No.62 最近、こんな映画観ました❗その4

 海外旅行に行けなくなって久しい今日この頃、以前からよく観ていた「旅番組」を、更に頻繁に観るようになりました🙋。

 また最近、テレビでYouTubeや4Kチャンネルが観られるようになったので、BSやCSで欧米のサスペンスドラマと同じくらいの頻度で観るようになりました!

 (私は欧米のサスペンスドラマが大好き💕このあたりのことは私のブログ「No..欧米のサスペンスドラマは回転が速い❗」をご覧ください🙋。)

 ゆえに地上波を観るのは本当に少なくなってしまいましたね😅。ニュース番組はよく観ていますが、バラエティーは余程好きなものだけですね。

 そのYouTubeで観た「旅番組」の中で、成る程👀と思ったことがありました。

 まず、私の最近の視聴の傾向は、まるでそこを自分が歩いているようにカメラが動く番組です!旅ができないで寂しがっている人の気持ちをよく捉えているなぁと感心してしまいます😃。

 例えば、台湾の定番の観光地「九份」を歩く番組(これは制作者より私の方が詳しかった(笑))とか、パリのデパートの「地下食品売場」を物色する番組(日本との違いが面白い)、スイスの「山岳鉄道」に乗ってアイガーやメンヒの勇姿を眺める番組(行ってみたい場所なので)など、自分がその場にいるような錯覚を味わえます。

 その中で、「ルーブル美術館散策」の番組について少し話させてください🙋。

 現地在住のインストラクターの男性が、ルーブル美術館の有名なガラスのビラミッドの入り口から、カメラの目線で美術館の中を歩きながら、出口まで案内してくれるわけです。

 私は行ったことがないので(ガラスのピラミッドから入場することも初めて知りました)興味津々!自由に撮影ができることにもビックリ!

 有名な「ミロのビーナス」や「サモトラケのニケ」などを見ながら、「『ビーナス』は壁の中に立たせてあったらしく、前面は丁寧に彫刻されているが、裏面は雑である」とか、「上下に分けて作って、後でくっつけた」とか、知らなかったことをどんどん加えて解説してくれるのです!

 たぶん、そういう裏話のようなものが、お客さんにうけた🎵のだと思いますが、知らなかったことを知るのはとても楽しいので、最後まで観てしまいました!

 ある彫刻の「背中に『キューピッド』の小さな片手が✋の部分だけが残ってくっついている」と教えてもらって、それが見えてからはその彫刻を見る目が変わりました!

 そこで彼は言います。「知識があると、新しいものが見えてくる」…と。私は、それこそが「学ぶことの意味」だと思いました❗

 新しい知識を得ると、新しいものが見えて、世界が広がるのです❗世界が広がると、新しい自分や生き方を発見することができるのです‼️

 今、何かを見ること、本を読むこと、人と話すこと…それら全てが「学び」につながると思います。新しい知識を得ることだからです。

 「新しいことを知ることは楽しい❗」…今本当にそう思います😃。

 

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 さて、コロナが収束したら終わろうと思っている「新聞記事から時代を読む」が、なかなかやめられません😥。しばらく続けたいと思います。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

3月18日

●米8人射殺6人アジア系 アトランタ周辺 白人の21歳拘束 ヘイトクライムが多発

⇒今度のターゲットはアジア系ですか!?ダイバスリーを理解するのが難しい若者が、まだいるということですね😥。

 その多様性こそがアメリカの強みのはずですが…。この若者は、自分の人生への不満の原因を自分以外へと責任転嫁しているように思います。

 残念ながら、その報いで自分の人生をなくしてしまいましたが…。被害者たちの人生までなくしてしまった罪の重さに気づく時はくるのでしょうか…。

 

🔵同性婚札幌地裁判決 平等原則違憲導く 「性的指向変えられぬ」 司法の救済相次ぐ 28ヵ国・地域が認める

(同性婚が認められている国・地域と導入年)

2001年 オランダ🇳🇱

  03年 ベルギー🇧🇪

  05年 スペイン🇪🇸・カナダ🇨🇦

  06年 南アフリカ🇿🇦

  09年 ノルウェー🇳🇴・スウェーデン🇸🇪

  10年 ポルトガル🇵🇹・アイスランド🇮🇸

      アルゼンチン🇦🇷

  12年 デンマーク🇩🇰

  13年 ブラジル🇧🇷・フランス🇫🇷・ウルグアイ🇺🇾

      ニュージーランド🇳🇿

  14年 英国🇬🇧

  15年 ルクセンブルク🇱🇺・米国🇺🇸

      アイルランド🇮🇪

  16年 コロンビア🇨🇴

  17年 フィンランド🇫🇮・ドイツ🇩🇪

      オーストラリア🇦🇺・マルタ🇲🇹

  19年 オーストリア🇦🇹・台湾🇹🇼・エクアドル🇪🇨

  20年 コスタリカ🇨🇷

⇒ようやく一歩前進の兆しが見えてきたという感じでしょうか…。文明国の仲間入りするのはいつ?中華人民共和国🇨🇳、韓国🇰🇷もまだですね。

 

🔵柏崎刈羽再稼働凍結 規制委手続き保留 核防備不備で ずさんな東電テロ対策 原発を扱う資格あるのか

⇒当然の結果でしょう。危なくてたまりません。命がかかっているのに、全く信頼できません!

 

任天堂エリア今日開業 USJ

🔵五輪演出 容姿侮辱案 週刊誌報道 渡辺直美さん例えに 批判受け撤回

⇒ニュースの街角インタビューでもやっていましたが、「またか😓」という感想です💦。たくさんいい仕事をやってきた人らしいのに、「権力を持つと、社会常識に疎くなる」のでしょうか…。

 ただ今回は、すぐにその誤りを指摘し、批判する人が複数いたことが救いです😃。単に森氏ほどの大きな権力ではなかったからかもしれませんが、やはり民意の影響の大きさゆえにでしょう☀️。

 

市立尼崎高校いじめ認定 水泳部2人「体育科史上主義」第三者委 

・いじめ相談 中1自殺 石川2月 学校「解消」9日後

⇒まだまだ「いじめ」の問題はなくならないですね。学校側が真実を見えていないという状態が辛いです。一生懸命教育活動をしているはずだと思っているのですが…。

 

⭕国内感染者数 1537人

⭕緊張事態21日解除 4都県 政府、今日決定

⭕伊独仏「第3波」猛威 欧州ロックダウン1年 英はワクチン奏功感染減少

⇒ヨーロッパの状況はなかなかに好転しませんね💦。コロナは本当にしぶとい…。次々に変異株が生まれ、更にその度に感染力が強くなる!

 コロナが考えてそうしているわけではないでしょうが、生命力がすごいと思ってしまいます👽。

 

3月19日

●米アジア系社会不安 ヘイトクライム多発 銃撃容疑者憎悪を否定 コロナ流行で顕在化

⇒コロナというやつは、人間の醜い面を顕在化させるんですね👽。恐ろしい…。

 

🔵総務相、会食認める 「ビール2~3杯」NTT社長と同席

⇒もう、いい加減な言い訳は結構ですわ💦。

 

・五輪式典責任者が辞任 女性タレントの容姿を侮辱 大会開く資格問われる

⇒残念ながら、辞任でしょうね。世界は日本のことをどう思うだろうかと心配です。

 

⭕国内感染者数 1498人

⭕新味なき感染対策 首都圏宣言解除 再拡大防止手詰まり感 4都府県連携ほころび 他県は不信小池氏動けず

⇒「諦め解除」って、本当にあるんですね😰。何度も言いますが、1年前からあらゆるニュース番組でも言っているように、「いつでも、どこでも、何度でも」の無料のPCR検査をたくさんやって、無症状感染者を素早く発掘して対処したらいいと思います。

 今ごろ、国として「5項目」の中に入れていますが、遅いです!でもすぐやれば間に合うでしょう😃。それとワクチン接種を両立してやっていけば、コロナに勝てるかもしれません❗

 ただし、変異株が蔓延する前に、ワクチンが効くうちに迅速に行うことが必要です❗

 一般人の多くの人たちがそう思っていると思うのですが、違ってますかね!?

 一時感染者数が増えたように見えるでしょうから、国は躊躇するのでしょうか。しかし、隠れている真実が顕在化するだけです。いずれ重傷者とともに表に出てきます👽。

 潜んでいるウイルスにとって致命的な方法を取って、撃退していったらどうでしょうか…。

 

3月20日

●カメラ前意地の張り合い 階段大荒れ 米「秩序脅かす」 中「干渉やめよ」

●米中 非難の応酬 外交トップ会談 香港など巡り

アメリカバイデン政権は、トランプ政権の失政を挽回して、別の「強いアメリカ」を取り戻そうと、私には若干焦っているようにも見えます💧。

 私はバイデン政権を応援しているので、もう少し冷静に中国・ロシアと対峙した方が、寧ろ大国アメリカを強調できるのではないかと、勝手なことを言ってしまいます(笑)。

 ただ、相手国にはっきりものを言っている様子が羨ましい限りです!日本の政府が、こんな風に会談している様子を見たことがありません💦。

 沖縄のアメリカ軍基地への「思いやり予算」の大幅増額を求められた時に、こんな感じで突っぱねてほしかったです。

 仲良く握手するばかりが外交ではないですよね🙋。

 

●「バイデン氏の健康願う」プーチン氏「人殺し」発言に応酬 ロシア国内ではバイデン氏の発言に対し「認知症」などと判断能力を疑問視する声が出ている。

ミャンマー 広がる「不服従運動」 国軍と市民溝深く 

3月14日~国軍がヤンゴンの一部地区に戒厳令

3月18日~人権団体がクーデター後のデモ隊側の死者が計224人に達したと発表

🔵「マスクいつまでやるの?」麻生太郎財務相 コロナ長期化に愚痴

⇒政府が「マスクをしてください」と国民に言っているんですよね、確か…。その政府の代表者の中心に何年もいる政治家が、こんなこと言っていいのでしょうか?

 この質問、そっくりお返ししたいです!ちなみにこれは疑問文ではなく感嘆文です!

 

🔵河井克行議員が辞意 広島3区補選はなし

🔵夫婦別姓反対 岡山県議会可決

⇒驚きました!こんな時代錯誤なこと地方議会で通るんですね。選択する権利まで否定するんですね💦。

 多くの女性は、結婚前に社会で認められた名字を、様々なややこしい手続きを経て改名しなくてはなりません。そのことが、女性の社会進出だけでなく、結婚率及び出生率の低下にもつながっていることを想像していないのですね💦。

 また、男性が改名しなければならない場合は、そのストレスと影響はもっと大きなものになるでしょう💦。

 私は、別姓にすべきだと言っているのではありません。その人の意思でどちらかに決められる自由を阻害すべきではないと思うのです。

 

🔵⭕五輪海外客見送り 今日5者協議で決定へ

⭕国内感染者数 1464人

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 では、今回のテーマに移ります。今回の映画は「ホテル・ムンバイ」でした。

1,出だしのシーンの恐ろしさ❗→済み

2,シーク教徒にとってターバンの意味は❗→済み

3,登場人物の印象❗→今日はここからです!

4,少年たちをテロに駆り立てたもの❗

5,姿なきテロの首謀者の卑劣❗

 

 では始めます。「3,登場人物の印象❗」からです。

◆アルジュン

~主人公のシーク教徒のホテルマンです。二児の父であり、知識も経験も豊富な優秀なホテルマンとして脱出のリーダーとなります。

 この俳優について詳しくはないのですが、かなり有名な「この俳優が出ている映画はヒット間違いなし」と言われているそうです。

 彼のターバンへの思いや西洋人の老婦人との掛け合いは前回述べているので参照してもらうことにします。とにかく、誠実さが画面から伝わってくるような人です!

 最後に事件が解決したあと、一緒に頑張ったシェフと互いの老を労ってバイクで家に向かいます。その時のなんとも言えない表情が印象的です。

 一番のヒーローなのに、それを主張するでもなく、報道陣をすり抜けて一人の夫、父親に戻っていきます。彼の勇姿を表すのは、血だらけのホテルマンの制服でした🙋。

◆ザーラ

~もう一人の主人公と言えるでしょう。地位も財力もあるインド人富豪の婦人を演じていますが、この人、全く嫌みがないのです!

 お金持ちの傲慢さも全く感じられず、一人の愛する夫を奪われた赤ん坊の母親を演じています。インドの美人らしく派手な顔立ちですが、知性に溢れています。

 衣装は、薄いグレーの上質なシルクのタンクトップと同系色のロングスカート1着のみ。それがまたよく似合って上品です🌹。

 終盤で、今にも殺されそうな状態になった時、イスラム教徒だった彼女?はコーランを唱えて九死に一生を得ます。

 果たして本当にイスラム教徒だったのでしょうか。確かレストランで夫のアメリカ人と食事をするとき、夫がビーフステーキを食べたいと言ったら、「牛は神聖な存在だから」と言って止めたシーンがありました。

 …ということは、ヒンズー教徒だということですよね!つまりは、テロ集団と同じイスラム教徒のふりをした…ということになります。

 彼女のように知性に優れた人は、コーランを知っていてもおかしくはありません。まさしく、博識が彼女の命を救った、そういうシーンではなかったかと思うのです!🙋。

 まだ赤ん坊の子どものために、死ぬわけにはいかなかったのでしょう。目の前で最愛の夫も殺されてしまい、次は自分も殺される。一か八か賭けてみたのではないかと思うのです。

 その場にいた他の人たちは全てすぐに殺されました。彼女の命は、彼女の知恵と親心と生きる気力が救ったのです🌸。

 

4,少年たちをテロに駆り立てたもの❗

 一言で言えば、それは「貧しさ」です。「アラーの神への信仰」ではないと私は考えました。

 信仰は寧ろ後付けの理由であり、自分たちを正当化し、自分で自分に言い聞かせるための詭弁に過ぎないと私は思います💦。悲しくも、彼らも被害者なのではないでしょうか…。

 映画の中で、「金は送ったら来たか?」と電話で親に聞く場面がありました。返事は「NO」です。その時少年は、やっぱり…というような表情をして顔を歪めました💧。

 騙された…としても、もう遅いのです。既に何人も殺してしまった今となっては、やるしかないのです。テロを続けて、テロリストとして死ぬしかないのです💧。

 家族を誘拐犯に人質にとられているのと同じです。後戻りできないのです。あとは、「信仰」という大義名分で自分を誤魔化し、騙して、警察に撃たれるか、自爆して死ぬしかないのです💥。

 少年たちが貧しくなければ、こんなことにはならなかったのではないでしょうか。タージ・マハルホテルは富の象徴です。ホテルの中は、これでもかというほどに豪奢で、スラムの人々の生活とは、はなはだしく隔たっています。別世界です。

 彼らを操るためには、これ以上ないほどのシチュエーションでした。彼らには、着たこともない素敵な装いをして、彼らの家の何十倍もの広さの美しい部屋に泊まり、一生食べられないだろう豪華な食事をとる人たちは、みんな「敵」に見えたことでしょう✨。

 彼らを肯定するわけではありませんが、どうにも割りきれない思いがぬぐえないのです😥。

 

5,姿なきテロの首謀者の卑劣❗

 このテロの首謀者は「声」のみの存在です。その存在は謎のまま、このドラマは終わります。

 残された親や家族に支払われるはずの報酬がまだ支払われておらず、本当に支払うのかどうか不明です😰。また「悲鳴を聞いていたいから電話を切るな」と言います。異常です。

 宗教上、嫌がる少年に「女性の下着の中にあるメモを取れ!」と命令します。更に「人質を窓のそばに並べて、民衆に見える位置で全員殺せ!」とマスコミを意識した殺害を命令します。

 そして最後まで姿を見せないのです!つまり自分は捕まらない。家のソファーにふんぞり返ってテレビの実況中継をコーヒーでも飲みながら観ているかもしれません。

 これは宗教の指導者でもなんでもない単なるサイコパスでしょう💦。多くの被害者とテロ集団の少年たちを犠牲にした卑劣な首謀者は、自らの手を汚すことなく、少年たちをコマのように動かして楽しんでいるようにさえ見えます。

 その卑劣に、憤りを禁じ得ません…。

 

 最後に、本来この映画は、勇気と信念のある素晴らしいホテルの従業員の方々の姿も丁寧に描いています。

 そのことについては、映画の紹介のサイトや他の方のTwitterなどで多く語られているので、私のブログでは敢えて触れませんでした。

 

 さて、次はどんな映画を観ましょうか(笑)😆。そして、どんなことを語りましょうか、楽しみです❗

芹沢マリリンでした🎵