているのは、中学3年を担任したときの「果てない空」です❗これは二宮和也さんのドラマ「フリーター家を買う」の主題歌です。
逆境から立ち直っていく青年を好演していて、とても素敵なドラマでした(そういえば、最近この手の印象的なドラマ、少なくないですか?)。
義務教育を終えて社会に巣だっていく中3生への思いを込めてそれにしていました。カッコいいダンスはありませんが、改めて聴いても、とてもいい歌です。
4、「嵐」のLIVEの映画観ました❗⭐⭐⭐⭐⭐
昨年、最後に観た映画は「嵐」のLIVE映画です。私はDVDでは何度も観たことがありますが、実際にコンサートに行く機会を逸していたのです。
活動休止中のためしばらくはコンサートに行けません。せめて大画面で観たいと思い、放映が始まってすぐに行きました。
「やっぱり凄い❗」・・そう思いました。老若男女何万人もの人たちが一度に集まる!(実際にはその何十倍もの人たちが行きたくてもチケットが取れないのですが) そして同じ空間で夢中になり幸せになる😆🍀・・流石です❗
「嵐」は社会現象です。3人が既婚者になり、一人は父親にもなりましたが、そういうことを越えたところに、彼らは存在している・・と私は思っています😃。
コンサートの中やその他の場面での5人の様子を私なりに分析してみます🙋。
❤️櫻井翔さん、本当によく働いていました❗エンターテイナーです❗最も頻繁に観客に声をかけ、盛り上げます❗あの白目が真っ白の澄んだ大きな目がくるくるとよく動き、コンサートをリードしていきます❗
キャスターや司会やMCで培ったパワーが、コンサートで全て発揮されている感じです❗ところどころお茶目なことができるのも、彼の余裕のなせる技でしょう。
私は彼押しなので、彼のクリアケースや大小のうちわは職場でも目に付く所に置いてあります。自分の席に戻って来た時にすぐそれを見て、リフレッシュし、次の授業に向かうエネルギーにしています(笑)❗
彼がどうしても「ガッツ」を踊れないのも(知っていますか?どうしてもワンテンポずれる箇所があるんです。難しいダンスはあんなに上手に踊れるのにですよ!「ガッツ」は簡単すぎるダンスです(笑))、バク転ができないのも、許す❗
5人の中でも一番50m走が早くてキン肉マンなのに、運動神経が他のmemberより劣るのも許す❗他の分野でがんばっているからいいのです🎵
ずっと若いとき、彼は「嵐」の中で自分はどの分野でがんばっていくか考えたはずです。一番になれない歌でもなく、ダンスでもなく、自分が輝けるもの・・まず彼は言葉を操ることが他のmemberより得意なことに気づいたはず!
そうして生まれたのがラップだったのではないでしょうか。まだラップがそれほどメジャーじゃなかった頃です。彼が歌にラップを組み込んだといっても過言ではありません❗
そして彼のラップは「嵐」の楽曲の中で、なくてはならないものになりました❗どれだけたくさんの人が、彼のラップから元気をもらったことでしょう😃。
また、コンサートでのリーダーシップも彼が得意とするところです!彼の呼びかけがコンサートのムードを200%グレードアップさせるのです❗
💜松本潤さん、彼はずっと前から、コンサートの企画から携わっているクリエイターです。製作者です。かなりの研究をしているはず。
何かの番組で、他のスターのコンサートや演劇、歌舞伎などの伝統芸能まで、様々なステージを製作者の視点で観て研究をしていると語っています。(ファンなら誰でも知っていますが)
また、彼はステージでのストイックさでは一番でしょう。彼の口が、本当に歌っていると同じように動いていないのを見たことがありません❗
また、ダンスでも最も派手なパフォーマンスをします。手を抜くということが全くありません❗彼は美形の「嵐」の中でもとびきり華やかな容姿をしていますが、それに甘んじることなく、とびきり「真面目」な人でもあるのです❗
その「真面目」さは、インタビューや歌以外の番組での様子にも出ています。真面目で真摯な受け答えを聞いていると、天は二物も三物も彼には与えているなぁと思ったり、それに甘えない、寧ろ逆に自分に厳しい彼に尊敬の念すら覚えてしまいます😃。
💚相葉雅紀さん、彼のようにトップスターでありながら、気さくで庶民的で愛すべきキャラを私は知りません。彼の出演する番組が多いのも頷けるし、共演者やスタッフさんからも慕われているのが伝わって、観ている方まで気持ちがほぐれていくのです❗
彼はコンサートの時、中盤まで顔が緊張しまくっています。前半は、ほとんど笑顔がないと言ってもいいぐらいです😂。彼もまた真面目なのでしょう。
彼は、5人の誰よりも手足が長くスリムでスタイルが良くて映えます❗また、ソロの歌もとてもいいのです❗ソロでも充分大歌手になれるでしょう。それは、誰もが認める「嵐」の中で一番の歌唱力の大野智さんの歌とは、少し違うのです。
歌唱力というより、味があるというか、心に引っ掛かるというか、とにかく魅力的なのです❗声質が他の4人と少し異なっていることも要因のひとつかもしれません。
料理も上手になりました❗お寿司も握れます!蕎麦もうてます!釜飯もいろいろ作れます(笑)!一生懸命やってるから、何でも身に付くんです!彼の持つ温かな雰囲気、天性の人の良さは宝物です❗
💛二宮和也さん、彼はとても器用な人で、ギターもピアノ🎹も弾けます。ずいぶん昔、堺正章さんに「嵐」がテーブルクロス引きをレクチャーしてもらう番組で、彼がただ一人、最初から最後まで失敗しませんでした!
それを見たとき、「あぁこの人は、他の人に無いものを持っている稀有な人なんだなぁ。」と、まだそれほどファンでもなかった頃に思ったのを覚えています。
彼は優れた俳優でもあるので(もちろん「嵐」全員がそうですが)、シリアスな映画やドラマにも多数出ています。最初に注目したのが「青の炎」です❗
この作品で彼は殺人を犯してしまう高校生を演じているのですが、何も言わずただじっと見つめるだけの演技に、私は魅了されてしまいました😂。
切なさ、やるせなさ、その自然な演技に、ただ者ではない感がしたものです。ずいぶん前の映画ですが、まだご覧になっていない方は是非観てください🎵損はさせません❗
それ以降、「硫黄島からの手紙」でハリウッドに進出したり、「GANTZ(この映画は、時々無性に観たくなるときがあります!原作は、回を追う毎に狂って行きましたが・・)」「プラチナデータ」などで主演しました❗
テレビドラマでは、先程の「果てない空」「弱くても勝てます」。どちらも見ごたえがありました❗自然で肩の力が抜けているのに面白い!稀有な才能のある彼ならではの作品です❗
また、彼は本来の歌唱でも腹式呼吸を取り入れた発声ができます!ダンスは、彼にしか踊れない、彼独特の脱力系切れ切れダンスが踊れます❗カメラを意識して華やかに踊る姿には、またまた稀有なものを感じるのです!
💙大野智さん、言わずと知れた「嵐」で歌唱力、ダンスともにトップのスターです❗歌唱力で言えば、難しい音程やリズムのところは常に彼が歌っています❗
伸びやかな高音やロングトーンはお手のものです(英語の発音は?ですが)❗彼が歌い出すとほっとして聴けます(笑)❗
ダンスはたぶんジャニーズの中でピカ一❗群を抜いています❗インナーマッスルが凄いのか、彼のステップは、まるで空(くう)を跳ぶようです❗
コンサートの時、彼のバックでジャニーズJr.が踊るのですが、そのあまりの違いに驚いてしまいます!ソロのダンサーとしても彼はピカ一でしょう❗
彼は、日常からある日突然急にスカウトされた他のmemberとは違って、「嵐」になる前、数年舞台に出ていた苦労人でもあります!
櫻井翔さんは、大野智さんの後ろで(彼を見ながら)ダンスのレッスンをするようジャニーさんに指示された・・と後に語っていました。
また、彼は個展を開ける芸術家でもあり、周知のごとく釣りマニアでもある多彩な人です。やはり、彼も稀有な存在、「嵐」のリーダーとして彼以外にいません。
歌もダンスも、彼の存在なくして「嵐」はあり得なかった訳です。ひょうきんな面やとぼけた面のある大野智さんですが、最近は露出が少なくて時間をどうやって使っているのでしょうか。絵を描いているのでしょうか。
5、「嵐」のこれから⭐⭐⭐⭐⭐
あくまでも私の独断で、これからの「嵐」の未来予想図というか、私の希望を述べてみようと思います🙋。
❤️櫻井さんには、これからもどんどんTVに出て欲しいです!ニュースキャスターとして、取材にも行って欲しいし、世界情勢も語って欲しいと思います。
政治的なことは、彼のキャラや「嵐」休止中のこともあって無理でしょうが、NGに引っ掛からない程度に、彼の独自の見解も聴いてみたいものです。
同時に、その明るいキャラで、バラエティーにも華を添えて欲しい!彼の元気な姿を見て元気をもらっている私のような大勢のファンのためにも、彼にはスター街道をばく進し続けて欲しいと思っています😊。
💜松本さんは、今ドラマと映画で頻繁に会うことができます!「99.9」は、少しギャグが過ぎるところもありますが(笑)、松本さんの新しいキャラの一つになりました😄。
ただ、彼はあのキャラの時より、本当はもっとイケメンですから、シリアスなイケメンぶりも観てみたいものです。
そこで、注目しているのが、もうすぐ撮影が始まるであろう来年のNHK大河ドラマ「徳川家康」です!松本さんが家康をどう演じるのか、ものすごく興味があります❗
名だたる俳優たちが何人も大河で家康を演じてきました。彼のことだから、研究には余念がないと思いますが、今までにない松本さんの家康を観てみたいと思います❗
新しい松本さんが観られるかもと期待が膨らみすぎて破裂しそうです(笑)😆。
💚相葉さんは、私の癒しの元なので、スターだけど手の届くところにいる(絶対届かないけど)、親しみやすい存在でいて欲しいと同時に、もうひとつあります。
ドラマで悪人を演じるというのはどうでしょう。反社会的な組織のヒットマンや、金を巻き上げるホスト、連続殺人犯のそれもシリアルキラーなど、黒いスーツに黒いサングラスを颯爽と着こなして悪人を演じる相葉さんを観てみたい気もします😃。
意外性に期待しているように聞こえるでしょうが、それは逆に、私が相葉さんの癒し系の素晴らしさに安住したいからかもしれません。
💛二宮さんには、どうしようもない救いようのない人間を是非演じて欲しいと思います。彼の演技力なら、さぞ凄い役ができると思うのです。
いわゆる汚れ役というのでしょうか。心底悪いやつではないのだけれど、どうにもならないやつとかどうでしょう。役柄がどんなにカッコ悪くても、彼なら最後に感動を与えてくれると期待できます。
時代劇もいいですね!雨の中の切り合いで、ぼろぼろに切られて泥水の中に倒れ込む・・とか。キムタクが昔が演じた「武士の一分」のような。
とにかく何でもできる人なので、いろいろな表情を持つ二宮さんを観てみたいのです。
💙大野さんには、自由に生きて欲しいと思います!そして、自由に生きていかれるだろうと思っています。芸能の世界なのか、芸術の世界なのか、はたまた趣味の世界なのかはわかりませんが、どこかでそのパワーを発散されるだろうと思うし、しないではいられないのではないかと思ったりもします。
残念ながらコロナ禍で自由に世界を廻ることは今はできませんが、そのうち落ち着いたら、海外から何らかの発信をされるのではないかと思ったりもします。
どういう形で大野智さんと再会できるのか、考えるだけで楽しいです!
6、これからの私と「嵐」⭐⭐⭐⭐⭐
勝って気ままに好きなことを述べてきましたが、反対意見を持たれたり、お怒りのファンの方もおられると思いますが、私も「嵐」の大ファンであるということでお許しください。
私にとっても、「嵐」は、こうして語るべき大切な存在であり、これからもそれは変わりません。長年に渡って、私を元気付け、勇気を与えてくれました。
「嵐」という社会現象の真っ只中(ちょっと歳はとっていますが)に生き、同じ時間と空間を(限りなく遠いけど)共有できたことは、生涯忘れられない貴重な経験となりました。
もしも、何年かたって「嵐」の活動が再開されることがあったら、また再び私の時間は彼らとともに廻り続けるだろうと確信しています。❤️💜💚💛💙
2022年のブログが「嵐」でスタートできたこと、私はなんだか明るくて煌めいてて、とてもhappyな気分です❗良い年になりそうです❗芹沢マリリンでした🎵
No.88「凄いぞ❗清少納言‼️」
清少納言の「枕草子」第一段をご存知かと思います🙋。改めて久しぶりに読んでみて、本当に素晴らしい表現だと感銘を受けました❗
今回読んでみて、3年前、10年前、15年前に読んだ時とは、全く異なった感動を得ることができ、「枕草子」は古くて、なおかつ、どこまでも新しい文学であると実感したのです‼️
そこで、今回のブログでは、「凄いぞ❗清少納言‼️」と題して、一千年以上前の、一人の女流作家の頭の中に入り込んでみようと思います🙋。
11月9日に、私の尊敬する作家の一人、瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなりました。一つの時代が終わりを告げたような気持ちです。
私は彼女と故郷が同じ徳島県で、瀬戸内晴美の頃からの小説を10作は読みました。出家されてからの作品も読みました。波乱万丈の彼女の人生に、若い頃からとても興味があったからです。
「夏の終わり」「花芯」「秘花」「女徳」「美は乱調にあり」「かの子繚乱」「比叡」などは愛読書です。
特に「夏の終わり」は、何年か間をおいて読みたくなるらしく、同じ文庫本が3冊、私の本棚に並んでいます(笑)📕。
彼女は、女性だというだけで、社会からも文学界からも敬遠され、干されそうになったことがあったと聞いています。
そのあまりにセンセーショナルな生きざまと作品ゆえでしょうが、ならば芥川龍之介はどうなんだ、太宰治はどうなんだ・・と思ってしまいます💦。
彼女も過去には、女性には生きにくい?社会と闘い、それ故の使命感を持ってペンを握った人の一人ではなかったかと思うのです・・・。
近々、マスコミが瀬戸内寂聴特集を組んでドキュメンタリーを制作したり、彼女が原作の映画もTVで放映されるかも入れません。満島ひかり主演の「夏の終わり」は、是非観てみたいと思っています。
話をもとに戻します。(今回はどうしても瀬戸内寂聴のことを述べておきたかったのです。)
清少納言は、仕えていた中宮定子が、宮中での権力闘争に敗北し、同時に失脚してからは、行方もお墓もわかっていないと言われています。(諸説あります)
一時代を駆け抜けた、女流エッセイスト「清少納言」。彼女は何を考え、何を思い、何を表現したのか。
どうして一千年も古典文学の代表として生き続けることができたのか。
私なりに、その理由と思われる(あくまでも独断ですが)「凄いぞ❗清少納言‼️」を述べてみたいと思います😊。
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春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際 少し明かりて 紫だちたる雲の 細くたなびきたる。
まず、「凄いぞ❗清少納言‼️」その1(春)です!それは、「四季の良さを時刻で表現する」です😆🎵
「春」と言えば「桜」でしょう!・・しかしそれは凡人ゆえ。清少納言はそんなことは言いません。もちろん「夏」は、海でもスイカ🍉でもありません。「秋」だって、絶対に紅葉ではないわけです(笑)😄。
彼女は「春」は『あけぼの』がいいと言います!本気(まじ)あけぼの感です(笑)😄。つまり、四季のいいところを「時刻」で表現する・・その感性が他にはありません。
桜は春にしかないけれど、時間は一年中存在しているからです。だからこそ、誰もがみな選ぶような時間はあえて避けたいわけです。
私のように凡人は、ぽかぽかして暖かい、春の昼下がり・・などと言ってしまうわけです。
更に、古典の世界の春は1、2、3月。このあけぼのは、今年のあけぼの。新年の日の出ととれないことはないのです。
がぜん、春のあけぼのに、新しい意味が見えてくるではありませんか(笑)😁。
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夏は夜。月のころはさらなり。闇もなほ、蛍の多くとびちがひたる。また、ただ一つ二つなど ほのかにうちひかりていくもをかし。雨など降るもをかし。
続いて、「凄いぞ❗清少納言‼️」その2(夏)からです!それは、「逆転して、全て否定は、全て肯定❗」です。
まず、「月夜」がいいと言って、それを反転させて「闇夜」もいいと言う。なぜなら暗くて蛍がキレイに見えるから。
蛍は、多く飛び交うのがいいと言ったはしから、1匹2匹が、ぽあんぽあんと光るのもまたいいと言います。
更に、月も出ない、蛍も出なくても、雨の夜もいい・・とくる訳です!
まるでオセロゲームのようです。私はこのゲームが苦手で、途中まで勝っていても、最後に一度に裏返されて、あっという間に負けてしまいます(笑)💦。
あれよあれよという間に、クルクルと裏返されていくあの感じ(笑)💦。その潔さと似たような爽快感を感じてしまいます😃。
でも決して前に言ったものを否定しているわけではありません。結局は、全ていいと言っているのです!全て否定は、裏返せば、全て肯定❗このオリジナリティーは清少納言ならではかも。
更に、「雨など降るもをかし」は、若干のオチ的でもあります。雨のしっとりした感じが、オチにぴったりです。4、5、6月が昔の夏なので、梅雨の静かな雨かもしれません。
このストンと落とす感じ、小気味いいこの感じが、秋そして冬へと、更に落差を増していくのです‼️(興奮!)
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秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いとちかうなりたるに 烏の寝所へ行くとて 三つ四つ、二つ三つなど 飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが いと小さくみゆるはいとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など はたいふべきにあらず。
更に、「凄いぞ❗清少納言‼️」その3(秋)からに移ります!それは、「次第に盛り上がり、ラストでオチ」です!
まず、あまり上等とは言えない「烏」を出し、そのバラバラな飛び方を『あはれなり』と持ち上げた上で、次に本命の「雁」登場❗
その整然とした「連ねた」V字ラインの飛び方を、よくある『をかし』で表現します。
全体がクレシェンド🎶になっています❗「烏」でも素敵なのだから、いわんや「雁」をや!です。
あえて、他の人々が持ち上げる「雁」に『あはれなり』を使わず、忌み嫌われる「烏」の方に使う・・彼女ならではかも(笑)。
烏の声が表す一日の終わりにしんみりし、渡り鳥の行く末に、明るい未来を見ているから・・ということも考えられます。
そして、オチ。今度ははっきりと時間の経過があります。辺りが暗くなって、視覚が使えなくなると、敏感になったのは聴覚でした!
風の音と虫の音(ね)が、スッキリしたオチとなって、文章に深みをもたらします。(どこから目線?) 決して長文ではないのに、どうしてこんなにドラマチックなんでしよう🎶。
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冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして 炭持て渡るも いとつきづきし。
昼になりて、ゆるくぬるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりて わろし。
最後に、「凄いぞ❗清少納言‼️」その4(冬)からで締めくくりです!最後の冬は、言わば「全部乗せ」「all on」です❗
まず、「凄いぞ❗清少納言‼️」その1、誰もがあまりよしとしないであろう「冬の早朝」を挙げます。
更に、「凄いぞ❗清少納言‼️」その2、逆転して全て否定が全て肯定を使います!「雪」があれば言うまでもなく良い。「雪」がなくても「霜」が白ければ良い。
そして、「霜」がなくても「寒き」朝なら良し!反転させて全て肯定してますよね!
更に今度は、「雪」から「霜」、「寒き」とデクレッシェンド🎶になっています!秋の反対です😃。次第にレベルが下がってきます。
ただし、そこに登場するのが「人間の動き」なのです❗初めてです。人の動作を出したのは。それもたぶん足音を聞いているだけです。演出が憎いですね(笑)😉。
その身分の低い人が、炭を運ぶ足音で、彼女は目覚めたのかもしれません。自分は、まだぬくぬくと布団の中に居ればいいから、気が楽ですよね(笑)。
そして、ラスト。初めてオチで本当に落とします。「わろし」つまり、良くないと思うことを挙げるのです。最後で本当に落とす訳です。
寒ければ寒いほど好きな彼女にとって、ぬるんでくる空気や、本来深い赤であるはずの炭が、白っぽくなって剥がれていったり、崩れて平面になったりするのは許せない❗私の美意識に相反する❗・・という感じでしょうか💥。
ラストに至って、「私ってこういう人なの!」と自己主張しているように見えます。自己顕示欲の強そうな彼女ならではでしょうか・・。
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こんなに有名で、一千年以上たっても中学校の国語で無理やり?!勉強させられている古典作品は、そうたくさんはありません。
私が文學界新人作家コンクールに出品して、見事落選した(笑)小説「刹那~襟子」が、もし世に出たとしても、一千年は持つはずもなく(きっと2、3年で消えるでしょう)、一千年残る文学というのは、本当に奇跡です❗稀有なミラクルです❗
ましてや当時、こんなに有名なのに、名前すらフルネームでは残っていません。清少納言の「少納言」は秘書的な仕事の名前であったり位であったりします。
もっと上位の位は「中納言」や「大納言」です。
「清」は言わば名字「清原」の一文字です。つまりフルネームが残っているわけではありません。女性の地位は、清少納言ほどの人でも男性より低く見られていたということでしょうか。
かの有名な「源氏物語」の作者の「紫式部」などは、名字の一文字も残っていません。登場人物の「紫の上」の物語の作者・・という呼ばれ方です。
他にも「更級日記」の作者は、「菅原孝標の娘」、「蜻蛉日記」の作者は「藤原道綱の母」と呼ばれています。一族の中で最も位の高かった男性中心の名前である訳です。
どこどこのおばさん・・、誰々のお母さん的な呼び名ということでしょうか💦。一千年以上平安の二大女流文学と尊重されている「枕草子」や「源氏物語」の作者でさえこの状態です。
そういう時代に、キャリアウーマンのトップに君臨していた清少納言が、自己アピールに執着し、自己顕示欲が強くなるのも当然のことかもしれません。
また、自分の存在意義にだけ固執していたわけではなく、当時の世の女性たちの代表としての使命感も感じていたのかもしれないとさえ思います😃。
だからこそ、いよいよ「枕草子」が、ある男性の偶然のお墨付きで世に出ようとしたとき、彼女が第一段だけ書き直した・・というエピソードまで残っているのです!
真実かどうか定かではないし、諸説ありますが、彼女ならそれくらいのことはするだろうと思ってしまいます(笑)🙋。
「かたはらいたきこと」や「うつくしきもの」ではなく、「香炉峰の雪は御簾を掲げて見る」でもなく、「春はあけぼの」を改作した、その彼女の気合いを、私は理解できるような気がします😆。
誰もが書かないことを、誰もが思いつかないことを、自分以外にはあり得ない感性を、きっと表現したくなるはずです❗
「枕草子」を読む人は、まず第一段を読むはずです。彼女が第一段にこだわるのはとても理解できます❗世に出る文学者の責任感まで、感じとることが出来るほどです。
凄いぞ❗清少納言‼️改めてあなたの凄さを感じた秋の一コマでした😆🎵。「秋は・・」私も「現代ものづくし」書いてみようかな(笑)!芹沢マリリンでした🎵
No.87 映画「9人の翻訳家」を観ました❗
私は、以前ブログでも何度もお話ししたように「本大好き人間」です!📕その私が、この映画に出会ったのは、まさしく運命としか言えません🙋。
もしも、これを読んでいるあなたが、時間の許す余裕がおありなら、私のブログNo.15・16の「私の読書は作家ローラー読み」やNo.36からの「松本清張って凄い❗」を先に読んでいただけたら、私の思いがよりご理解頂けるかも知れません😃。
衆議院選挙も終わり、世間のニュース番組は、電車でのテロ?事件や、韓国のイカゲームの流行の話題ばかりです。
個人的に、今回の選挙結果には納得出来ない点もあり、またその原因に関して、いろいろ考察したこともあるのですが、少し時間を置きたいと思っているので、今回のブログでは触れないことにします。
2週間もすれば、あちこちに綻びが出てくるはずなので、もう少し様子を見たいと思っています。
さて、本題に戻ります。私は本来TV大好き人間で、好きなTVドラマのことも今までたくさんブログに書いてきました。
ところが、歳をとったからか、最近のTV番組のバラエティーはもちろんのこと、ドラマも琴線に触れるものが見つかりません💦。
俳優が年下ばかりになったのも、きっと原因でしょうが、続きを心待ちにするような、ワクワクするようなものにしばらく出逢えずにいます💦。
そのため、専ら私の家のTVはBSやCSの欧米のサスペンスドラマやアニマルプラネットが放映されています。最近はYouTubeの時間も多くなりました!
そのYouTubeで、私がよく観るのが旅番組と映画関係なのです!特に「タイラーチャンネル」がサクサク話が進むので好きです😄。
YouTubeには、様々なYouTuberの映画関係の情報が溢れています。私が好むのは、YouTuberの個人的な情報にはあまり興味がないので、映画について早いテンポで情報が流れるチャンネルです。
タイラーチャンネルは、自己満足的な内容がほとんどなくて、聴きたい映画情報がサクサク進んでいくので私好みです!
声の調子も、押しつけがましくなく、聞き取りやすく、嫌みのないアッサリ感が全体に流れています!
また、テーマがはっきりしていて、「衝撃のラストどんでん返し」「感動もの」「トイレに行けなくなるホラー」「バッドエンド」「手加減できない韓国映画」など様々あり、既にかなりの量を視聴しました🎵
それらの中の「衝撃のラストどんでん返し」で発見したのが、今回の映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』だったわけです❗
偶然、タイラーチャンネルで観たことのある映画がBSで放送されるのを番組一覧で発見し、録画したのが始まりです!
最初は、「あのタイラーが面白いと言っているから、一応チェックしておこうか・・。」というレベルの意識でした。だから、他のことをしながら、ただBGM的に流していただけだったのです。
ところが、時々目に写る画像が、なんとも魅力的❗耳慣れしないフランス語が妙に心に引っ掛かる・・❗そんな印象で1回目の視聴が終わりました。
タイトルバックに流れる本屋の火事の意味もわからぬまま、とぎれとぎれの映像のインパクトの強さに、どこか心に引っ掛かる(2度めです)映画だったのです❗
そして2回目、まだゆっくり観る時間がなく、更に深夜だったため、途中で諦めて、休日にしっかり観ようと、やむなくチャンネルオフしたのでした。
そして、文化の日の休日で仕事がお休みの今日、やっと最初から最後まで集中して観ることができました❗そして、思いました。この映画は、片手間に観ても理解できない。集中して、画面の隅々に神経を行き渡らせて観るべき映画だと・・。
これから観る方もおられると思うので、ネタバレはしません。邪魔にならない程度に、私の視点で、この映画を切り取ってみたいと思います🙋。
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まず、タイトルと同時に本に火が着きます!📕その火が瞬く間に燃え広がり、本棚の無数の本を嘗めるように燃やしていきます・・。🔥🔥🔥🔥🔥🔥
私は昔の焚書坑儒かと思いました😓。本📕を燃やすということは、人類の知恵と思想という知的 財産を燃やすこと。ヒトラーは、第二次大戦の際、本屋や図書館を焼き払うことを意図的にしました😓。
図書館の地下に、よく敵の軍事施設が隠されていたからという理由もありますが、一方で、人々の心の拠り所である本を燃やすことで、精神的にダメージを与えることを主眼に置いていたそうです。
本📕を燃やすということはそういうことなんです。私は、メラメラと燃えていく画像を見ながら、胸が痛くなると同時に、この映画は、本📕に対するそういう思いを持つ人間と相反する人間との軋轢を描いているのではないかと、その時点で思いました・・。
ある出版社の社長が、秘密裏に大ベストセラー小説の続編を翻訳して、世界各国で売り出し大儲けしようと企みます。
彼が最も避けたいのが、新作がネット等で自らの手を経ずに世に出てしまうこと。そのために翻訳家を地下の施設に隔離して翻訳作業をさせるわけです。
彼が選んだ、様々な状況の様々な問題を抱えた翻訳家が9人、次々と登場してきます。幼い子どもたちを夫に残し、意気揚々と集合場所に向かう中年女性。
中国系フランス人の青年、小説の登場人物にコスプレした、かなり入れ込んだ感じの美しい女性、タトゥーにスキンヘッドの「ドラゴンタトゥーの女」のリスベットを彷彿とさせる若い女性などなど、一癖も二癖もありそうな翻訳家たちが集まって来ます。
そのテンポの良さが、私の心をわしづかみにし、目を離させません😂。そして、ストーリーの中心になるであろう若いフランス人の男性が(コスプレ女性から脱力系男性と呼ばれていました)、上目遣いの大きな蒼い目で牽引を始めます😃。
彼らはあまりにも多様な人間たちですが、共通点があります!本📕が大好きだということです❗本が好きで好きで、本📕のことを考えると常軌を逸してしまうところです‼️
また、彼らは翻訳家ですから、他言語に堪能で、画面ではフランス語、英語、スペイン語、ロシア語、そして中国語が飛び交います。
そのバイリンガル的な特質が、終盤の危機的状況の中で、大きな役割を果たします!「そう来るよね❗」と思わず拍手喝采したいくらいになるのです(笑)😄。
更に、全てが・・というわけではありませんが、翻訳家の中には、人の書いた作品を訳すだけより、自分で小説を書きたい・・と思っている人もいるはず。
かく言う私も実際に小説を書いてコンクールに出品したことのある人です(落ちましたけど)。やっぱり本📕好きは、どこかで「自分も書きたい!」と思っているものではないでしょうか😁。
私の小説をもしも読んでみようと思われる方がおられましたら、私のブログNo.66から84に掲載していますので、読んで頂けたら嬉しいです。タイトルは「刹那~襟子」です😆🎵🎵。
自分なりに、一生懸命書いたので、満足しています(笑)。小説家にはなれませんが、一つの作品を発信したことは、私の人生において大事件ですし、悔いはありません。
それ以前に自費出版した私の旅行記「おばさんの海外旅行~あるあるエピソード集」📙も、もう一冊の仕事関係の「(若い)先生たちへの応援BOOK」📗も、もちろん全身全霊をかけて書きましたが、こと小説に関しては、フィクションであるだけに、一種独特の想いがこもっているものです✨。
翻訳家の本心にどんな野心が隠されているか、それを見誤ったところに、準主役の出版社のイケメン社長の失敗の要因の一つがあったように私は思います😃。
また彼は、自分の部下の女性の本心も見誤りました。部下の女性はパワハラまがいの扱いを受け、ほとほとイヤになっていました。更に彼女は本当に本📕が好きで文学命の女性でした。
しかし、彼は彼女をただの部下の一人としか思っていなかった。そこに、最後に足元を掬われる結末を迎える原因の一つがあるように思うのです。
文学を愛していた彼女は、最後の最後に、その文学をないがしろにした彼の命令に背きました。主人公が意図的計画的に残した、たった一枚の写真によって、自分がいかに文学が好きかを再認識させられたからです❗
破滅に向かう出版社の社長役の俳優が、またすこぶる美形なのです!悪役にも関わらず、その佇まいの美しさ、端正に整えられたグレーヘア、そして何よりも、透き通るような淡いブルーの瞳👁️・・。
悪役にはしたくないほどの、澄んだ綺麗な瞳と面長の顔とのバランスが本当に魅力的🎵🌠。ただ、横顔になった時に見える大きすぎる鼻梁のラインは、彼があまりに美し過ぎるがゆえに、悪役らしくメイクで作ったのではないかと疑うほどです(笑)😆。
ネタバレしないように映画の話をするのは難しいですが、これから観ようとする方の邪魔だけはしたくないので、私なりの斜め?からの切り口で述べさせて頂きました(笑)🙋。
主人公がこの計画を立てる広い部屋での一瞬の映像がまた素晴らしい❗グローバルな計画ゆえに、部屋の中央に広げられた巨大な世界地図の上に立って、綿密な計画を練るのです。
そこには、仲間に引き入れる予定の翻訳家たちのポートレートが氾濫しています。細心に注意を払い、綿密に策を練り、周到な準備を整える、そこに主人公のジーニアスぶりがうかがわれます。
しかし、彼が望んだものはただ一つ、文学への限りない愛です❗そして、それを教えてくれた大切な人への愛なのです❗
本📕が好きな人、文学を愛する人は、きっとこの映画を楽しんでもらえると思います😃。もちろん第一級のサスペンスですから、最後までどんでん返しの繰り返しに翻弄されて、嬉しい悲鳴をあげることでしょう(笑)😆。
2021年の文化の日にこの映画の3回目を鑑賞して、こんなに文化的な1日が過ごすことが出来て、私は幸せです🌠。
目下悩んでいるのは、原作の小説を読むべきか、それとも良質な映画で感動を完結させたままにしておくべきかということです。
その答えは明日考えるとしましょう😃。余韻を楽しむ芹沢マリリンでした🎵
No.86「護られなかった者たちへ」を観ました❗
先週末、「護られなかった者たちへ」という映画を観ました。瀬々敬久監督の映画です。ずっと放映を待っていました🙋。
東日本大震災から9年後が舞台です。あの未曾有の災害がようやくドキュメンタリーではなく、映画として表現される時期がきました。
原子力発電所の被害や、そこで働く人たちの映画は少し前に放映されましたが、社会の片隅に追いやられていた弱い立場の人たちの震災後の姿にスポットを当て、容赦なく描いた映画は、私は観たことがありませんでした。
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震災後、独り暮らしの老女と、両親を失くした少女、津波に飲まれていく少年を助けられなかったことがトラウマとなって、社会に馴染めなくなり犯罪者となってしまった青年が出会い、小さな家で肩を寄せあって生活することになります。
少女はのちに養女となって心ある家族にもらわれていき、青年は自立します。再び独りになった老女は、食べるにも事欠くようになり衰弱していきます。
その様子を知った二人は、老女に生活保護を受けさせようと、役所に連れて行きますが、役所も激務の中で余裕がなく、手続きも思うようにいきません。
老女は、「お国のお世話になるのは申し訳ない。」と固辞しました。それでも、生活保護は必要な人には権利なんだと青年が説得し、一旦は申し出が通ります。
ところが、生活保護を受けるには、親戚などの身内に、本当に保護が必要なのか問い合わせが必要なのです。老女は、幼い頃に養女に出して、親子の名乗りもしていない娘に自分のことが知られて、迷惑をかけるのは絶対に避けたいと、生活保護を辞退してしまいます。
それからしばらくして、なんと老女は餓死してしまうのです。そこから、復讐劇が始まってしまうのですが、なんとも胸の詰まるストーリーでした・・・。
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役所の人が悪いわけでも、老女が悪いわけでも、青年が悪いわけでもありません。強いて言えば、弱い立場の人たちに行き届かない、社会の仕組みに問題があるのだと思います。
ストーリーの流れには「えっ?」と思うところもなきにしもあらずですが、そういうところにスポットを当てたという点で、この映画は素晴らしいと私は思います。
生活保護の身内調査に関しては、ずっと前から違和感を感じていました。その調査をしなければ、不正受給が増えるのかも知れませんが、その調査があるかぎり、受けたい人が受けられない状況はなくならないだろうと思ったからです。
東日本大震災後だけでなく、コロナ禍でも、生活が困窮している人は大勢います。年輩の人だけでなく、若い人でも、無料の食品配布の列にたくさんの人たちが並びました。
日本の社会は、そういう人たちに優しい社会でなくてはならないと思います。日々の生活の困窮や命の危機にこそ敏感に反応する社会であってほしいと思うのです。
これから新しい生活を始めようとしている若者や、一生懸命勉強している学生さんたち、無邪気に遊ぶ子どもたちに対して、社会は弱い立場の人に優しいんだと、社会の未来は明るいんだと、自信を持って伝えられる大人でありたいと思っています。
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この映画は、俳優陣も素晴らしかったです!主演の阿部寛はもちろんのこと、脇を固めた賠償美津子を始め、緒方直人や永山瑛大、吉岡秀隆もさすがの味を出して好演でした。
そして、この映画を観た理由の一つでもある、佐藤健が本当に良かった❗私は彼のファンで「るろうに剣心」は全部観ました❗私の中では「たける」の映画は一応全部観ないといけないことになっているのです(笑)😄
今度も「たけるを観なくちゃ!」と思って出かけたのです(笑)😆。有名な泥水を飲むシーンも凄かったですが、最初のシーンからの彼の首の角度に驚きました❗ 拗ねたような、世の中からはみ出たような、社会に対して斜に構えたような彼の思いは、全て一目瞭然、彼の前傾した首の角度に如実に表現されていたのです‼️
やはり「たける」は凄い役者でした🎵これからも、彼から目を離せなさそうです(笑)😁(ただし、逃亡して走るシーンに、「るろうに剣心」で見せた運動神経の良さが出過ぎていたかも・・(笑))。
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コロナ禍を描いたドキュメンタリー映画ができたことを、今日の夕刊で知りました!TV番組やニュースでは何度も放映されていましたが、とうとうドキュメンタリーですが映画として封切られました!
宮崎伸恵監督の「終わりの見えない闘いー新型コロナ感染症と保健所」という、コロナ禍の保健所を主な舞台にしたドキュメンタリー映画です❗
待っていました!いつかこの2年間のコロナ禍が映画になるはずだと・・・。
周知のごとく、緊急事態宣言下で保健所の業務は逼迫していました。数年かけて、政治が保健所を統廃合し、減らしてきた弊害が、はからずもこのコロナ禍で顕在化したのです。
何度も何度もニュースで取り上げられ、特にこの第5波では、入院させるか否か、延命措置をするか否かという、命に直結する判断まで委ねられたこともあった保健所の様子を目にしました。
そして、そんな過酷な状況の中で、保健所の方々は献身的に「終わりの見えない闘い」に取り組まれました。そこから見えてくるものを私は感じてみたいのです。
まだミニシアターでの上映ですが、機会を作って是非観に行きたいと思います。
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ドキュメンタリーではなくストーリーとしてコロナ禍を描いた映画が出来上がるまでには、まだもう少し時間がかかるでしょうか。
以前ブログで、まるでコロナ禍の予言のような、2つの映画のことを紹介しました。一つは小松左京原作の「復活の日」。もう一つは「コンディション」というアメリカの映画です。
どちらも、コロナ禍が起こる前から、私の深層心理にしっかり根付いていた映画です。「復活の日」においては、もう40年近く前の映画です。
それにも関わらず、コロナ禍が始まったとたん、脳裏に浮かびました❗書店に「ペスト」と並んで原作が平積みされ出したのは、それからうんと後のことです。思わず「私ってスゴイわ!」と自画自賛したくらいです😃。
「コンディション」に至っては、TSUTAYAで数年前に発掘し、何となく観て知っていた映画です!YouTubeやネットフリックスでもだいぶ騒がれましたから、観られた方も多いと思いますが、びっくりするほどこの間の2年間のコロナ禍の様相とそっくりです❗
感染の原因から感染爆発までの経過、消毒や3密を避けるなどの予防策、ワクチンを巡る問題など、本当に監督は預言者としか思えません💦。
あまりにも現在の状況と酷似しているので、恐ろしいくらいです。唯一、もっと描き込んで欲しかったのが(どこから目線?)医療現場の大変さでした。
コロナ禍は、現在は新規感染者が減って、医療崩壊の声もあまり聞かれなくなってきましたが、死者はやはり毎日出ており、後遺症に悩む人も後を絶ちません。
私たちの生活も大きく変わり、もはやコロナ前には完全には戻れないでしょう💦。マスクのない生活はもう戻って来ないかもしれません。
医療関係者の一部には、年末年始の人流の影響で、また一万人を越す感染者が出るかも知れないと警鐘を鳴らす人もいます。
この間のコロナ禍の2年間は、当然映画になってもおかしくない、様々なドラマが展開されました。悲惨な状況ももちろんありますが、後世に遺すべき人間の強さや素晴らしさも、数限りないエピソードとして語り継ぐべき日を待っていることと思うのです。
辛い経験をされた多くの方々には、こんな言い方は申し訳ないとは思いますが、やはり映画というメディアを使って、広く語り継ぐべきことだと私は思うのです。
あと何年かかるかわかりませんが、それが社会に出る日を心待ちにしたいと思います。心に刻まなくてはならない、けっして忘れてはならない、歴史の一コマとして私たちの目の前に出現する日を。
芹沢マリリンでした🎵
No.85 お久しぶりです😆🎵生きてます❗
前回の「実は私、小説も書いてます❗その19」を発信してから1ヶ月半もご無沙汰してしまいました💦。もう芹沢マリリンはブログをやめたのか?はたまた病気?・・・いえいえ、すこぶる元気でございます(笑)😁
なぜに再び発信することになったのか・・それは全くの偶然、「時の流れがなせる業(わざ)」とでも言いましょうか🌠。「時間」とはまことに優しいもので、人の心をしなやかにしてくれます。
悲しみを和らげ、憎しみを薄れさせ、楽しかったことや幸せだったことだけを時空を越えて再現して見せます✨。だから人間は、したたかに生きていけるのでしょう。
ただ、記憶によっては、かなり長い時間を要することもあります。それでも10年も経てば、どんな心の傷にも一定の(もちろん個人差は大いにありますが)治癒が訪れるものです。
瘡蓋(かさぶた)が傷を保護し、いずれほんの少しの、目を凝らさなければわからないほどの傷痕を残すだけで、完全に消滅するものもあります。
しかし、瘡蓋がまだ完全ではないのに無理矢理剥がしてしまった場合は、また微量の出血を繰り返すこともあるでしょう。そうなれば、治癒には更に長い時間がかかり、傷痕も複雑に絡み合う様相を呈する可能性もあります。
けれども、それは全て運命。どうしても避けられるものではありません。自然に任せるしかないのです🌌。無人島で独りで住もうが、山奥に籠ろうが同じ。その避難行動そのものが、避けられない事実を露呈してしまいます。
自然に任せるしかありません。時間を味方にして、時の流れに身を委ねましょう。それが自らを守る術(すべ)だと、近頃の私は思っています🎇。
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滋賀県の美味しいお米「ミルキークイーン」を5年ほど前に知ってから、ご飯の味がわかるようになりました(遅っ!)🍚。
普通に食べて、普通に仕事をしているのに、歳のせいか代謝が悪いのか、生まれて初めて腰痛というものを経験しました💦。
一応定年退職はしていますが、まだまだ仕事はしていたいし、コロナが収まれば大好きな海外旅行✈️👜にも行きたいので、足腰は大事❗絶対にあと何十年も歩いていたいので、ようやく決心して整形外科を受診しました。
レントゲンも撮って、そしてお医者様に言われたのが「5キロ痩せなさい。」でした💧💧💧💧💧そんな無茶苦茶な・・・💦。
たった1キロ減らすのにどれほど苦労するか、どれだけストレスか、わかって言っているんでしょうか💥。
私は自分ではけっして太ってはいないと思っています。確かに二十代の頃よりは10キロと少し体重は増えましたが、そんなの普通でしょう(笑)💥。だって二十代は7号着てたんですから・・。
・・・しかし、よく考えて実感しました!確かに最近撮った写真は、自分の持っていたイメージとは大きく違ってきている❗このままではヤバい❗・・と。
今より本当に5キロ痩せたら、確かに今より美しくなれるだろうし、腰の痛みも消えるだろうとから美容にも健康にも良いのは疑いようがない❗
こうと決めたら私はなかなかガンバるのです(笑)😃 今は10月の半ば。あと2ヶ月で3キロは落とします(この目標なら健康的)🙋。そして、腰の痛みから解放されるのです(大声)‼️
ブログで発信した以上、やりきるつもりです。途中経過を報告します。かなりの努力が必要なのを自覚していますがガンバります😃。
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さて、今回は最近のTV番組について一言お話したいと思います😃。10月は番組改編期ですから、いろいろ新しい番組が出てきましたね。以前もお話ししましたが、私は無類のTV大好き人間です😆🎵。
それにしても、最近地上波で面白い番組が見つからないように思うのですがいかがですか?新聞のTV欄を見て、朝からガックリ来ています。
訳のわからないバラエティーや若い人が主役のドラマは観る気が起きません。ニュース番組は一応チェックしていますが、同じニュースを同じ切り口ばかりで報道していて退屈でチャンネルを変えてしまいます。
骨のある2時間ドラマやドキュメンタリーはめったにありません。TVを若い人はあまり観ないのだから、私のようなアダルティーな層にもっと焦点を当てればいいのに・・と思ってしまいます。
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では地上波では何を観ているか?
以前よく観ていた「相棒」シリーズも始まりましたが、何となく雰囲気が違っていて、入り込めませんでした💦。
何歳になっても上品で透明感脳ある大好きな沢口靖子主演の「科捜研の女」も観ましたが、アメリカのサスペンスドラマに比べたらペースが遅くて、どうも馴染めませんでした💦。
でもこの2つの番組は、以前ブログでも述べたように、基本大好きなので、これからもチェックはしておこうと思います😃。
「ドクターX」も再開しましたね!コロナ禍を意識した内容は興味をひかれました。シナリオが社会の現状を反映していて面白いのですが、第一回ゆえにいっぱい詰め込みすぎた感が否めませんが、「私、失敗しないので。」は私も目指すところなので、続けて観ます❗
強いですね、この番組(笑)😄。大好きなモデルの冨永愛も出ていたのがスゴイ! 今女性が誰を好きなのか、番組製作者はわかってますね~❗
冨永愛といい米倉涼子といい、日本人離れした素晴らしいプロポーションと筋肉質の長い脚を観ているだけで気持ちがいいのです🎵
ニュース番組では「報道特集」の切り口が秀逸で、他のニュース番組にはない位置を占めていると私は思います。あくまでも『一つの切り口』として距離を保って観ているつもりですが・・。
NHKBSプレミアムの「美の壺」も大好きです🎵オープニングの映像が素晴らしく洒落ていて、美術館に来たような感覚になります😏。ナビゲーターの草刈政雄が好きだというのも理由の一つです(笑)。
「伝統をまとう 祗園の舞妓」「伝統を味わう 蕎麦」「木造建築 匠の技」「スイーツの芸術 パフェ」「日本の原風景 古民家」「光と風の物語 窓」などの回は、リアルタイムで観ても録画をして置いておきたい美しさです😆🎵。あぁそうそう、「花束💐」の回も綺麗でした❗
しかしながら10月からは不定期らしく、録画をしないと見逃しそうです😓。
BSでは、この間、ニコラス・ケイジとキアヌ・リーブスの映画を立て続けにやっていました。「バンコク・デンジャラス」や「ジョン・ウィック」シリーズは、さすがに一見の価値ありですが、バイオレンス場面が多く、R15か18です。
そういう番組がない時、仕方がないのでTVでYouTubeを観ます。主に、旅行番組(無職旅など)か、映画紹介(タイラーチャンネルはテンポが良くて、オススメ)を主にチェックしています。しかし、観すぎると飽きるんですよね~💦」
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すると、どうしても帰って来るのはCS。以前ブログでも述べたように、私はCSの海外のサスペンスドラマベビーウォッチャーなんです❗
もちろん「クリミナルマインド」第一‼️最高に面白いです😆🎵🎵。とうとうファイナルシーズンが始まってしまいました😂。この番組が終わってしまったら、大きな楽しみの一つがなくなってしまいます😭。
でも大丈夫❗再放送をさんざんやってますから(笑)。今はシーズン10の再放送の録画を毎日2話ずつ観てから眠りにつきます(笑)😁。それほど夢中です❗詳しいことは、私のブログのバックナンバーをご覧くださいませ🙋。
私が十数年前に欧米のサスペンスドラマにはまるきっかけになった「CSI科学捜査班」の再放送は、CSで一日中やっています。「困った時のCSI」は私の合言葉(笑)😆。「アニマルプラネット」もはまります(笑)😷。
海外の番組は英語の勉強もの兼ねて字幕版を観ます。英会話の自主勉強を初めて2年。簡単な言い回しなら、字幕がなくてもわかります。寧ろ字幕が邪魔なくらいです(笑)😄。
ただし、murder(殺人)とかcrime scene(犯罪現場)とか、serial killer(連続殺人犯)とか、物騒な単語が多いですけど・・(笑)。
まぁ何でも、余暇を過ごす好きなものを持っているというのはいいことだと思います。日常はやることが多すぎて忙しいですから、意図的に脳を弛緩させる必要があります。
「非日常」は大切❗生きていく上で必須です。緩むところがあってこそ、いざというときにキリリと集中してガンバれるのだと私は思います。
さて、久しぶりにブログを発信して、お腹がすきました(笑)。使いすぎた脳が糖分を欲しています。でもガマンガマン・・。私は「おやつは一週間に一回!」と決めましたから(笑)!。
別のことでストレス発散します🙋。それでは皆様、お身体を大切に☀️次回は、今読んでいる、平野啓一郎の「ある男」について書いてみようかと思っています。
芹沢マリリンでした🎵。
No.84実は私、小説も書いてます❗その19
皆さまお元気ですか?コロナの新規感染者数は毎日過去最多を繰り返し、重症者の数もわかっているだけで二千人に近づいています。
東京都を始め、大都市では医療現場が逼迫し、世界的にも安全なはずの日本で、入院できずに自宅でなくなる方々が出ています。
昨日は、五十代の男性を高齢の両親が見送る・・という、今まであまりなかった構図の、悲惨な状況が報道されていました。
まだまだ若く未来のあるはずのその患者さんは、今の逼迫した医療現場の様子でなかったら助かった命かもしれません。
ニュースの画面で、医師の問いかけに「はい。」と、それでもしっかり答えておられた患者さんが、受け入れてくれる病院がなかなか見つからなかったために救急車からまた自宅に戻され、次の日、ようやく見つかった病院で亡くなってしまう・・そんなことが今の日本で起こっているのです。
訪問医師の方や、救急隊員の方の、なんとも言えない辛そうな様子にも、私は涙がこぼれてしまいました。
これが文明国日本、先進国日本、オリンピック・パラリンピックを開催できる力のある日本という国の首都東京での現実です。
とにかく早く、できることは何でもやってほしいと思います。どんなことをやるべきなのかは、今まで何度も語ってきました。1市民として私にできることは少ないですが、感染しない、感染させないためにできることは何でもやっていこうと思っています。
政府が、この2年間の政策の誤りや失敗をきちんと総括し、そこから導かれる正しい政策に則って、次に訪れるかもしれないパンデミックにしっかり備えるようになるのは、いったいいつまで待てばいいのでしょうか。
医療機関や医療従事者の充実、保健所の人員配置と規模の拡大、医療研究機関のワクチン研究への推進対策と援助などは、今の状態が落ち着いてからでなく、すぐにでも始めてもらいたいと思います。今までしてきたように、こういうところの予算を減らすことは、今後はあってはならないことです。
またその前に、このコロナ禍で被害を受けたち行かなくなった事業者への援助も必要です。
マスクをはずして、仲間と楽しく語り合える日々、大好きな海外旅行に自由に行ける日々は、いったいいつになったら訪れるのでしょうか・・。
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それでは、今回が最終回になるかもしれませんが、私の小説、「刹那~襟子」をお楽しみください🙋。
「刹那~襟子」 第四章『濃厚接触』続き
まるで胸を鋭利なナイフでえぐられたような強烈な痛みだ。襟子はそのまま湯船の中に落ち込むしかなかった。胸を押さえ、うずくまって痛みを逃がそうとしたが徒労に終わり、次に襲ってきた症状に襟子は一瞬にして平静を失った。
(息が、息ができない・・。)
襟子は命の危険を感じた。
(落ち着け、落ち着け!)
我が身を必死で励ます。
混乱して、激しく早い息をしようとした襟子は、全く空気が入ってこないのを感じて血の気を失った。このまま息ができないままなら確実に自分は死ぬ。呼吸困難で1、2分で死ぬ❗
・・襟子は冷静に小さな浅い息を意識的にしようと試みた。まだ死ぬわけにはいかない!死にたくない!
かすかに空気が入ってきた。肺に送られた空気が、微々たる酸素を体に送ろうと四苦八苦しているのを感じる。しかし、それは充分ではなく、胸の痛みも取れなかった・・。
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コロナに感染して肺炎になり、呼吸が満足にできなくて酸素吸入を受けたり、人口呼吸器につながれた患者の映像をニュースで何度も見た。
その時は(苦しそうだなぁ、息が吸えないなんてどんなに辛いだろう・・。)とは思ったが、そんなものではなかったことを、襟子は我が身で知ることになったのだ。
水のないプールで溺れるような、空気のない宇宙空間に放り出されたような、いかんともしがたいこの苦しさ・・、肺がしぼんだままで空気を取り入れられずに、へこんで上下が密着した水風船のようになったままなのを、襟子は悪魔に掴まれた胸の強烈な痛みで知ることになる。
(私は患者の苦しさを何もわかっていなかった。この苦しさが何日も続くなんて・・。治るかどうかわからない、死ぬかも知れない恐ろしい不安の中で、ただ空気を酸素を欲している辛さなんて、何一つわかっていなかった・・。)
意識が朦朧としながらも、ここで失神するわけにはいかないと、襟子は確かに感じる痛みにすがるのだった。痛みを感じている間は私は生きられる。もしも気を失ったら、本当に危ない!
(2階にいる夫に知らせなくては。)
心臓発作、くも膜下出血、心筋梗塞、パニック障害・・同年代の友人知人が罹患した(または急死した)病気の名前が襟子の脳裏に浮かぶ。
(いやだ!死にたくない!)
叫ぼうとしたが、いや叫んだつもりだったが、喉が痺れて声が出ない!それでも襟子はあちこちに体をぶつけながら湯船から何とか這い上がり、浴室の外に出ようとした。
肺には、相変わらず普段の十分の一ほどの空気しか入ってこない。それでも、襟子は冷静に小刻みな呼吸をなんとか繰り返しながら、肺をなだめすかして動かそうとする。
その時、自分の手足を見て、襟子はわが目を疑う。襟子の両手の指は、奇妙に外側に反り返って曲がり、まるでよく絵で見る魔女の指のように引きつりながら空を掴んでいたのだ。
そして、更に驚いたのは、中指と薬指の形状だった。それらは、自然にはしようと思っても決してできない異様な形で絡み合っていたのだ。
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襟子は肘で浴室のドアを押し開け、立ち上がろうとした。ところが、襟子の両足の指は一様に内側に歪み、自分の意志では押してもできない様相を呈して、土踏まずの方に折れ曲がっていたのである。
(死ぬかも知れない・・。)
「死」は、やはり近くにあった。今まさに自分も、その暗い穴の中に引きずり込まれようとしている。自分の意思に反して。
心身ともに健康で、普通の生活を営んでいるはずの自分にとっては、遠い存在であるはずの「死」が、やはり気付かないうちに、すぐ近くで時期を待ちながらじっと息を潜めて存在していたのだ。✨✨✨✨✨✨✨
襟子は死にたくなかった。生きていたかった。生きてやりたいことがまだまだあった。
(死にたくない!生きたい!)
声にならない声を絞り出しながら、襟子は壁を叩いた。自由にならない手を手首からそのまま壁に叩きつけて、裸のまま廊下に這い出した。
ただならぬ物音に驚いて、階段を駆け下りてくる夫の足音を耳に間遠に感じながら、今まで意思に反して固く反り返っていた自分の体が、ようやく弛緩していくのを、襟子は深い息をしながら実感していた。
(助かった・・。)
襟子の目尻に涙が溢れた。温かいバスタオルでくるまれ、夫に何度も声をかけられて、襟子は生きている実感が胸いっぱいに溢れるのを静かに甘く味わっていた。
時に「死」を近くに感じ、寧ろ「死」に取り込まれそうになっていた自分。一瞬の違いで「死」をすり抜けて来たと思っていた自分。刹那の運命の波に否応なく流されていくのを遠くで傍観していたかのような、自分の意思を持たない自分・・。
襟子は、自分というものをそう捉えていたのかもしれない。しかし、それは鏡に写った虚像だった。「死」を思うことは「生」を思うこと。「死」を考えることは「生」を考えることなのだ。
襟子は生きたかった。生々しく傷ついても、醜く汚れても、それでも生きていたかった。襟子は誰よりも「生」に執着していたのだ。
何が起こるかわからないこの世界で、生きている人たちそれぞれの生き方が、生々しく交差し影響し合う、そんな刹那の集合体の中で、それでも襟子は生きていくだろう。したたかにしなやかに、彼女はこれからも生きていくのだろう。
❇️❇️❇️❇️❇️❇️❇️❇️❇️
しばらくして呼吸も落ち着き、頬に赤みも差してきた襟子は、綺麗にマニキュアを施し、手入れの行き届いた自らの指を見つめた。それはもう魔女のそれではなく、紛れもない襟子の指だった。
襟子は愛おしい自分の体を自分で抱き締める。この十数分間をリセットするように、襟子は再び立ち上がった。足の裏がしっかり床を掴んでいる。夫は心配して言葉をかけたが、襟子の力の戻った瞳と笑顔を見てそれ以上は止めなかった。
思いっきり熱いシャワーを浴び、長い髪をその飛沫の中で何度も手櫛ですいて、襟子の頭はたちまち鮮明になった。口を開けてシャワーを浴び、少し咳き込んだが、頭を上げると気持ちが引き締まった。
上目遣いから顎を挙げて視線を下げた、鋭い目をした自分が、鏡の中でかすかに唇の端を引き上げる。力の戻った瞳が、鏡のだ中から不敵な笑みを浮かべている。
襟子はふと、唇の端に赤い点を見つけた。少し噛んでしまっていたらしい。苦い血の味がかすかにしたが、襟子はそれをごくりと飲み込むのだった・・。
fin
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とうとう私の小説「刹那~襟子」のアップを終えてしまいました❗今までブログ19回に分けてアップしてきました。途中から読まれた方は、よろしかったら最初から読み直していただけたらありがたいです😭。
今はほっとしたような淋しいような複雑な気持ちです😅。また何か書きたいことが見つかったら、文字を連ねてみようかなと思います。読んでくださって本当にありがとうございました😆。
今コロナ禍は前代未聞の危機的状況です💦。どうか皆さま、ご自愛ください❗芹沢マリリンでした🎵