No.26海外に行けないなら沖縄へ行こう❗

はじめに

 今回も長くなりそうな「はじめに」をお許しください。芹沢マリリン怒り心頭なもので💢😠💢。

 昨日、吉村大阪府知事の号令のもと緊急対策会議が行われ、通天閣太陽の塔が真っ赤に点灯されました。

 コロナ禍で医療機関の逼迫が懸念される中、東京でも北海道でもなく、真っ先に大阪が舵を切った(切らざるを得ない)わけです💦。

  4月7日に初めての緊急事態宣言発令を受けてから8ヶ月(5月25日に解除)、ほとんどのニュース番組が事前にアナウンスしていたとおり、冬になって急激に、感染者・重症者ともに増えてきました。第1回の宣言当時とは比べものにならない状況です💥。

 

 海外の情勢は様々で、いち早く乗り越えたと言われる中国、当初から抑え込みに成功している台湾、現在は感染者がほとんど出ていないベトナム、タイなどの東南アジアの国々もあります。

 しかし、アメリカ合衆国は依然として厳しい状況で、インドや南米も状況が好転せず、ヨーロッパはロックダウンを繰り返しているのが現状です。

 

 韓国が、国全体で東京レベルの感染者数であるにもかかわらず、急遽大変厳しい封じ込め対策を実践しているのに対して、その5倍の感染者数を出している日本は、GO  TO キャンペーンを来年6月まで延長状況などという論議をしています😰。

 またこんな状況なのに、国会を予定通り閉じようとしているなんて、その感覚を疑ってしまいます!

 12月5日閉会を決めたのは10月26日。その時とは全く状況は異なっているではありませんか❗まさか本当に予定通り年末年始休暇に入ったりしないでしょうね😱。こんな危機的状況なのに無責任な……。

 

 もちろん、経済を回すことは大切です。コロナで死ななくても、失業や倒産や、先行き不安のためと思われる自殺が大幅に増えています(日本は世界一の自殺大国であるというのが世界の常識になりつつあるそうです)。なぜなら、休業のための補償が、依然として充分でないからです。

 この時期、社会が危機に直面しているからと、消費税を下げたり0にしたり、手厚い休業補償をしてコロナを封じ込め、経済対策とコロナ対策を両輪として回している国がたくさんあるのです🌟。

 日本はどうかというと、首相は「まずは自己責任」「マスクをつけて静かに食事」を繰り返すばかりです。きちんとした対策も取らず、日本人の清潔観念と真面目さに依拠して、同調圧力による自粛頼みなわけです!

 その上、「大いに旅行せよ!街に出て食事せよ!」と号令をかけているのです💦。

 きちんとお金を休業要請の補償に回し、事業者の生活を守った上で人の行き来を減じれば、コロナを封じ込めることができるのではないでしょうか。

 またGO  TO キャンペーンに回す費用を、夏の感染がある程度落ち着いていた時期から冬を見越して、医療体制の充実に手厚い対処をしておけば、医療の逼迫は避けられたのではないですか?結局は、私たちの税金を一部の人のキャンセル料の肩代わりに使おうとしているじゃありませんか!

 

 医師や看護師、保健所の職員や高齢者施設の介護士の方々は、余程のことがない限り、GO  TO キャンペーンの恩恵を受けることができません。

 命をかけて危険な職場で春からずっと休みもなく働いているのに、最前線の医療対策が後手に回るなら、やってられませんよね💥!

 多くの医師や看護師の方々が離職されていると聞きました。今一番大切にしなくてはならない人たちが、離職せざるを得ない状況におかれているのです。おかしくないですか⁉️

 

 お金は病院に回してください!マスク、フェイスシールド、防護服など、絶対必要な消耗品は、無償で充分な量を配給してください(こんなものまで、今でも病院の費用で賄っているなんて本当にあり得ないでしょう?)!

 医師、看護師などの給料を上げてください!ボーナスもきちんと多めに至急してください!そういうことに私たちの血税を使ってください❗

 コロナ専用病院に自衛隊病院で訓練のできているエキスパートの医療従事者をフォローに回してください!ダイヤモンドプリンセス事件の時、ものすごく活躍してくださったじゃないですか!派遣の指示や要請を躊躇していては宝の持ち腐れです❗

 日本の会社が発明し製作したというmade  in   JapanのPCR全自動検査機を大量に全国に支給して、無料でどんどん検査を受けさせてください!

 陰性だとわかった人はどんどん経済を回してくれます!どこに陽性の人がいるかわからない状態だから、お店の人は消毒等が大変だし、街に出るのを躊躇して経済を回しにくいのです。

 陽性の人は今でも比率で言えば圧倒的に少ないのだから、街に出ている人が検査済みでみんな陰性だと思ったら、放っておいても自然に経済は回ります❗

 

 芹沢マリリンは、政治家でもなければ評論家でもありません。普通の人間でも、10分もあればこれぐらいのことは書けるのです。

 今は緊急事態です。コロナ患者だけの問題ではありません。交通事故に遭った時、急に心筋梗塞になった時、病院が機能していなかったらどうしますか?

 自分の子どもが、夫が、親が、そして自分自身がそんな目に遭ったらどうしますか?もっと正常に想像力を働かせて、今やるべきことを早急にやっていくべきだと心から思います❗🙋

 

 さて、ブログのタイトルの方に話を進めます。

 No.1の「関空で感涙する日」や、その他何回か述べさせていただいたように、私の趣味の一番は海外旅行です✈️✨。中学校の教師という地方公務員でしたから贅沢はできませんが、夫婦で他のことを節約したり工夫したりして海外旅行を楽しんでいました。

 GO  TO  キャンペーンについて否定的な意見を述べましたが、それは現在の情勢の中での税金の使い方として納得できないからです!旅行自体は大好きなのです!

 詳しくは私の第一作目「おばさんの海外旅行 あるあるエピソード集~ハプニングこそ醍醐味~」をご覧いただけるとありがたいです🙋。

 

 ところが、現在それどころではない状況になってしまい、2月頃から海外への渡航はできなくなっています。書店の海外旅行コーナーは、以前の4分の1のスペースになり、空を行く飛行機✈️を見ては、切ない思いをしています😭。

 今年の始めに買い換えた新しい1週間旅行用のスーツケースは、クローゼットにしまったままです。いつも使っていた「海外旅行セット(パスポート等の書類、様々な薬や入浴用品、水着、運動靴など)」は、入れたままで、次に使える日をじっと待っている状態です😂。

 

 もう少しコロナ禍が落ち着いて、社会に安心感が広がり、自分や周りの人たちの体調も大丈夫であるなら、大好きな飛行機✈️にまた乗りたいと思います。

 非日常に自分を置いて、充分に充電し、生きていくエネルギーを増幅させたいと心から思います。

 今回はそういう思いを込めて、まずは国内の旅行の計画を立てて元気を取り戻したいと思うのです。そして、来るべき海外渡航許可が出た時のために、ポジティブなメンタルを大いに蓄積し、免疫力をアップさせておきたいと思うのです(笑)❗

 

 まずは、今回の骨子を紹介します。

1,なぜ今「沖縄」か❓

2,今までに行ったことのある「沖縄」❗

3,今度行ったら味わいたい「沖縄」❗

4,「沖縄」でこれを食べたい❗

5,「沖縄」土産にこれを買いたい❗

 多分、今回は「1」だけかなぁと思います。残りは次回に回しますが、とにかくお話を始めていきますね!

 

1,なぜ今「沖縄」か❓

 とにかく海外に行けない今、最も海外に近いリラックス感を味わえる場所、それが「沖縄」です!真冬にも海外に行きましたが、「韓国仁川空港-7℃」の機内アナウンスを聞いた時にはびびりました(笑)。たとえ暑すぎても、寒すぎるよりはマシ……それが私の感覚です。暖かいとよりリラックスできるからです。

 

◆第1には、やはり「青い海」「青い空」の解放感でしょう。私は以前仕事で二回「沖縄」に行きましたが、最初は12月、次は5月末で、2回目も日本で一番早い梅雨がもう来ていて天候はいまいちでした。

 つまり私は、「沖縄」で青い海とそれが映った青い空をまだ見たことがないのです。どちらも2泊3日で時間に余裕がなく、晴れるまで待てなかったのです。

 今度行ったら、1週間は滞在してその二つを見て、心も青く清々しい色に染めていきたいと思います。

 

◆第2には、冬でもコートのいらない暖かさを味わって来たいからです。特に冬は、寒さで体がこわばり、肩凝りが激しいので、縮こまった体がゆるりとほどける感じを味わってみたいのです。

 真冬でもコートどころかマフラーも手袋もカイロも不要だと聞きます。リラックスには一番でしょう😄。

 

◆一年中温暖なので、本土では食べられない物も食べられるはず。「沖縄」では、家の庭にバナナ🍌やマンゴー🥭が、普通に実っているとテレビで見ました。まるで東南アジアのようです。

 東南アジアは、今までにベトナムラオスカンボジア・マレーシア・タイ・インドネシア、南アジアのスリランカにも行きました。

 (ドリアン大人食いもしました!詳しくは私の第1作目「おばさんの海外旅行 あるあるエピソード集~ハプニングこそ醍醐味~」をご覧ください!)市場に並ぶ原色のフルーツを堪能したいと思います❗

 

◆最近は海外旅行番組が撮影できないので、番組内容が再放送や国内旅行に変わったものもあります。今でもいろいろな旅行番組を楽しみにしていますが、最近日本の旅も混じり始めた「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」という、芸人のヒロシのナビゲートする番組で「沖縄」旅行を紹介していました。

 11月13日放送分です。それを観て俄然「沖縄」に行きたくなったのです(単純です)。

 小豆の粒の大きさが3倍はある「沖縄のおぜんざい」を食べてみたいのです!上に練乳とかき氷がのっているのです。大好きな海ぶどうでご飯が見えないほどの「海ぶどう丼」もはずせません!

 時間を気にせず、ヒロシのようにゆったりと沖縄煉瓦の小道を歩いてみたいと思います。何か新しい発見があるはずです❗

 

◆昨年の10月31日、世界遺産首里城」が一部消失しました。私はニュースに釘付けになって、思い出深い美しい首里城が燃え落ちていくのをずっと見ていたものです。趣のある朱塗りの歴史的建造物が、真っ赤な炎とともに夜空に揺らめいていました。

 

 私の実家の裏は30mほどの川で、中学生の頃まではその川向こうの川岸一帯に大きな製材所が建っていました。そこに真夜中火が出て、けたたましいサイレンの音で目を覚ましたのです!製材所は2時間燃え続けて全焼しました。

 人的被害はありませんでしたが、その時の真夜中の真っ暗な夜空の高いところまでを染める、真っ赤な炎の大きさ、キラキラと黄色く光りながら雨のように降りかかってくる火の粉は、今でも忘れることができません。おそらく私の人生で最も大きな火災でしょう。

 

 その時のことを、私は燃える首里城を見て思い出していました。多くの歴史ある城や文化財が、戦争や火事で焼け落ちましたが、「沖縄」の魂とも言える首里城を見て、「沖縄」の人たちはどんなに悲しいだろうと思うと、胸の詰まる思いでした。

 

 それから一年あまりがたちました。全国から資金も集まり、復興に向けて首里城は再建され始めています! 

 二度と復元できないと言われていた赤瓦の研究も進み、2026年の完成を目指して少しずつその姿を取り戻し始めています。その改築の様子を見てみたいと思うのです。

 人間の力の偉大さを肌で感じてみたいからです。絶対パワーをもらえます❗

 

◆「沖縄」と聞いて絶対はずせないのは、やはり「戦争について考えること」です。

 修学旅行の引率で出かけた13年前は、半年前から授業で「沖縄」についての学習をしました。もちろん戦争のことは記録映像も見せて学習しました。

 その上で、「ひめゆりの塔」で平和式典も行い、語り部の方のお話も聴かせていただきました。広島の平和資料館とともに、若者には是非訪れてほしい場所です。

 私はまだ、集団自決の現場になった「がま」や、「白梅の塔」には行っていないので、次に行った時には必ず訪れるつもりです。

 

 今年、吉永小百合主演の映画「ひめゆりの塔」が、テレビのBSチャンネルで放映され、私は通算4度めを観ることができました。市川崑監督の映画です。

 他にも同じようなテーマの映画はあると思うのですが、私は「沖縄戦」を描いたものでは、この映画が最も印象に強く残っています。全ての場面を覚えているのに、どうしても涙を抑えることができませんでした💦。

 戦後75年たって、戦争を経験した世代は本当に少なくなりました。国語科の教科書から、戦争がテーマの小説が次々と消されていっています。

 私ももちろん戦争を経験したわけではありませんが、いろいろ研究して生徒たちに戦争を語ってきました。若い頃に教職関係の本で「戦争と平和を語れる教師であれ」というメッセージを肝に銘じていたからです。

 そのあたりの詳しいことは、私の第2作目「(若い)先生たちへの応援BOOK」の中で触れていますので、ご覧いただけたらありがたいです🙋。

 

 戦争を知らない世代が多くなるに従って、寧ろ戦争の脅威が高まっているように思います。未来の平和のために、過去の戦争はけっして忘れてはならないのです。

 私は、「沖縄」に行ったら、必ず戦争遺跡を訪ね、その思いを新たにしようと思っています。「命は宝(ぬちどぅたから)」ですから……。

 

 さて、私の尊敬する沖縄県の玉置デニー知事、来年コロナがもう少し落ち着いたら、「沖縄」に行ってもいいですか?できればPCR検査をして陰性証明書を持って行きたいのですが、そういう環境が1日も早くそろってほしいです。旅行再開のスタートは「沖縄」です❗

 

 次回の第27回目も、

「海外に行けないなら沖縄へ行こう❗その2」です。

 第28回目は、

「COVIDー19の1年を新聞記事から振り返る」を予定しています。

 医療従事者の方々、毎日本当にありがとうございます。少しでも状況が好転することを祈ります。来年こそいい年になりますように❗芹沢マリリンでした🎵