No.65 外に出たいストレスと付き合う……💧

 また一週間以上、発信が空いてしまいました😅 言い訳すると、あまりにも報道に変化がないからです💦

 私の住んでいる所の緊急事態宣言が、5月末まで延長されても、新規感染者数が7千人をゆうに超えて過去最高になっても、ニュース番組の報道時間が長くなるわけでもなく、新聞紙面を占める割合が増えるわけでもなく……というふうに思うんですが、違いますか?😓

 これ、凄いことですよね💦前から言っているように、変異株と後遺症にはもっと注意するべきでしたね、政府として❗

 菅総理が「変異株の脅威は予想してなかった」と記者の前で発言して失笑をかっていましたね💦びっくりです😱

 

 医療従事者のワクチン接種は、まだ2割だそうです😰 ごめんなさい、私はもう終わっていると思っていました💦

 アメリカ合衆国では、国民全体の5割に迫る接種率で、ワクチンに否定的な人にも打って貰おうと、美術館や野球の試合の鑑賞券をプレゼントにつけてまで、接種率を上げようとしているのに、全く我が国の対策は遅すぎます💥

 屋外ではマスクなしOKになり、ストレスフルな生活から脱しかけている明るい雰囲気のライブ映像を、垂涎の思いで見るしかないのが、日本の現状です💦

 まず、アメリカ合衆国ではワクチン接種の予約が不要❗一瓶10人分の半端な余りは、近所や知人に連絡して打って貰い、ロスが出ないようにしているそうです😃

 薬局でも予約なしで接種でき、買い物のついでにワクチン接種❗……少し前の「いつでもどこでも何度でもPCR検査」と似てますね☺️

 やる気になればここまでできるんです!感染者、死者が世界一多いアメリカの今の状況です🌈

 

 それに比べて、我が国日本はというと、素人のおばさんである私にも次のようなことぐらいは言えます!

◆大勢の優秀な研究者がいるにもかかわらず、以前から自国のワクチン開発に消極的で(副作用事故の裁判で負け続けたことが原因だと言われていますが)、研究費用の援助をほとんど行っておらず、他国頼みだった。

 このような世界的パンデミックの発生を考慮に入れておらず、危機管理に欠けているとしか言えない。

◆国立の病院を増やすことを重要視せず、保健所の統廃合を進めるなど、長年の医療行政の脆弱さの弊害が、今回の未曾有の医療危機にあたって露呈した。

◆第一次だけでなく、第二次、第三次の緊急事態の分析が充分に行われておらず、少なくても医療環境とPCR検査の拡充について、ほとんど改善が見られず、同じ過ちを繰り返している。

◆新しく起こってきた変異株、後遺症への研究と対策が後手に回って、効果を上げているように見えない。

◆海外からの変異株の流入を防ぐ、いわゆる水際作戦も後手に回っている。

◆休業要請などへの補償が充分でなく、政府関係者の不祥事も相次いで、政府の政策への信頼感がなくなってきている。

◆ワクチンの接種を含め、有効利用ができていない。

◆五輪への取り組みとの両立がかなり難しい。

 

……まだあると思いますが、5分あればこれぐらいのことは普通の人にも書けるのです。

 このじれったさが、コロナストレスの一部になっていると私は思うのです💧。

…………………………

 さて、そのストレスとうまく付き合っていかなければなりません💦 仕事が休みの日にお出かけするのが、私にとっては一番簡単なのですが、今はそれができません💦

 本来の私の趣味は次の3つでした。

1,海外旅行

2,映画鑑賞

3,読書

 それを効率よく実行するために、計画を立て、やるべきことをやり、時間を有効に使ってきました。

 ところが、1は、いつ再開できるかわからず、2は、ときどき不可能になります😓

 そのため、初めての緊急事態宣言から約1年半、そのストレスとの付き合い方をいろいろ試してきました。

 そんな悠長なことをやってる場合か……と叱られそうですが、私は私なりに様々大変な状況の中で、自分を守り精神の安寧を保ってきたつもりなので、怒らずに読み進めて貰えたらありがたいです😅

 私がやってきたことは次のように変わりました!

1,読書をする

2,本📕を書く

3,英会話を勉強する

4,断捨離をする

5,欧米のサスペンスドラマを観る

6,YouTubeを観る

7,ブログを書く

 

 「1,読書をする」については、以前ブログにも書きましたが、私は『作家ローラー読み』です!つまり、好きだと思った作家の本📕を片っ端から読むのです!

 この1年は松本清張に凝っていました❗十冊以上読みましたが、ここ十年で一番好きな本📕ができました❗それはブログにも書いた「砂漠の塩」です😆🎵

 二回続けて読んだ本📕は珍しいです!映画化してほしい!絶対観ます❗ヒット間違いなしです😆

 

 「2,本📕を書く」については、この2019年からの1年で2冊出版しました🎶

 趣味の旅行記『おばさんの海外旅行~あるあるエピソード集』(昨年5月発刊)と、38年間の教師生活のまとめ『(若い)先生たちへの応援BOOK』(昨年7月発刊)です🎶 好評発売中です(笑)🎶

 もう1つ、昨年9月末に文學界新人賞に初めての小説を書いて応募しました❗残念ながら賞は貰えませんでしたが、今までのエッセイと違った小説を書くのも、本当に楽しかったです‼️

 次回のブログから少しずつ紹介していこうかと思います🙋 タイトルは『刹那~襟子』です。自分では、とっても気に入ってます😆🎶

 

 「3,英会話を勉強する」については、これもブログに書きましたが、「スピードラーニング」は一昨年にやり切り、その後始めた「NHKラジオ英会話」を1年と4ヵ月続けています🙋

 発音は上手になったと自画自賛❗外国人と話すことに怖さはありません(笑)❗……が、単語力が決定的に不足(学生時代の不勉強が祟って)😭  自分の思いを伝えるにはまだまだというところです(笑)😅

 ただ英会話の勉強は本当に楽しい😆💕勉強が楽しいなんて、凄いことですよね😁🎶

 大好きな欧米のサスペンスドラマもサブタイトル(字幕)で観る方が楽しいのです❗こんな気持ち初めて😄

 

 「4,断捨離をする」については、一昨年から三回も大きいのをやりました❗捨てまくりました❗ゴミの収集をしてくださる方々には大変申し訳なく思っています😅。

 いよいよ懸案の部屋のリフォームにもかかります❗

必要なものだけで生活することの楽しさを知ってしまいました(笑)‼️

 

 「5,欧米のサスペンスドラマを観る」については、最近CSで「クリミナルマインドウィーク」をやっていました!一番好きなドラマです❗

 GWは毎日それを観まくりました❗またずっとAXNでは「CSI科学捜査班」を放映しています!いいドラマのファンは多いのでしょう😃 録画した分がまだ20時間以上残っているので、しばらく楽しめます(笑)❗

 

 「6,YouTubeを観る」については、最近趣味に加わりました!最近、地上波が本当に面白くないのです💦そう思いませんか?

 BSも今1つです。CSもダメな時は、YouTubeということになるわけです!

 今は行けない海外の風景や世界遺産は頻繁に観ています❗スマホより大きなTV画面で観ると更に面白いです❗

 あと、外国人の音楽PVや映画も観ます!一番最近検索して観たのは「ロイロノートの使い方」です😃

 

 そして最後に「7,ブログを書く」に至るわけです。1から6のまとめが「7,ブログを書く」であるわけです。

 こうして自分の思ったことを発信する……それによって考えがより深まる……というオマケもついてきます😃

やはり、私は文章を書くのが好きなのでしょう😊 

 好きなことをするとき、一番ストレスと上手く付き合っていると言える気がします、私は……。皆様お身体大切に❗ 芹沢マリリンでした🎵

 

 

 

No.641ヵ月で変わったこと、変わらないこと❗

 なんと、4月4日からほぼ1ヵ月ぶりのブログです😆🎵この4月に生活が大きく変わったので、さぼってしまいました😅(笑)

 しかし、ブログで「発信する」ということは私の生活の一部なので、このGWのstay home2回目を利用して再開を企んだわけです(笑)。

 激変の4月に、昨年の年頭から初めて1年以上続けた「新聞から時代を読む」も休止し、スクラップBOOKもNo.17で止まっていました。

 忙しさにかまけてさぼっていたわけではなく、あまりに状況が変わらないからです。…そう、コロナ禍の状況がです!

 前回のブログ発信時、4月3日のコロナの国内感染者数は2776人ほど。それから約1ヵ月後の、昨日4月29日の感染者数は、なんと5914人!2倍以上です❗

 1年前の第一回の緊急事態宣言発令時は、約500人でした!それを思えばびっくりするほどの激増です❗つまりコロナ感染者数は、減った時もありましたが、現在はまたひどい状況だということです💦。

 

 これが変わった点とするならば、変わらなかったもの、それは「不十分なコロナ対策」に他なりません。

 保健所も含めた医療体制は、結局大きく充実することなく、やっぱり逼迫しています💦。

 PCR検査数も、3万円(確か去年はそうでしたね…)から千円台になり、無償化もされましたが、普通の人が「いつでもどこでも何度でも」受けられる状態にはまだなっていません💦。

 今ごろ、「感染が広まる前に大々的にPCR検査をして、陽性者を隔離すれば良かった」…と政府の中でも言われているようですが、遅きに失しています💦。

 GW前に陰性証明を貰おうと、検査希望者が列をなし、「密」になっているという本末転倒が起こっているというニュースを見ました💦。

 緊急事態宣言が悪いわけではないのに、補償がきちんとなされないのと、政府高官や厚労省などの役人たちの不祥事が相次いで、もはや「国のために我慢しよう」という気も薄れてしまい、思ったような効果が出ていないというのが現実です💦。

 

 この1年、私たちの税金で働いている(高いのに…)政府の専門家の方々は、いったい何をしていたのでしょう⁉️

 1年前の状況をしっかり分析し、教訓を明らかにして次に備える……当たり前の科学的な対処を、充分してきたようには見えないのが残念です💧。

 ウイルスの方はどんどん賢く?なり、何度も変異を繰り返して、恐ろしいことに威力を増して来ています✨

 後遺症の方も、深く研究されないまま(私見ですが)、水面下で感染者の心と身体を蝕み続けています💧。新聞などで、後遺症に関する記事を読む度に胸が痛みます😥苦しんでいるのは、若い人や軽症だった人にも多いのです✨

 

 さて、命の綱は「ワクチン」です!変異株に効果が充分にあるのか疑問ではありますが、今はワクチン頼みです!

 医療従事者の妹は4月に入って、ようやく2回目の接種を終えました!65歳の夫には先日ワクチン接種券が届きました!

 医療従事者の方々への接種が完全に終わるのはいつなのでしょう?高齢者の方々に行き渡るのは、いったいいつなのでしょうか?

 まさか、ワクチン接種会場で接種に携わってくださっている看護師さんたちが、後回しになっているなんてことはないですよね😅

 昨年第2波と第3波の間にあったのが、GO-TO travelとGO-To eat、そして総裁選でした。今回第4波とともにあるのが、オリンピックと国政選挙です。

 大阪の医療はかつてないほどに逼迫しています!重傷者病床は115%を超えようとしています!一刻の猶予もありません✨

 家族には「交通事故に遭わないように気をつけてね!」「風邪を引かないでね!」というので精一杯です❗救急車が来てくれないかも知れないからです!これは大げさではありません。現実なのです…💦💦。

 

 10年ほど前にアメリカで「コンテイジョン」という映画が作られました。日本では大ヒットというわけではない映画だったので、私はリアルタイムに映画館では観ていません。

 ただ、私は興味があって観られる機会を狙っていました。まさか昨年観ることになろうとは、そしてあんな映画だったとは思いもよりませんでした❗

 昨年末、コロナ禍のニュースを見ているときに、ふとこの映画のことを思いだし、翌日DVDを借りてきて家族で観てびっくり‼️コロナ禍そのままだったからです😱

 映画が作られたのはコロナのコの字もない時!監督さんと原作者の先見の明には、ただただ驚くばかりでした!

 昨年末に観たその映画をつい最近YouTubeで観て、再度ショックを受けてしまいました👽あまりにコロナ禍と酷似しているからです❗

 「コンテイジョン」で描かれていた、コロナ禍と酷似した事柄を羅列してみます。きっと驚きますよ❗

◆発生源をたどると、森林の奥のコウモリ🦇が環境破壊のため、人家の近くに来たことから起こった!

◆感染経路をたどって原因を探ろうとする!

◆ウイルスに触れる、経口感染、空気感染へと感染力が高まる!

◆手洗い、マスクが推奨される!

◆人の集まる場所を消毒する!

◆ソーシャルディスタンスをとることが推奨される!

◆学校が閉鎖され、子供の養育に問題が起こる!

◆外出禁止令が出される!

◆ロックダウンが起こる!

◆社会秩序が揺らぎ、スーパーマーケットなどが襲撃される!

◆偽の薬がネットで評判になり、一部の人がそれで儲けようとする!

◆薬局が襲撃される!

戒厳令が出され群馬県が出動する!

◆AIDSウイルスとの合体した変異株が生まれて、重傷者が急激に増える!

◆医療現場が逼迫する!

◆感染爆発が起こる!

◆体育館などの広い場所が治療の場所として使われる!

医療崩壊蛾起こる!

◆ワクチン開発が急がれる!

◆ワクチンをめぐって誘拐事件やテロが起きる!

◆ワクチン接種の抽選が行われるが、政府高官の中にはは身内を優先する人が出てくる!

◆死者が多数出て埋葬が間に合わず、ホロコーストのように集団埋葬が行われる!

………………どうですか?私の言っていたことがわかっていただけると思います😓。びっくりしますよね、コロナ禍そっくりです💦。監督さんと原作者は予言者かと思ってしまいます✨

 映画では、ワクチンが行き渡ることによって、感染が減少していくのではないかと、明るい兆しが見えるところで終わります。せめてもの救いです。

 ……が、現実でもやはりカギを握るのはワクチンなんだと改めて思いました❇️

 

 明日からGWも本格的です。stay  homeの連休、我慢の連休(去年の連休もそうでした!)です。遠出はせず、外食にもなるべく控え、自宅で静かに過ごそうと思います😊。

 お天気のいい日に、お弁当を持ってピクニックかウォーキングにでも行こうかと思います。……えっ!それもダメですか?💦

 皆様、ご自愛くださいね😃 芹沢マリリンでした🎵

 

 

 

No.63 ウルルと「北の国から」

 今日のコロナ感染者数は2776人、大変なことになってきています。厚労省の職員の大人数の会食のニュースに呆れ果て、言葉を失い、言葉を紡ぐ意欲まで削がれました😥。

 言いたいことはいっぱいありますが、今回は久しぶりのブログなので、あえて、コロナとは全く異なるお話から始めてみたいと思います🙋。

 

 私は、4年前にオーストラリアに旅行しました🎵その時に世界遺産ウルル(エアーズロック)に行ったのですが(詳しいことは、私の第1作「おばさんの海外旅行~あるあるエピソード集」をご覧くださいませ😄)、ウルルに登ることができませんでした。

 もともとウルルは先住民アボリジニの聖地ですから、そこを登ってしまうなど、申し訳ないようなことですが(2019年10月に正式に登山禁止になりました)、せっかく行ったのに登ってみたいと思うのは、当時の人情としては理解できます😅。

 ちょうど私たちが行った時、現地の有力者の方が亡くなったとかで急遽登山中止になりました。高所恐怖症の私は登れる気がしなかったので、ひそかに心の中でほっとしてしまいました…🙆。

 しかし夫はそのことを非常に残念がっていて、最近YouTubeをテレビで見ていて、「ウルル登山体験記」を見つけたのです!

 約2時間かけてウルルを登る動画をわくわくしながら見ました!これはあかん❗私にはやっぱり無理😂。

あの斜度、あのツルツルの岩肌、あの距離…私の力では攻略できそうにありません💦。

 私の豊かな想像力は、足を滑らせて落ちていく自分を姿、登るだけでなく降りることもできなくなって、岩影にしがみついて、(なんでこんなところに来てしまったかなぁ…やっちまった!)と後悔する自分の像を、明確に結んでしまったのでした…。

 そういうわけで、(登れたかも…)という私の「やり残し感」は見事に雲散霧消していったのでした(笑)…。

……………………………

 さて、まずはいつもの「新聞記事から時代を読む」

を始めたい思います🙋。最初に打ってから半月もたっているので、様子が変わっているのが興味深いです。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

3月21日

🔵⭕五輪海外客断念決定 国内上限、来月方針 5者協議

⇒お医者さんたちは、最大限譲歩して、無観客で…と言っていますが、どうなるでしょうか…。

 

🔵⭕各国残念・同情「当然」も 中国の書き込み「受け入れ見送りは賢明な選択だ」「海外から誰が見に行きたいと思うのか」世界的に感染が収束していない状況では「当然」

⇒あまり新聞には載っていませんが、外国の方は今の日本に来たいものなんでしょうか…。

 

🔵⭕五輪海外客断念 経済効果切り捨て ワクチンIOCと溝 観光業頼みは国内客

⭕国内感染者数 1517人

⇒半月前は、こんなもんでしたか…。

 

3月22日

●アジア系への憎悪「もう無視しない」 銃撃事件受け 米各地抗議デモ

⇒コロナが報道され始めた頃、アジア系の人へのアメリカやヨーロッパでの暴力のニュースがありましたが、最近また多くなって来ました💦。

 コロナは恐ろしいですね😥。人間の汚い部分を顕在化してしまうようです😰。

 

▲教員免許更新制 弊害は明らか 早急に廃止を 全国市長会も強く批判 現場の声を聞き決断を

⇒このご時世、教師を目指す人が減っています。数が減れば質が下がります。失礼な言い方ですが、科学的な真実です。

 教育の質を下げないためには、退職教員に再び教壇に立って貰うことが必要です。そのために弊害となるベテランの免許更新制度は、せめて考え直してほしいと思います🙋。

 

▲少人数学級効果検証は総合的に 文科省からも同趣旨の答弁 関係者から意見相次ぐ

⭕国内感染者数 1119人

⭕緊急事態全解除4都県終了 変異株への対応全入国者に拡大

⇒今から思えば、緊急事態宣言が解除されたこのあたりから、感染者数はうなぎ登りに増えていくのです💧。

 

東京五輪「中止」「延期」7割超 海外5ヵ国世論調査

◆タイ→95.6%

◆韓国→94.7%

◆中国→82.1%

◆米国→74.4%

◆フランス→70.6%

⇒開催国以外の考えはそうでしょうね💦。

 

3月26日

●米政権に「先制攻撃」関係国、駆け引き本格化

🔵河井元法相辞職願を提出 補選行わず衆院選に統合

⭕大阪・兵庫時短延長へ 来月以降、対象地域も拡大

⭕国内感染者数 1917人

⇒たった4日間で800人も増えてしまいました!

 

⭕🔵聖火福島を出発 コロナと「伴走」危ういリレー 復興の意図曖昧に

⭕🔵「トラベル」再開6月以降 自治体割引に3000億円支援

⇒たとえ地域を限定しても、今これを論議する時でしょうか…?

 

3月30日

スエズ運河航行再開へ 通信社報道コンテナ船離礁  

ミャンマーからタイ、インドへ 国境超え避難急増

⭕国内感染者数 1345人

⭕大阪「蔓延防止」要請へ 週内に知事「第4波入った」 週内なら客マスク義務

 

3月31日

ミャンマー死者510人 国軍弾圧子どもの犠牲相次ぐ

ミャンマーの政情不安が止まりません💥。なんとかならないものでしょうか…。

 

●香港選挙民主派排除可決 全人代常務委 「1国2制度」崩壊

・テラハに「倫理上問題」 木村花さん死去 BPO人権侵害は認めず 時代合わぬ見解

・妊娠部下に「タイミング最悪」 大阪・住吉区課長マタハラで停職

⇒この人は新聞読んでないのでしょうか、最悪😖💦💨

 

・国語「現代社会のよう」 論理的思考養成に重点 22年度から使用高校教科書 読解力の向上狙う 「言葉の魅力伝わらない」反対根強く

⇒10数年以上前から、教科書改訂の度に、教科書から文学作品が消えていきました😭。国語科の教師としては、悲しい限りです…。

 プレゼンテーション能力の育成も確かに必要ですが、文学作品を読み込むことで心を豊かにしていくことの大切さを軽く考えてはならないと私は思います!

 寧ろ、こんな時期だからこそ、子どもたち、生徒たちに、骨のある文学作品をじっくり読ませなければならないと考えます。そして、それができるだけの基礎学力の向上が大切です!

 

・「使える英語」の育成重視 「問い」や「話し合い」工夫 22年度から使用

⭕国内感染者数 2088人 「まん延防止」適用検討 コロナ政府、大阪府要請なら

⭕コロナ登場五輪影薄く 22年度から使用高校教科書

 

4月3日

●台湾特急脱線50人死亡 140人以上負傷 工事車両と衝突か

●タイ 避難民対応苦慮 ミャンマーから大量流入懸念

・別姓 自民内の対立過熱 WT初会合 公約集約、難航か

田中邦衛さん死去 俳優「北の国から」「学校」

⭕まん延防止 3府県との往来自粛 GW直撃観光業落胆 来客期待していたのに

⭕国内感染者数 2761人

⇒一気に増えて来ました!今やるべきことを誤ると、大変なことになります。五輪どころではなくなる可能性もあります。

 ワクチンを早く普及させることです❗変異株のまん延より早く❗早くしないと、コロナ変異株の生命力に負けてしまいます‼️

……………………………

 俳優の田中邦衛さんが88歳で亡くなって、追悼番組として彼の代表作品「北の国から,87 初恋」が4日放映されました。

 34年前の作品です。私はまだ教師になって数年の頃でした。間もなく、「北の国から」のシナリオが国語の教科書に載り、私は発展学習としてこの「北の国から,87 初恋」を生徒たちに見せたことがあります。

 偶然やっているのを見つけてちら見するはずが、とうとう2時間、最後まで見てしまいました…。名作です!素晴らしいです!涙なしでは見られません💧💧。

 親子のビミョウな距離、兄と妹の遠くて近い間柄、農業をめぐる問題、個人と地域との関係、思春期のほのかな恋心など、様々な要素が複雑に絡まり合った世界で、人間って、なんてけなげに一生懸命生きているんだろう…と、思わず考えてしまいます😂。

 そして、どの人も抱きしめたいくらいいとおしく思ってしまうのです😭。もう、生きてるだけでもう充分、それでいいんだよと、大声で叫びたくなるのでした💧。

 たしか、自死されて、今は亡き俳優の古尾谷雅人さんが演じられた、東京への定期便トラックの運転手の名演が、改めて感慨深く胸に沁みました…。

 彼の一言一言の意味が、今回特に心に刻まれています。彼は純に「ピン札に泥が付いている。お前の親父の指に付いていた泥だ。俺は受け取れない。お前が持っていて、一生の宝物にしろ。」と言います。

 純にこんなことを言える、その運転手の人生が透けて見えてくるのです。

 倉本聰さんのシナリオの素晴らしさと、それを演じる俳優さんたちの、厚みのある素晴らしい演技を堪能し、密度の濃い時間を味わうことができました🙋。

芹沢マリリンでした🎵

 

 

No.62 最近、こんな映画観ました❗その4

 海外旅行に行けなくなって久しい今日この頃、以前からよく観ていた「旅番組」を、更に頻繁に観るようになりました🙋。

 また最近、テレビでYouTubeや4Kチャンネルが観られるようになったので、BSやCSで欧米のサスペンスドラマと同じくらいの頻度で観るようになりました!

 (私は欧米のサスペンスドラマが大好き💕このあたりのことは私のブログ「No..欧米のサスペンスドラマは回転が速い❗」をご覧ください🙋。)

 ゆえに地上波を観るのは本当に少なくなってしまいましたね😅。ニュース番組はよく観ていますが、バラエティーは余程好きなものだけですね。

 そのYouTubeで観た「旅番組」の中で、成る程👀と思ったことがありました。

 まず、私の最近の視聴の傾向は、まるでそこを自分が歩いているようにカメラが動く番組です!旅ができないで寂しがっている人の気持ちをよく捉えているなぁと感心してしまいます😃。

 例えば、台湾の定番の観光地「九份」を歩く番組(これは制作者より私の方が詳しかった(笑))とか、パリのデパートの「地下食品売場」を物色する番組(日本との違いが面白い)、スイスの「山岳鉄道」に乗ってアイガーやメンヒの勇姿を眺める番組(行ってみたい場所なので)など、自分がその場にいるような錯覚を味わえます。

 その中で、「ルーブル美術館散策」の番組について少し話させてください🙋。

 現地在住のインストラクターの男性が、ルーブル美術館の有名なガラスのビラミッドの入り口から、カメラの目線で美術館の中を歩きながら、出口まで案内してくれるわけです。

 私は行ったことがないので(ガラスのピラミッドから入場することも初めて知りました)興味津々!自由に撮影ができることにもビックリ!

 有名な「ミロのビーナス」や「サモトラケのニケ」などを見ながら、「『ビーナス』は壁の中に立たせてあったらしく、前面は丁寧に彫刻されているが、裏面は雑である」とか、「上下に分けて作って、後でくっつけた」とか、知らなかったことをどんどん加えて解説してくれるのです!

 たぶん、そういう裏話のようなものが、お客さんにうけた🎵のだと思いますが、知らなかったことを知るのはとても楽しいので、最後まで観てしまいました!

 ある彫刻の「背中に『キューピッド』の小さな片手が✋の部分だけが残ってくっついている」と教えてもらって、それが見えてからはその彫刻を見る目が変わりました!

 そこで彼は言います。「知識があると、新しいものが見えてくる」…と。私は、それこそが「学ぶことの意味」だと思いました❗

 新しい知識を得ると、新しいものが見えて、世界が広がるのです❗世界が広がると、新しい自分や生き方を発見することができるのです‼️

 今、何かを見ること、本を読むこと、人と話すこと…それら全てが「学び」につながると思います。新しい知識を得ることだからです。

 「新しいことを知ることは楽しい❗」…今本当にそう思います😃。

 

……………………

 

 さて、コロナが収束したら終わろうと思っている「新聞記事から時代を読む」が、なかなかやめられません😥。しばらく続けたいと思います。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

3月18日

●米8人射殺6人アジア系 アトランタ周辺 白人の21歳拘束 ヘイトクライムが多発

⇒今度のターゲットはアジア系ですか!?ダイバスリーを理解するのが難しい若者が、まだいるということですね😥。

 その多様性こそがアメリカの強みのはずですが…。この若者は、自分の人生への不満の原因を自分以外へと責任転嫁しているように思います。

 残念ながら、その報いで自分の人生をなくしてしまいましたが…。被害者たちの人生までなくしてしまった罪の重さに気づく時はくるのでしょうか…。

 

🔵同性婚札幌地裁判決 平等原則違憲導く 「性的指向変えられぬ」 司法の救済相次ぐ 28ヵ国・地域が認める

(同性婚が認められている国・地域と導入年)

2001年 オランダ🇳🇱

  03年 ベルギー🇧🇪

  05年 スペイン🇪🇸・カナダ🇨🇦

  06年 南アフリカ🇿🇦

  09年 ノルウェー🇳🇴・スウェーデン🇸🇪

  10年 ポルトガル🇵🇹・アイスランド🇮🇸

      アルゼンチン🇦🇷

  12年 デンマーク🇩🇰

  13年 ブラジル🇧🇷・フランス🇫🇷・ウルグアイ🇺🇾

      ニュージーランド🇳🇿

  14年 英国🇬🇧

  15年 ルクセンブルク🇱🇺・米国🇺🇸

      アイルランド🇮🇪

  16年 コロンビア🇨🇴

  17年 フィンランド🇫🇮・ドイツ🇩🇪

      オーストラリア🇦🇺・マルタ🇲🇹

  19年 オーストリア🇦🇹・台湾🇹🇼・エクアドル🇪🇨

  20年 コスタリカ🇨🇷

⇒ようやく一歩前進の兆しが見えてきたという感じでしょうか…。文明国の仲間入りするのはいつ?中華人民共和国🇨🇳、韓国🇰🇷もまだですね。

 

🔵柏崎刈羽再稼働凍結 規制委手続き保留 核防備不備で ずさんな東電テロ対策 原発を扱う資格あるのか

⇒当然の結果でしょう。危なくてたまりません。命がかかっているのに、全く信頼できません!

 

任天堂エリア今日開業 USJ

🔵五輪演出 容姿侮辱案 週刊誌報道 渡辺直美さん例えに 批判受け撤回

⇒ニュースの街角インタビューでもやっていましたが、「またか😓」という感想です💦。たくさんいい仕事をやってきた人らしいのに、「権力を持つと、社会常識に疎くなる」のでしょうか…。

 ただ今回は、すぐにその誤りを指摘し、批判する人が複数いたことが救いです😃。単に森氏ほどの大きな権力ではなかったからかもしれませんが、やはり民意の影響の大きさゆえにでしょう☀️。

 

市立尼崎高校いじめ認定 水泳部2人「体育科史上主義」第三者委 

・いじめ相談 中1自殺 石川2月 学校「解消」9日後

⇒まだまだ「いじめ」の問題はなくならないですね。学校側が真実を見えていないという状態が辛いです。一生懸命教育活動をしているはずだと思っているのですが…。

 

⭕国内感染者数 1537人

⭕緊張事態21日解除 4都県 政府、今日決定

⭕伊独仏「第3波」猛威 欧州ロックダウン1年 英はワクチン奏功感染減少

⇒ヨーロッパの状況はなかなかに好転しませんね💦。コロナは本当にしぶとい…。次々に変異株が生まれ、更にその度に感染力が強くなる!

 コロナが考えてそうしているわけではないでしょうが、生命力がすごいと思ってしまいます👽。

 

3月19日

●米アジア系社会不安 ヘイトクライム多発 銃撃容疑者憎悪を否定 コロナ流行で顕在化

⇒コロナというやつは、人間の醜い面を顕在化させるんですね👽。恐ろしい…。

 

🔵総務相、会食認める 「ビール2~3杯」NTT社長と同席

⇒もう、いい加減な言い訳は結構ですわ💦。

 

・五輪式典責任者が辞任 女性タレントの容姿を侮辱 大会開く資格問われる

⇒残念ながら、辞任でしょうね。世界は日本のことをどう思うだろうかと心配です。

 

⭕国内感染者数 1498人

⭕新味なき感染対策 首都圏宣言解除 再拡大防止手詰まり感 4都府県連携ほころび 他県は不信小池氏動けず

⇒「諦め解除」って、本当にあるんですね😰。何度も言いますが、1年前からあらゆるニュース番組でも言っているように、「いつでも、どこでも、何度でも」の無料のPCR検査をたくさんやって、無症状感染者を素早く発掘して対処したらいいと思います。

 今ごろ、国として「5項目」の中に入れていますが、遅いです!でもすぐやれば間に合うでしょう😃。それとワクチン接種を両立してやっていけば、コロナに勝てるかもしれません❗

 ただし、変異株が蔓延する前に、ワクチンが効くうちに迅速に行うことが必要です❗

 一般人の多くの人たちがそう思っていると思うのですが、違ってますかね!?

 一時感染者数が増えたように見えるでしょうから、国は躊躇するのでしょうか。しかし、隠れている真実が顕在化するだけです。いずれ重傷者とともに表に出てきます👽。

 潜んでいるウイルスにとって致命的な方法を取って、撃退していったらどうでしょうか…。

 

3月20日

●カメラ前意地の張り合い 階段大荒れ 米「秩序脅かす」 中「干渉やめよ」

●米中 非難の応酬 外交トップ会談 香港など巡り

アメリカバイデン政権は、トランプ政権の失政を挽回して、別の「強いアメリカ」を取り戻そうと、私には若干焦っているようにも見えます💧。

 私はバイデン政権を応援しているので、もう少し冷静に中国・ロシアと対峙した方が、寧ろ大国アメリカを強調できるのではないかと、勝手なことを言ってしまいます(笑)。

 ただ、相手国にはっきりものを言っている様子が羨ましい限りです!日本の政府が、こんな風に会談している様子を見たことがありません💦。

 沖縄のアメリカ軍基地への「思いやり予算」の大幅増額を求められた時に、こんな感じで突っぱねてほしかったです。

 仲良く握手するばかりが外交ではないですよね🙋。

 

●「バイデン氏の健康願う」プーチン氏「人殺し」発言に応酬 ロシア国内ではバイデン氏の発言に対し「認知症」などと判断能力を疑問視する声が出ている。

ミャンマー 広がる「不服従運動」 国軍と市民溝深く 

3月14日~国軍がヤンゴンの一部地区に戒厳令

3月18日~人権団体がクーデター後のデモ隊側の死者が計224人に達したと発表

🔵「マスクいつまでやるの?」麻生太郎財務相 コロナ長期化に愚痴

⇒政府が「マスクをしてください」と国民に言っているんですよね、確か…。その政府の代表者の中心に何年もいる政治家が、こんなこと言っていいのでしょうか?

 この質問、そっくりお返ししたいです!ちなみにこれは疑問文ではなく感嘆文です!

 

🔵河井克行議員が辞意 広島3区補選はなし

🔵夫婦別姓反対 岡山県議会可決

⇒驚きました!こんな時代錯誤なこと地方議会で通るんですね。選択する権利まで否定するんですね💦。

 多くの女性は、結婚前に社会で認められた名字を、様々なややこしい手続きを経て改名しなくてはなりません。そのことが、女性の社会進出だけでなく、結婚率及び出生率の低下にもつながっていることを想像していないのですね💦。

 また、男性が改名しなければならない場合は、そのストレスと影響はもっと大きなものになるでしょう💦。

 私は、別姓にすべきだと言っているのではありません。その人の意思でどちらかに決められる自由を阻害すべきではないと思うのです。

 

🔵⭕五輪海外客見送り 今日5者協議で決定へ

⭕国内感染者数 1464人

…………………………

 

 では、今回のテーマに移ります。今回の映画は「ホテル・ムンバイ」でした。

1,出だしのシーンの恐ろしさ❗→済み

2,シーク教徒にとってターバンの意味は❗→済み

3,登場人物の印象❗→今日はここからです!

4,少年たちをテロに駆り立てたもの❗

5,姿なきテロの首謀者の卑劣❗

 

 では始めます。「3,登場人物の印象❗」からです。

◆アルジュン

~主人公のシーク教徒のホテルマンです。二児の父であり、知識も経験も豊富な優秀なホテルマンとして脱出のリーダーとなります。

 この俳優について詳しくはないのですが、かなり有名な「この俳優が出ている映画はヒット間違いなし」と言われているそうです。

 彼のターバンへの思いや西洋人の老婦人との掛け合いは前回述べているので参照してもらうことにします。とにかく、誠実さが画面から伝わってくるような人です!

 最後に事件が解決したあと、一緒に頑張ったシェフと互いの老を労ってバイクで家に向かいます。その時のなんとも言えない表情が印象的です。

 一番のヒーローなのに、それを主張するでもなく、報道陣をすり抜けて一人の夫、父親に戻っていきます。彼の勇姿を表すのは、血だらけのホテルマンの制服でした🙋。

◆ザーラ

~もう一人の主人公と言えるでしょう。地位も財力もあるインド人富豪の婦人を演じていますが、この人、全く嫌みがないのです!

 お金持ちの傲慢さも全く感じられず、一人の愛する夫を奪われた赤ん坊の母親を演じています。インドの美人らしく派手な顔立ちですが、知性に溢れています。

 衣装は、薄いグレーの上質なシルクのタンクトップと同系色のロングスカート1着のみ。それがまたよく似合って上品です🌹。

 終盤で、今にも殺されそうな状態になった時、イスラム教徒だった彼女?はコーランを唱えて九死に一生を得ます。

 果たして本当にイスラム教徒だったのでしょうか。確かレストランで夫のアメリカ人と食事をするとき、夫がビーフステーキを食べたいと言ったら、「牛は神聖な存在だから」と言って止めたシーンがありました。

 …ということは、ヒンズー教徒だということですよね!つまりは、テロ集団と同じイスラム教徒のふりをした…ということになります。

 彼女のように知性に優れた人は、コーランを知っていてもおかしくはありません。まさしく、博識が彼女の命を救った、そういうシーンではなかったかと思うのです!🙋。

 まだ赤ん坊の子どものために、死ぬわけにはいかなかったのでしょう。目の前で最愛の夫も殺されてしまい、次は自分も殺される。一か八か賭けてみたのではないかと思うのです。

 その場にいた他の人たちは全てすぐに殺されました。彼女の命は、彼女の知恵と親心と生きる気力が救ったのです🌸。

 

4,少年たちをテロに駆り立てたもの❗

 一言で言えば、それは「貧しさ」です。「アラーの神への信仰」ではないと私は考えました。

 信仰は寧ろ後付けの理由であり、自分たちを正当化し、自分で自分に言い聞かせるための詭弁に過ぎないと私は思います💦。悲しくも、彼らも被害者なのではないでしょうか…。

 映画の中で、「金は送ったら来たか?」と電話で親に聞く場面がありました。返事は「NO」です。その時少年は、やっぱり…というような表情をして顔を歪めました💧。

 騙された…としても、もう遅いのです。既に何人も殺してしまった今となっては、やるしかないのです。テロを続けて、テロリストとして死ぬしかないのです💧。

 家族を誘拐犯に人質にとられているのと同じです。後戻りできないのです。あとは、「信仰」という大義名分で自分を誤魔化し、騙して、警察に撃たれるか、自爆して死ぬしかないのです💥。

 少年たちが貧しくなければ、こんなことにはならなかったのではないでしょうか。タージ・マハルホテルは富の象徴です。ホテルの中は、これでもかというほどに豪奢で、スラムの人々の生活とは、はなはだしく隔たっています。別世界です。

 彼らを操るためには、これ以上ないほどのシチュエーションでした。彼らには、着たこともない素敵な装いをして、彼らの家の何十倍もの広さの美しい部屋に泊まり、一生食べられないだろう豪華な食事をとる人たちは、みんな「敵」に見えたことでしょう✨。

 彼らを肯定するわけではありませんが、どうにも割りきれない思いがぬぐえないのです😥。

 

5,姿なきテロの首謀者の卑劣❗

 このテロの首謀者は「声」のみの存在です。その存在は謎のまま、このドラマは終わります。

 残された親や家族に支払われるはずの報酬がまだ支払われておらず、本当に支払うのかどうか不明です😰。また「悲鳴を聞いていたいから電話を切るな」と言います。異常です。

 宗教上、嫌がる少年に「女性の下着の中にあるメモを取れ!」と命令します。更に「人質を窓のそばに並べて、民衆に見える位置で全員殺せ!」とマスコミを意識した殺害を命令します。

 そして最後まで姿を見せないのです!つまり自分は捕まらない。家のソファーにふんぞり返ってテレビの実況中継をコーヒーでも飲みながら観ているかもしれません。

 これは宗教の指導者でもなんでもない単なるサイコパスでしょう💦。多くの被害者とテロ集団の少年たちを犠牲にした卑劣な首謀者は、自らの手を汚すことなく、少年たちをコマのように動かして楽しんでいるようにさえ見えます。

 その卑劣に、憤りを禁じ得ません…。

 

 最後に、本来この映画は、勇気と信念のある素晴らしいホテルの従業員の方々の姿も丁寧に描いています。

 そのことについては、映画の紹介のサイトや他の方のTwitterなどで多く語られているので、私のブログでは敢えて触れませんでした。

 

 さて、次はどんな映画を観ましょうか(笑)😆。そして、どんなことを語りましょうか、楽しみです❗

芹沢マリリンでした🎵

 

 

No.61 最近、こんな映画観ました❗その3

 変異株による死亡者が出てしまいました。今注目は「変異株」と「ワクチン」かと思いますが、これら2つは相容れないものらしく、特に「変異株」への対処について、ニュースで詳しく報道され始めました。

 「変異株」は発見された国によっていろいろに命名されていますが、今日の新聞では「日本株(日本で変異した株)」があるかも……という記述があったように理解しました💦。

 「変異株」への対処は、従来株とは大きく異なります。まず、「変異株」とわかった時点で、即入院です。自宅やホテルでの療養という選択肢はありません❗

 次に「変異株」の場合は、1ヵ月間の入院と連続したPCR検査が必要なんだそうです。10日間という自主隔離が異状無しなら、検査無しで隔離終了という選択肢はありません❗

 更に、医療従事者は「変異株」の種類によって、防護服等を全て更衣しなければなりませゎ❗通常の患者とコロナの患者の違いと同様です!

 つまり、医療現場と医療従事者の負担が、かなり大きいということです✨。更に、感染力が強いとなれば、本当に大変です💦。 

 かつ、今のワクチンがもしも効きにくいということになれば、それこそ「打つ手がない」などとお手上げ状態になってしまいます✨。

 しかも、市中感染する以上、防げるものではありません💦。感染者の努力で防げる…というものではないのです✨。

 やっと感染者数が減ってきたと思えば、今度は「変異株」…。全くコロナウイルスの生命力には驚かされます✨。

 しかし、負けるわけにはいかないので、今では当たり前になってきた「新しい生活様式」を心がけ、なるべく外出や飲食に気をつけていきたいと思います。

 どうか、専門家の皆さん、医療研究者の皆さん、もう既に頑張っておられるでしょうが、ワクチンだけでなく、治療薬の方もお願いします🙇‍♀️⤵️。

 そして、政府は、そういう研究に潤沢な資金投入をしてください!コロナの治療薬の研究に、私たちの税金を使うことを嫌がる人はいないでしょうから…。

…………………………

 それではまず「新聞記事から時代を読む」を始めたいと思います。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

3月13日

●外交官も「不服従運動」 ミャンマー職場放棄10人超 「平和のために自分の権利を使い、ミャンマーの人々に寄り添う」

⭕●中国、影響力アピール 五輪出場者提供 ワクチン外交展開 「東京五輪が中止になれば北京五輪に影響が及ぶ。中国は東京五輪を不完全な形でもやってほしい。加えて『ウイグル問題をうるさく言わないで』との暗黙のメッセージ」とみる。

⇒たくましい中国の「ワクチン外交」を見る思いです。このコロナ禍まで、最終的には大きなプラスに持って行ってしまう、抜け目のない、計画的で迅速な国家戦略に驚きます。

 更に、このような「ワクチン外交」には負けはありません!感謝されるばかりです…。

 

特別給付金再支給へ 政府困窮子育て世代に

⭕国内感染者数 1271人

 

3月14日

🔵●4ヵ国首脳会談「クアッド」 中国、包囲網揺さぶり 経済連携 日本・米国・インド・オーストラリア

●⭕印でワクチン増産へ 日米豪印首脳会合 中国に対抗

⇒とにかく、日本もですが、全世界にまんべんなくワクチンが行き渡りますように! 

 

⭕国内感染者数 1320人

⭕「緊急事態延長を」57% 4都県発令 内閣支持36% 本社世論調査

⇒残念ながら効果があまり上がらなかった今回の首都圏緊急事態宣言…。延長しても効果は未知数ですが、どうにかしないと、この年度変わりの時期、危険ですよね😓。

 「打つ手がない」などと無責任なことを言っている政府関係者の人がいるらしいですが、打つ手はありますよ!

 ずっと前から多くの方々が言っているように、無料の検査を大々的にやって、無症状者を発掘し、早く手を打つことです。

 一時は感染者数が増えると思いますが、回り道のようで実は一番の近道だと私は思います❗ずっと前から言っています!

 また、ワクチンをとにかく早く広めることです!どちらも政府の対処が遅すぎたのが、現在の状態の元凶だと思いますが、日本人の国民性でここまで減ってきた今がチャンスと考えます❗

 地方自治体の中には、もうやっているところもあります。「打つ手がない」などと言っている場合ではありません🌠。

 

3月16日

▲米グラミー賞 最優秀楽曲「息ができない」BLM運動に呼応 主要4部門、女性が独占

ミャンマー死者100人超す クーデター後 一部地域に戒厳令

国軍止まらぬ抗議に焦り 「今は軍に路上で銃撃されることを恐れなければならない」と指摘 「国軍はあらゆる手段で人々を威嚇して恐怖に陥らせており、明らかな人権侵害だ」と非難し、「軍のと戦術の一部は制御不能に陥っているようにも見える」と話す。

⇒「国軍の制御不能」というのが恐ろし過ぎます。一向に解決の兆しが見えませんね💦。毎日死者が出て、いったいミャンマーはどこに行こうとしているんでしょうか…。

 国際的な支援でなんとかならないものでしょうか…。軍事政権を擁護する民意が、世界中でそんなに優勢のはずないと、私は思っているのですが…。

 

🔵首相訪米 来月8日 日米調整 大統領と9日会談

🔵故郷に戻る展望がない 原発事故 怒りは消えない 汚染水の海放出85%反対

🔵NTT、秋本前局長も接待 総務省、職員ら144人調査へ

🔵野党、総務省批判強める 東北新社違反「知らぬはずない」 参院予算委

⇒このくだり、どう考えても納得できません!どちらかが嘘をついているということですよね😥。

 

🔵「疑念招く会食ない」繰り返し 「大臣規範」逆手 首相ら曖昧答弁

⇒何度も言いますが、見返りのない接待はないんですってば!会食したんでしょ!

 「顔つなぎの目的は顔つなぎ」って、答弁が破綻してますよ🙅。

 

🔵国内感染者数 695人

🔵解除可否18日判断へ 政府、4都県緊急事態

・デジタル労働プラットフォーム10年で5倍 働き方過酷 (フリーランスとして働く上での障壁)

◆収入が少ない・安定しない→59%

◆他人とのネットワークを広げる機会が少ない→17、2%

◆仕事がなかなか見つからない→15、3%

◆負傷したり疾病になった時の保証がない→12、7%

◆就業時間や休日に関する規制がない→11、1%

◆契約条件があいまい→10、7%

◆社会的信用を得るのが難しく、フリーランスに対する偏見や誤解がある→10、7%

⇒アンケートを見て胸が苦しくなりました💧。同じように仕事をしていて、フリーランスには上のような悩みを持たざるを得ない現状が歴然とあることが悲しいですよね✨。

 

3月17日

エチオピアで虐殺報告 隣国介入 平和賞の首相放置か

🔵谷脇元審議官が辞職 NTT接待 停職3ヵ月処分

🔵柏崎刈羽侵入探知不能 規制委 核防護「最悪レベル」20年3月から

⇒ひどいですね💦。またですか😰。放射性物質をもしもテロとかに使われたらどうするんでしょうか!杜撰すぎます!

 再稼働どころか、根本的な安全対策が素人目に見てもなってないでしょう!想像力を働かせて、最悪の場合を考えて責任を果たしてください!

 

🔵首相低空飛行の半年 コロナ、接待、五輪、前途多難 (菅政権の半年間の主な動きと支持率)

■9月16日第99代首相に就任、組閣→64%

■11月12日新型コロナウイルスの新規感染者数が1653人。8月以降の過去最多更新→57%

■12月12日新型コロナの新規感染者数が全国で初の3000人超え→40%

■12月14日GO-TOトラベルを28日から全国一斉停止すると表明 

■1月7日首都圏4都県を対象に2月7日を期限に緊急事態宣言の再発令を決定。13日には7府県の追加を決定。

■1月8日全国の新規感染者数が7883人と過去最多を記録→33%(1月16日)

■2月2日栃木県を除く10都府県で緊急事態宣言の1ヵ月延長を決定

■2月3日「東北新社」による接待問題が発覚

■2月26日大阪など6府県で緊急事態宣言を2月末で先行解除を決定→38%(2月13日)

■3月3日NTTによる接待問題を発覚

■3月5日首都圏4都府県の緊急事態宣言を21日まで2週間延長することを決定→36%(3月13日)

・75歳以上15万人実車試験 22年対象違反は11類型 

「合格するまで受検」6割 警察庁アンケート公表 認知機能検査にタブレット導入

70代車自己2人死亡 東京・町田「駐車時踏み間違い」

⭕大阪時短要請継続へ 認知2日以降知事「全面解除困難」

⭕国内感染者数 一時は1133人 変異株に感染 国内初の死亡 神奈川の2男性

…………………………

 それでは、今回のテーマに移ります。最近、テレビ(CS)で観た映画は「ホテル・ムンバイ」という、実際に起こったテロ事件に基づいた映画です。

 私は、半年ほど前にこの映画のことを知って、DVDを探したんですがその時は見つからず、ネットフリックスのこともよくわからないので、ほとんど諦めていました。

 ところが、つい最近CSで近々放映されることを知り、楽しみにして日曜日夕方4時過ぎにテレビの前に陣取ったのでした🙋。

 

 「ホテル・ムンバイ」は、アンソニー・マラス監督のオーストラリア・アメリカ・インド合同の映画です。2018年に公開されました。

 この映画に、2008年にインドのムンバイで起こったイスラム過激派組織による同時多発テロの事実を基にして創られました。

 その日、駅やレストラン、病院、ホテルで10件以上のテロが同時に起こりました。なんと170人を超える死者を出した文字通りの悲劇でした。

 実際にテロの舞台の一つになったタージマハル・ホテルでの出来事を描いています。当時、ホテルには500人以上の宿泊客とホテルマンがいました。

 彼らは、自らが生きるために、ホテルマンとしてゲストを守るために、決死の闘いを展開するのです!

 

 ストーリーとかキャストについては、様々なサイトに出ているので、私なりの切り口で書いてみようと思います🙋。

1,出だしのシーンの恐ろしさ❗

2,シーク教徒にとってのターバンの意味❗

3,登場人物の印象❗

4,少年たちをテロに駆り立てたものは❗

5,姿なきテロの首謀者の卑劣❗

 

 それでは芹沢マリリン風「ホテル・ムンバイ」の切り口を紹介させていただきます🙋。

1,出だしのシーンの恐ろしさ❗

 テロ集団十数名が、ゴムボートで有名な聖地、バラナシの沐浴場(たぶんそうだと思いますが…)に海から到着するシーンから始まります。

 ヒンズー教徒にとっては、一生に一度は沐浴し、穢れを落として神のご加護を得る、大変重要な場所のはずです。

 敢えて他の港や入江ではなくヒンズーの聖地を上陸地点に選んだとするなら、なにやら意味ありげに思えます👽。

 彼らの指導者はパキスタンにいるらしいので、パキスタンから海路、インドのバラナシまで来たのでしょうか…。

 彼らは、最も年長らしき男性でも20代前半、ほとんどが瞳のパッチリした小柄な少年たちでした💦。その後、何が起こるかわかっている私にとって、そのことにまず胸が詰まりました😥。

 おそらく自爆テロのようなものを起こすのが、まだ若い、純粋な澄んだ瞳を持った少年たちだったのです😰。彼らを操り、無差別殺人へと駆り立てた、罪深き大人が背後にいるはずです💧。

 

 彼らは人でごった返す駅へ、レストランへ、病院へと小グループに分かれて向かい、隠すこともなく自動小銃を組み立てて無差別殺戮を行います。

 捕まることを恐れていないので、彼らは隠れません。マスクもしていなかったように思います。撃つ人も選びません。そこにいる人、子どもも老人も関係なく、次々と殺していきます😨。

 たった一度だけ、躊躇した上で撃たなかった場面がありましたが、それはあとで「3,登場人物の印象」の部分で述べたいと思います。

 

 いよいよこの映画の中心舞台になるタージマハルホテルにテロ集団が入り込みます。それも、他のメンバーが起こしたテロから逃げてきた群衆に紛れ込み、まんまと、やすやすとホテルに入り込みます👽。

 もしも普通の状態であれば、ドレスコードで引っ掛かり、ベルマンから注意されて入れないはずです。

 しかし、非常時においてタージマハルホテルの支配人は人道的でした。テロから逃げてきた群衆を追い返すことなく、「さぁ急いで入ってください!」と救おうとするのです。

 結果的にはテロ集団の侵入を許してしまうのですが、その場面一つとっても、このホテルの5つ星のホスピタリティとスタッフのレベルの高さを思って胸が熱くなりました😂。

 

 そのホテルのロビーで、テロ集団は全く身を隠すこともなく、堂々と機関銃を組み立てます。あまりにも普通の何気ない動作のため、周りの人々はその異常さにさえ気づかないほどです😱。

 その時のテロ集団の表情は、まさしく「無」です!機械的なその動きはロボットのようです。こうして若者と少年たちは、文字通り殺人マシーンに変身していきます…✨。

 しかし私は、そのあまりに無表情な彼らに、テロリストやサイコパスの無慈悲な残虐さではなく、極度の緊張と興奮と心拍の激しさを感じてしまうのです😰。

 そこには、後悔しつつも、もはや流されていくしかない自分たちの運命を、直視することを避けているようにさえ見えてきてしまうのです😢。

 なぜなら、彼らは首謀者ではなく、操られている末端に過ぎず、またあまりにも若いからです。若い彼らは、母親ほどの年齢の女性が胸元に隠したメモを取り上げることすらできないほど、まだ子どもだったのです!

 それを思うと、自らは少しも手を汚すことなく彼らに命令し、彼らを操り、彼らを死へといざなう、おそらくは彼らの父親より年上の首謀者の卑劣を感じ、憤りを隠せません!

 

2,シーク教徒にとってのターバンの意味❗

 重要なキャストのホテルマンのアルジェンは敬虔なシーク教徒で、頭に黒いターバンを巻いています。

 私は、インド人のイメージはターバンでした。もちろん現在のインド人の男性がみんなターバンを巻いていると思っていたわけではありません。

 インドにはヒンズー教徒もいればイスラム教徒もシーク教徒もジャイナ教徒もキリスト教徒もいるし、その他様々な宗教の信者が混在しています。

 その中で、シーク教徒のターバンの意味を初めて知りました。アルジェンは出勤前にとても丁寧にターバンを巻きます。時間がなくても手を抜きません。

 ピンを使って形良くきっちり留めたあと、最後に顔の中心のラインを、専用のスティックを使って整える場面が描かれます❇️。

 この人たちにとって、ターバンがいかに大切な物であるかが理解できました。

 ところが、映画の中で西洋人の高齢の婦人が、アルジェンのターバンが怖いから取らせてほしいと上司に訴える場面があります💥。

 アルジェンは、その時、実に丁寧にその婦人に説明するのです。自分の宗教にとってターバンがいかに神聖で大切な物であるかを心を込めて説明します💐。

 更に彼はこう続けます。大切な物であるため、家以外でターバンを取ったことはないけれど、この特異な状況において、あなたを怖がらせるなら取りましょう…と🌷。

 婦人はよく理解して、「取らなくていい。知らないために無理を言って悪かった。」と、彼の手を握るのです。感動的な場面です!

 その後、避難の途中でケガをして出血している人のために、ターバンを取り、その人の傷口を縛ります。「神よ、お許しください。」という言葉とともに…❇️。

 

 このエピソードは、映画の中のテーマにも関わってくることだと思います。宗教と人間の行動の関係を考える場面が、あちらこちらに出てくるのです❇️。

 前述した、テロ集団の少年が女性の体に触れられない場面、豚肉が入っていると嘘をつかれた少年がサンドイッチを吐き出す場面、そして、コーランを唱える女性をどうしても撃ち殺せない場面など…❇️。

 どうして若い少年たちがテロ集団になってしまったのか…。それについては、「4、少年たちをテロに駆り立てたものは❗」で述べたいと思います🙋。

 

 昨日の東京の感染者数が400人を超したというニュースを今朝放送していました。困りましたね😥。出口が見えません。

 具体的対策がなければ解決の出口が見えないのは当たり前ですが…。今日の夕方、緊張事態宣言解除の正式な発表があるはずですよね。

 「延長しても効果がないから、解除する」って、どうかと思いますが…😰。

 次回も「最近、こんな映画観ました❗その4」をお送りします。「ホテル・ムンバイ」の「3,登場人物の印象❗」からです🙋。 芹沢マリリンでした🎵

 

 

 

 

 

 

 

No.60 最近、こんな映画観ました❗その2

 今日ニュースから見ていたら、変異株についての話題の中に、全く知らなかったことがありました😓!

 私は、ウイルスはどんどん変異していくものだけれど(それは知っていました)、現在のワクチンはもとのコロナ用に作られています。ですが、変異株にもある程度の効果はあるし、その効果は大きい…と、ずっと思っていました。

 ところが、変異株によっては、もとの株がワクチンや治療によって撃退されていく中で、寧ろこれ幸いと、活性化する(競争相手がやられるから)株もあるらしいのです👽。

 ゆえに、変異株が容易にとって変わり、また感染が広がってしまう…という風に、私は今日のニュースを理解しました。

 インフルエンザの予防接種は、1回ではなく毎年打つ必要があるのと同様です。また短期間にインフルエンザA型とB型両方かかる人がいるのと同様です😰。

 私の理解が浅い可能性があるので、変異株についてもっと調べてみないといけないと思いましたが、改めて「コロナウイルス」の脅威を感じた次第です💦。

……………………

 それではまず、いつもの「新聞記事から時代を読む」を始めます!コロナ禍が収束したら終わりにしようと、2020年1月から始めている新聞のスクラップですが、なかなか終わりが見えません💧。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治関連

●外電

・その他

3月11日

🔵東日本大震災10年 あの日から今日未来へ 南三陸に笑顔咲かせつ続ける?

被災地は今 風景一変

🔵にぎわい創出 大きな温度差 明→商店集約、人通り増加 暗→高台移転、地域を分断 復興住宅進む高齢化 ローン組めず自宅再建あきらめ 記録・教訓後世に

🔵定義なき廃炉 遅れる作業 増え続ける汚染水 処分迷走

⇒前回も書きましたが、世界最悪の原発事故が、発生から10年たった今も、一番の中心部はどうにもできない状態で残されています。

 残念ながら、放射線の強い部分は廃棄マシーン製造がコロナ禍で間に合わず手付かずです。汚染水もたまり続けているのです。

 まさしく人智を超えた所にある物の前で、人間はなす術がありません。10年もです…。

 これから、廃棄した物体の置き場を決め、マシーンで取り出し、運んで隔離し、建家を壊し、更地にし、新しく利用できる物を造る……いったいどれくらいの時間が必要なのでしょうか…。

 

🔵進む再生 癒えぬ傷も

⇒テレビで児童が大勢津波で亡くなった大川小学校の跡地で、ずっと語り部として、あの悲劇と教訓を語り続けておられる男性のドキュメンタリーを観ました。

 彼自身が、お子さんを亡くされた遺族の一人です。人々が、あの記憶を忘れることなく、そこから導き出された教訓を後世に語り継ぐため、10年たった今も活動されています。

 彼は校舎に残された児童たちが作製したモニュメントに刻まれた「未来を拓く」という文字を指して言います。「ここは悲しいだけの場所ではなく、『未来を拓く』場所なのです。」…と。

 私は、児童たちが身をもって遺された教訓をもとにして、なんとしても明るい未来を拓いていくことが、生きている大人たちの使命だと強く思いました。

 

🔵10年目前遺体戻った 探し続ける

●激動の世界を読む 頓挫したミャンマーの実験 民主化への険しい道

●在外大使も国軍非難 スー・チー氏解放要求

🔵高市・野田氏NTTと会食 総務相在任中に 文春電子版報道 NTTとの会食 総務相否定せず 衆院予算委にもNTT社長招致 農水省接待調査150人規模に拡大

⇒見返りを求めない接待ってあります⁉️忖度して融通を利かしてくれそうにない人を接待します⁉️そんな風に軽く思われていたのだと、自身を情けなく思うべきでしょう。

 

🔵五輪に病院30ヵ所必要 新たな医療負担判明 海外客受け入れ断念 スポンサー枠は観戦検討 著名人ランナー辞退者は7人

⇒これからの感染状況にもよりますが、医療機関にそんな余裕はあるように思えませんが…。

 

⭕首都圏下げ止まり「昼間の飲食憎」要因 変異株1週間で131人

⭕国内感染者数 1316人

⇒やはり減りませんねぇ…。ところで、無料のPCR検査はどうなりましたか?ワクチンは本当に行き渡りますか?

 

3月12日

🔵バッハ流改革道険し IOC会長再建 五輪肥大化止まらず

⭕中国、ワクチン提供 五輪出場者向け IOC費用負担

🔵接待問題 遠い実態解明 総務省 対象や期間定まらず

🔵坂井氏、全く支払わず NTT会長 野田元総務相は1回分

⇒今日も野田氏は「単なる懇親会だ」と言い張っていますが、ならばNTT会長に個人として好かれているから…とでも言いたいのでしょうか。

 見返りなしの接待はあり得ないし、おごってもらえるというのはそういうことになってしまいますが…。閣僚や議員のコンプライアンスの学習機会はあったはずですが…。

 前回でも書きましたが、愚にもつかない言い訳を考えるより、「接待すればなびく存在」だと軽く思われていたことを恥じるべきではありませんか?

 

🔵ICTでは業務減らない 介護の現場 利益率赤字続き 即応性低下する

⇒ケアマネージャーさんの存在は、介護をしている人にとっては、最大の理解者であり、最も頼れる存在です。専門家の人がICTが役に立たないとおっしゃるなら、人員を増やして待遇を改善してください!

 超高齢化社会になることがはっきりしている日本では急務であると、自分の経験から考えます。

 

⭕昨年の児童虐待 最多2133件 コロナ休校時増加目立つ

⭕国内感染者数 1319人

⭕7回接種注射器「政府推奨せず」 河野担当相

京都府宇治市の病院の医師が発見した、インシュリンの注射器を使う方法は、「もともと使用目的が異なるからインシュリンを打つための注射器が不足することになるから推奨しない」という理由で河野担当相は否定!

 鳥取県の医師が発明した、空気抜きを注射器を抜かずにやる方法は、「特別な技術が必要だから」という理由で同じく否定!

 初めてニュースで見た時は、河野氏は「どんどん工夫してやってください」と言っていたじゃないですか⁉️なぜ一晩か二晩で意見が変わるんですか?

 加藤官房長官が「推奨しない」と記者会見で言ったからですか?政府ではなく、民間の医師からアドバイスを受けたことは、面子として受け入れ難いのですか?

 政府がワクチン配給をうまくやってくれないから、現場の医師たちが知恵を絞ったんじゃないですか?潤沢に予定どおりワクチンが届くなら、しなくてもいい苦労ですよ!

 ワクチンさえ行き渡れば、とりあえず今の株に関しては安心で、医療機関の逼迫も回避されるでしょうに、納得しがたいニュースです🙍💦。

……………………

 さて、それでは今回のテーマに移りたいと思います。「最近、こんな映画を観ました❗」で紹介したいのは、中国映画の「春光水暖」です。

 「春光水暖」はグー・シャオガンという若い監督の初長編映画です。カンヌ国際映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれました!

 2019年に、中国の杭州市富陽を舞台に、ある家族の姿を淡々と美しい自然の風景をバックに描いた映画です!

 

 私は、海外旅行が大好きで、コロナ禍になるまでの15年ほどは毎年海外に出かけていました✈️。私は公務員で庶民なので、贅沢な旅ではありませんが、節約して費用を作り、ライフワークにしていました🛩️。

 そのあたりのことは、私の第1作目の「おばさんの海外旅行~あるあるエピソード集」という本📕に詳しく書きましたので、参照してもらえると嬉しいです☺️。

 特に中国には11回も行きました。上海、北京、広州、廈門(アモイ)、香港、澳門(マカオ)、青島(チンタオ)、蘇州、大連、桂林そしてこの映画の舞台である杭州です。

 旅行では世界遺産の「西湖」や不思議満載のレトロな街「河坊街」が印象的です。詳しくは、私の本📕の「死ぬか、殺すか、最高に恐ろしいタクシー」の段をご覧ください(笑)😆。

 

 映画の話に戻ります💦。若いこの監督は、主な登場人物に俳優は2人しか起用せず、主人公を含むあとのキャストは、自分の親戚や友人を使っています!

 私は、観たあとにパンフレットを見て初めてそれを知り、本当に驚きました!あのリアリティーは本当にリアルだったのです❗

 本当の夫婦2組が夫婦を演じ、本当にカップルが劇中でもカップルです!なんともリアル過ぎるほどリアル!

 出てくる家族はみんなそれぞれに問題を抱えていて、劇中で娘役の人に「最低よ!みんな自分のことしか考えてない!」と言わせています。

 確かに、どんなに仲の良さそうに見える家族にも、何らかの問題や軋轢はあるものです。親子も夫婦も兄弟姉妹も。

 そんな普通の家族の日常が、中国の山水画のような美しい風景をバックに、生き生きと描かれます。そして、どこか温かいのです☀️。

 夫に白と赤のチェックのマフラーを誕生日に買ってもらって、照れてはにかむ奥さんの笑顔。

 自分を忘れてしまった認知症の義母に、仕方がないなぁという視線を投げはしても、かいがいしく世話をするお母さん(この人、素人とは思えない演技力!)。

 みんな生きていくのに精一杯で、いろいろな問題があって大変なのに、温かいのです🌞。胸に沁みます😂。

 

 印象的なカメラワークがあります。恋人の2人が夏の川縁を歩いていて、男性が泳いで女性が歩きで、競争しようと言い出します。

 川を泳ぐ男性と、川縁を歩く女性を、画面の左から右へ平行移動で、同じアングルで10分近く流すんです。びっくりしました❗

 川岸に延々と続く美しい柳の木立、平和に飛び囀ずる鳥たち、静かに釣糸を垂れる何人もの釣人、男性とすれ違う泳ぐ子どもや水鳥のあげる小さなしぶき…。

 そのカメラの動きと同時に、気持ちのいい水の音や激しい息継ぎの音、水から上がってから、濡れた足を突っ込んだ靴の鳴るキュッキュッという音、風が柳の葉を揺らす音が並走していきます🍃。

 観たことのない映像でした!ネタバレになるので多くを語ることはやめておきますが、2時間半という時間が、少しも苦になりませんでした。私にとっては…。

 

 春夏秋冬、中国の美しい雪景色、花が咲き乱れる春の陽光、夏の突然の大雨さえも愛おしいのです。中国らしい赤い提灯🏮、淡い緑の木々のみずみずしさ、中華料理の美味しそうな湯気……、どれもこれも素敵❗癒されました🌈。

 

 さて、次は何をアップしましょうか⁉️自分が何を書くのか楽しみです🌷。芹沢マリリンでした🎵

 

No.59 最近、こんな映画観ました❗

 今日の夕方のニュースで、五輪の海外客受け入れ断念を決めたという報道がありました!理由は、変異株流行の見通しが立たないからだそうです💦。

 ウイルスが変異することはよくありますが、由来国が不明の上、感染力が強いだけでなく、免疫力を弱める変異株まで出てきているようです💦。

 私は、それに加え、頼みにしていたワクチン接種が思ったより遅れそうなのが心配です💦。ワクチンさえあれば……と、かなり期待していたのですが、五輪開幕までに接種できるかどうかわからない状態です😓。

 後で述べますが、「ワクチン外交」は世界が危機に直面している場面では当然起こってくることであろうし、1本につき、5回なのか6回なのか、はたまた7回打てるのか、まだはっきりしていません💦。

 いい方法が見つかっても、結局は国の方針に従わなければならないらしいのです。そのことで困っている地方の接種責任者の苦悩が放映されていて驚きました!

 また、国の方針が定まらないので、自分たちの地方自治体で、いいと思うやり方でどんどん進めている所もあるそうです💦。

 後手後手の政府の指令を待っていたら、接種完了の目標の日に間に合いませんからね!まだ河野大臣と加藤官房長官の意見が異なっている状態ですから…😤。

 とにかく早く、とりあえず高齢者にまではワクチンが届きますようにと祈るばかりです。時間はそんなにありません…。

 

 それではいつものように「新聞記事から時代を読む」から初めます😃。

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

3月8日

・余録 「七枚に 大坂なおみの強い意志 優勝で示す命の在り方」

⭕国内感染者数 1065人

⭕命支える使命感に敬意 「虫の音に 似たるかそけき 機械音を聴きて ナースは足早に来る」

⭕大規模接種求む人手 「潜在看護師」へ講習会 協力可能日を事前登録 ワクチン来月高齢者に 過疎の町 近隣と連携

⭕30代と20代女性接種後に副反応 別のワクチン5月にも承認 モデルナ、アストロゼネカ

⇒日本にも優秀な科学者や製薬会社は多いのに、国産ワクチンがまだ使用に至っていません。これはいかに国の政策が儲けばかりを重視してきたかということです!

 科学者や製薬会社に、もっと研究資金を潤沢に与えて、「来るパンデミックに備える」…という、長い視点で構えていれば、ワクチンも自給できたのではないかと思うのです。

 世界的流行ということになれば、どこの国も「まず自国民に打ってから」となるのは当たり前です。食料自給率の低い国は、世界的飢餓には太刀打ちできません。

 日本はどちらも弱いのです。長年、目先の利益に走って来てしまった国策の失敗でしょう…✨。保健所業務を軽視し統合して減らして来たことも同様です✨。

 全自動PCR検査機を日本の企業が製作したけれど、日本では認可されず、海外で売れに売れて、あとから日本も買う…という、わけのわからないことも去年ありましたが、それを思い出しました💦。

 

⭕医療者優先接種今日から大阪も

⇒すみません、私はもうやっていると思いこんでいました!ずっと前にやっていたのは少数の試験的接種だったんですね😅。

 

3月9日

ミャンマー警察も不服従運動 「国民に苦痛与えたくない」 ベテランら600人超 抗議デモで2人死亡

⇒公共機関に警察も加わって、業務がストップしています。ミャンマー、なんとかなりませんか?国連とかも動いているとは思いますが…。

🔵首相長男招致与党拒否 接待問題 民間人理由「最終防衛ライン」

🔵谷脇総務審議官更迭 小出し対応傷広げ 調査中途問題ぞろぞろ

⇒麻痺してましたね、感覚が…。今まで普通になってたのでしょうね…。それ、公務員には厳禁ですけど…。

 

🔵聖火リレー自治体困惑 「密回避できればぜひ沿道で応援を」 組織委中断基準示さず

聖火リレーのテンション下がりましたね💧。地方自治体の担当者の方は、企画や調整に大変な苦労ヲされてきたはずです…。

 

⭕国内感染者数 600人

⭕大阪の医療者優先接種開始 皮下注射器で「接種7回に」京都の病院

⇒こんないい方法があるなら、どんどん普及していったらどうです?国が率先してアナウンスして…。

 

⭕コロナワクチンQ&A 筋肉注射ってどうやるの? 針2、5cm肩に垂直に刺す

 

3月10日

🔵社説 大震災10年国の復興政策 ハード偏重の限界見えた

🔵復興事業 年度内未完76% 42市町村調査 原発、コロナ影響 東日本大震災あす10年 第2期方針帰還促進

■改定された、東日本大震災からの「復興基本方針」のポイント

地震津波被災地では心のケアやコミュニティ形成などの「ソフト事業」に重点を置く

原発事故被災地では住民の帰還と併せて移住、定住の促進に取り組む

原発の汚染処理水の処分方法は「適切なタイミングで結論を出す」

⇒海外では、「世界最大の原発事故があって、10年もたつのに、まだ日本は何もしていないの⁉️」と言われているそうです💦。私も、もっと解決の方に進んでいると思っていました。

 事故が起こったら、10年たっても直すこともできない、壊すこともできない…そんな危険なものを造ってはいけないんじゃないでしょうか…。普通に考えても。

 

🔵谷脇氏今月末定年 高額接待 次官級から更迭で NTTが調査委

🔵プラ製使用削減義務化 飲食店など スプーン有料化検討 法案閣議決定

⇒私は、家で食べる時はコンビニでスプーンやフォークや割り箸、お手拭きも遠慮しています。どんどんたまるし、もったいないからです。

 レジ袋と同様に日常として慣れていくと思いますが、スプーンなどを製作していた工場の方々は困るでしょうね。それが気がかりです。

 マイクロプラスチックの海洋汚染を思うと仕方がないですね💧。

 

🔵理の眼 青木理 これが「政治主導か?」 人事権を牛耳って放埒に行使する政権の下、最近の官僚組織は忖度やゴマスリの風潮が蔓延し、数々の信じがたい不祥事の温床になっているのではないか。

自民党高市早苗議員や野田聖子議員もNTTから接待を受けていたそうです。なんとまぁ💨。

 

●「英女王夫妻は無関係」 「肌の色」発言 メーガン妃告白生々しく

・政権浮揚へデジタル急ぐ 改革法案審議入り 解散戦略左右 野党、情報流出懸念 資料に誤記45ヵ所

■デジタル改革関連法案の内容と課題

(内容)

・行政手続きのオンライン化などデジタル社会を進める「デジタル庁」を9月に設置

・国民が、公的給付を受け取れる預貯金口座をマイナンバーとひも付けして政府に登録

個人情報保護法地方自治体の個人情報保護制度を統合し、共通ルールを規定

(課題)

・デジタル申請をできない人が公的給付を受けられない恐れ

マイナンバーの幅広い活用で個人情報漏洩リスクが高まる

・国による個人情報の集積は「監視社会」につながりかねない

⇒課題に挙げられていることが心配です😥。便利なのはわかりますが、最近も個人情報漏洩事件があって信頼感に欠けます。

 「監視社会」にするつもりはないと菅総理は言っていますが、結果的にそうなってしまう危険性はぬぐえませんね…。

 

⭕・スパコン「富岳」本格活動 実用性で頂へ コロナ飛沫想定、1ヵ月半で 実用性で頂へ 産業活用拡大へ本腰

⇒「富岳」は、今頃本格活動なんですね❗😃飛沫のシミュレーションぐらいしか知らないので失礼しました😅。世界一の働きを期待しています!

 

⭕国内感染者数 1128人

⇒残念ながら増えて来ましたね💦。緊急事態宣言中なんですが、私にも人手が多くなったのがわかるほどです💧。

 

⭕変異株宣言下でも増 感染症研「今後、流行リスク」 免疫効果が弱まる可能性のある変異を獲得している由来国不明の株が、3月3日時点で関東を中心に全国で394件確認された。感染研は「積極的疫学調査などを通じて、変異株の性質を明かにし、流行制御戦略を適合させていくことが推奨される」とした。

パンデミック宣言1年COVAX(ワクチンの世界的配給の枠組み)始まる ワクチン多難な配給 途上国、入手は不透明 米欧、協調と内政板挟み 日本、拠出増含み ワクチンの「自国優先主義」「囲い込み」「政治利用」など、「ワクチン外交」によって、ワクチン配給は多難

⭕1瓶7回接種容認 ファイザー製ワクチン 厚労相、担当相 官房長官は「推奨せず」 従来注射器で6回可 鳥取県発表 知事「国も現場のやり方を認めて促進策を図ってほしい」

⇒最後の3点については、始めに述べている通りです。本当に、私たちはいつまでコロナに翻弄されるんでしょうか…。辛いですね🍀。

 とにかく国はワクチンを早く確保してください!今はそれが一番の重要事項だと思います。

 ただ、それがエゴイスティックで、そのことで途上国へのワクチン配給が遅れると思うと、複雑です…。

………………………

 それでは今回のテーマに移りたいと思います🙋。

 私の趣味は「読書」「海外旅行」そして「映画」です!そのことは私のブログNo.48~50「ドクトル・ジバゴ わが最愛の映画❗」をご覧頂ければわかってもらえるはずです!

 コロナ禍のため、しばらくの間営業していませんでした😢。その後、昨年秋頃、座席の半分以下で再開しました!

 今年に入ってからは、座席をひとつ飛ばしで再開しています!手指の消毒、検温は日常になっています!

 ときどき映画が始まる前に話し声が聞こえることがありますが、基本マスクで黙っているので、ほとんど不安はありません。

 ただ、換気のためにドアが開いている映画館は暖房が効かず少し寒いので、厚着が必要です(笑)😆🍀

 

 最近、「ある人質 生還までの398日」と「春光水暖」という、全く雰囲気の異なる2つの映画を観ました。どちらも心に残る素晴らしい映画でした❗

 今回は、前者の映画について述べさせて頂きます🙋。タイトルは「ある人質 生還までの398日」、デンマーク🇩🇰の映画です。

 監督はニールス・アルデン・オプレヴデンマークアカデミー賞に輝いています。

 過激派組織IS(イスラム国)にシリアで拉致され、2013年5月から13ヵ月間人質となったデンマーク人の若いカメラマンの実話を映像化したものです。

 彼の名はダニエル・リュー。同じく人質となり、ISによって無惨にも殺害されたアメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーとの交流を横糸に、救出されるまでの過酷な398日を縦糸に編み上げられたドキュメンタリーですが、心に残るのは、限りなく尊い「愛」でした…🌹。

 

 彼が助け出されるためには、人質救出のプロの活躍と、身代金を作るために全てを投げ出し要求金額を作る家族の活動が必要でした。

 ほとんどの国は、人質救出のための身代金は一切出さないし、募金活動も基本的には禁止しています。身代金は、過激派組織の活動資金になってしまうからです。

 彼が救出されるまで、彼自身にとっても彼の家族にとっても、地獄のように過酷な日々が続くことになります✨。

 ところが、この映画の監督は、半ドキュメンタリーの内容なのに、とても上品な映像を撮るのです。例えば、主人公が拷問される場面。えてして、リアルな残虐描写になりがちですが、この映画は違うのです!

 殴られて吐く場面でも水しか出しません。チフスにかかり脱糞する場面でも、汚れた下半身は映しません。縊死しようとした場面でも、そのままは映しません。

 人質の一人を銃殺する場面でも、至近距離なのでひどく遺体が損傷するはですが、倒して映像から外します。刺殺する場面でも大きな刃物は使わずに小刀を思う使い刺す瞬間は映しません。

 しかし、その残酷さや悲惨さ、主人公の身体の痛みと悲しさは十分に伝わるのです❗むしろ、リアルに全てを舐めるようにアップで撮るよりも、強烈なインパクトを与えるのです。

 それは、そこに至るまでの伏線を丁寧に描ききっているからでしょう!そのため観客は、主人公と同一化して彼の痛みや屈辱や悲しみを彼と同時か、追体験するのです。

 

 また、彼の家族の思いも丁寧に描かれます。思いもよらぬ悲劇に見舞われた一家ですが、けっして諦めず、それぞれの生活を犠牲にして資金集めに奔走します。

 口で言うのは簡単ですが、胃に穴が開きそうな、精神のバランスを崩しそうな、それこそ絶望的な日々のはずです💧。父の母の、姉の妹の、そして恋人の、それぞれのドラマが丁寧に描かれます。

 

 「圧倒的な暴力と人権侵害」に相対する「家族の愛と生きることの意味」……その対抗を深く考えさせられました…。

 最後に、アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーが彼に遺した言葉を記して、この映画についてのお話を終わりたいと思います。

 「やつらの憎悪に負けたくない。ぼくの心にあるのは愛だけだ…。」

…………………………

 ブログを書きながら、またあの映画を始めからたどっていました。次回は、全く雰囲気の異なる中国映画「春光水暖」を紹介したいと思います🙆

 やっぱり映画は素晴らしい❗芹沢マリリンでした🎵