No.32COVID-19の一年を新聞記事から振り替えるその4

 思えば、蝶ってすごいですよね🦋!3回も大変身するのだから。まず細長い楕円形の卵(これは数に入れないけど)。次に芋虫(イモムシ)。そして、蛹(サナギ)。最後に蝶(チョウ)。

 少しでも似ていたら変身の過程も想像できるってもんですが、あまりにも異なる形態への変身(変態?)に驚いてしまいます😱。

 甲虫だって蝿だってそうじゃないか!蝶だけが特別じゃない!って言われそうですが、やはり蝶だけは特別です(笑)❗なぜなら変身の最終型の色彩を考えてみてください!

 あの鮮やかな色、どこに兆しがありましたか?確かに毒々しい色の芋虫もいますが、赤、黄、青、紫、まだまだあります。縞模様から蛍光色まで多種多様です! 

 前はそうでもなかった地味めの女の子が、ある日突然、ヘアスタイルやメイクやドレスをレベルアップして急に美しくなることを、蝶🦋には例えても、甲虫には例えませんよね(笑)。

 

 その変身はある日突然起こるのです。さっきまでうねうね動いていたイモムシが、突然動きを止め、頭の方を心持ち持ち上げて固まります。柔らかだった外郭が、色が濃くなり固体に変わっていきます。

 しばしの静止の静寂が、またまた突然破られます!サナギの一部が裂け、全く形状の違った生き物が出て来るのです。始めは羽も濡れたようにくっついて、目立つのは長くて細い足らしきものと、奇妙に動く頭部らしきものと大きな複眼👁️!

 サナギの外郭は単なる入れ物か、はたまた手品の隠し幕か…と思うが早いか、羽は瞬く間に乾き、整然と並んだ鱗粉が煌めく美しい羽が、その全容を誇らしげに掲げるのです❗

 凄いと思いませんか?そのドラマチックな変身が行われているサナギの中で何が起こっているのか…興味を持たないはずがありません!私はサナギの中でチョウがどうやって変身するのかを知ったとき、思わず一人で叫んでしまったほどです(笑)😆。

 サナギの中は、なんといったんドロドロに溶けるのです!その液体の状態から、1から細胞を組み直して形を作っていくんだそうです!ひぇ~😱❗

 中がドロドロなので、その時に刺激を与えるとパリンと容易につぶれてしまうのです!昔「The Fly」を見た時のようなショックです💦

 

 これがもし人間世界で起こったら、SFではもちろんなく、ホラー👻になってしまいます!

 教室の中には奥手のイモムシと早熟のチョウが混在。成長には個人差がありますから。先生はそれぞれの発達段階を考えて授業をしなければならないから、とっても大変❗……いや、ちょっと待てよ!その大変さは、実は今現在も同じでした(笑)🙋。

 すると突然、一匹のイモムシが、机に突っ伏したまま動かなくなるのです!担任は、その状態を保護者に連絡して、2・3日帰れない旨を伝えます。

 彼女の周りで騒がないように気をつける優しいチョウやイモムシもいれば、弱い今のうちに…と、傷めようとする不届き者もいて、人間の価値が問われる時期なのです!……あっ、待って!これも今現在の人間社会と同じでした(笑)🙋。

 さて、各クラス何人かがサナギになっているのが、中1から中2の通常の様子。中3になればほとんどが羽化するのです。そして、最後のサナギが羽化する日がやって来ました!

 最後の一人なので、クラスメートたちは授業も上の空で、固唾を飲んで見守ります。そしてとうとう、サナギの殻を破って出てきたチョウが、乾いた羽を思いっきり広げて伸ばす時が来ました!

 なんて美しい‼️最後のチョウ🦋は、蛍光色の鱗粉を纏った、まさしく「サナギが、チョウに」状態になったのでした!めでたし、めでたし❗…あれっ⁉️おとぎ話かメルヘンのようになってしまいました(笑)😆。

 想像が止まりません。私は同じような変身談で「人間がもし、鳥のような卵で生まれたら」も考えたことがあります。詳細はまた別の機会に😃。

 

 さて、もともとのテーマはどこへ行ったのかと言いますと、今年の今の社会の状態が、蝶のサナギに似ていると思ったのです。大幅なこじつけに聞こえるでしょうが、カオスか混沌か…。新しいものを産み出す分娩の苦しみか…、はたまた断末魔の喘ぎなのか…。

 コロナに苛まれた2020年の残り1週間で、来年を占う重大な岐路に立っているようです。何らかの決断を下さねばなりません。

 ところが、ニュースを見るたびに、医療現場や医療の専門家の方々の待った無しの危機感と、「それほどの危機にはまだ至っていない」とする政府の有識者の方々の見識との隔たりに、心底驚いてしまいます💦。

 

 私のスクラップBOOKは、3回も振り返ったのに、予想に反してまだ9月の前半までしか到達していません。今回で、ようやく5冊目に入ります。

 それでは、今年、まだ猛暑が続いていた9月後半、どんなことがあったのか、振り返りを始めたいと思います!まず、記号をもう一度確認しておきます。

 

⭕コロナ関連

▲文化関連

🔵政治情勢

●外電

・その他

「COVID-19 No.5」9月14日~

🔵成熟社会どう歩く 変化が生む 新たな分断

🔵自民総裁選 菅氏圧勝 忖度政治も継承するのか

・俳優 芦名星さん 自殺か

⇒面差しが涼しげで、好きな女優さんだったのでショックでした💦

 

ベネチア国際映画祭 黒沢清さん監督賞 日本人17年ぶり 「スパイの妻」

▲人間ベートーベン 不滅の恋人への手紙 愛の喜びと切なさ記す

大坂なおみ 全米2度目V テニス☀️🎾 試合巧者に逆転勝ち❗

・倫理揺るがす「人工脳」 生命科学限界線どこに

・福井女子高生殺害「きつく言われた」逮捕の祖父供述

⇒祖父が孫を殺す…考えられない!何があったのでしょう…。

 

「嵐」コンサート 無観客で年内実施

⇒まだ実感がありません!現役で働いていた頃、「嵐」の曲を車の中で聴きながら、働く勇気と元気をもらっていました❗「嵐」がいなければ、職場に行けなかったかもしれません❗「嵐」は、私にとってそういう存在でした❗

 私のクラスの学級通信の名前は、「believe」とか「果てない空」とか、「嵐」の曲名からとっていました🎵なぜなら、もちろん元気が出るからです❗

 

⭕全国大学、短大 対面授業再開19% 今月末以降遠隔併用大幅増80%

⇒大学生は大変ですね、特に新入生。9月の段階で対面授業がまだ5分の1だったんですね😓。キャンパスを友人たちと教科書をぶら下げて歩いたり、サークル棟に集まったり、そういうことはできるようになったのかなぁ💦。

 アルバイトが思ったようにできないのは辛いですね。私はそういうことをやってた大学生だったので…。

 

🔵起用が固まった菅義偉新内閣の閣僚

▲ニッポン進考形 キャンプ人気 簡素に豪華に進む二極化

⇒私はアウトドアが苦手ですが、ヒロシの「ソロ・キャンプ」ば流行語大賞もらってましたね!彼は「迷宮グルメ ヒロシの駅前食堂」の番組の中で、海外でキャンプ用のコップや火をつける木の束、スモーク作りの缶まで買っていました!「嵐」の大野くんも、彼の影響でソロ・キャンプ好きになったそうです!

 

⭕●外電フラッシュ 44ヵ国1000人超の看護師

コロナで死亡 インド感染者500万人超す

⇒なんとも心が苦しくなるようなニュースです。これが9月なら、3ヵ月後の今はどうなっているのでしょう。

 

🔵菅内閣「支持」66% 森友再調査62%が要求

菅内閣の支持率は、現在9月の3分の2ってことですね。コロナ対策の不備の影響が大きいでしょう。安倍元総理の負の遺産を、なし崩しにフェイドアウトさせようとしている森友問題の要求率は落ちていないはず。

 

⭕保険外PCR検査減額検討 全額自己負担の無症状者対象

⇒3ヵ月を待たずに、民間の企業ががんばって、手の届く料金になりました!この頃は、一回6万円とか言ってましたね!💦

 

●ロシア 反体制派襲撃 ホテルの飲料ボトルに毒物

●米西部カリフォルニア州の山火事の現場 温暖化で大量絶滅か 研究グループ予測 熱帯の海 大規模な変化

⭕保護活動にダメージ深刻 新型コロナ世界的大流行 違法な森林伐採、密猟増加

▲「ある奴隷少女に起こった出来事」「大人は知らない今ない仕事図鑑100」未来の職業 楽しく紹介

正岡子規の新発見書簡購入 松山市 没後120年ので来年度公開

・「怒りより恐怖」大阪地検証拠改竄発覚10年 文書偽造無罪の村木さん

⇒この事件はテレビドラマになったりドキュメンタリーでも放映されたので知っていましたが、考えれば考えるほど恐ろしい事件です。

 最後まで無罪を主張し続けた村木さんの、知識と理論に裏付けされた勇気と強さに感動します。それがなければここまで強くはいられない人もいるのではないでしょうか…。

 地震がなぜあんなに怖いのか?…それは、動くはずのない地面が動く…というその不安定さが、どうしようもない恐怖となるのだと思うのです🌠。

 この事件では、法の番人であるべき絶対に間違うはずのない検察が、事実を隠蔽するための改竄を行い、一人の罪もない女性を犠牲にして対面を繕おうとしました。

 信じられるものを失くしたその不安定さが、やはりどうしようもない恐怖を生むのだと私は思います✨。

 

⭕コロナ感染3000万人超す 世界で増加ペース加速

⇒この数字が3ヵ月後には7760万人になってしまいます💦。

 

・セブンペイの教訓生かせず 地銀 安全対策不備を露呈

・ヘリウム ワンも声高く イグ・ノーベル賞 京大准教授ら受賞

▲漢字がわかる 「密 集」 同形を集め意味作り出す

⭕新型コロナと文明 「食」を未来への突破口に つながりが危機救う

・五輪「開催すべき」59% 知事、市長 地域活性化期待

⭕コロナ禍での「新生活様式」困惑する聴・視覚障がい者、マスク着用、意思疎通に壁

・五輪決定時 3700万円送金 東京招致コンサル IOC委員息子に

●オーストラリアの浅瀬に クジラ250頭打ち上げ

・社説 デジタル庁 教育格差に目を向けよ

⭕コロナ禍 変わる運動会 時間短縮 密集回避 声援禁止

児童虐待防止法施行20年 「生き抜いた私だから」 壮絶な暴力被害、自ら発傷 虐待サバイバー

成長しても残る苦しみ SOS出せない場合も

▲「お笑い第7世代」の躍進 ほのぼのした自由な雰囲気

⭕全世界からの入国再開へ 「見切り発車」募る危機感 解禁で急増 再規制国も

大坂なおみ選手と伊藤詩織さん 世界の100人に日本から選ばれる

⇒伊藤詩織さんの事件に関しては本当に憤りを禁じ得ません。名前も顔も仕事もオープンにしての訴えです。どんなに力のある人でも、辛いし勇気が必要だったと思います。

 「世界の100人」に選ばれたことで、世界的に賛同が多かったことが明らかになり、伊藤さんだけでなく、同じような悩みを持つ人や、問題だと思って心を痛めている人たちの力になると思います。どこに正義があるのかが明白でしょう。

 

●ロシア 来年秋に宇宙で映画撮影 オーストラリア 死んだクジラ380頭に

・講義中「黒人さん暴れている」 日大 講師発言で調査委員会

▲思っているより過酷 いきものがかり水野良樹の「そして歌を書きながら」

🔵追加財政負担なし 30人学級実現可能 少子化文科省試算

・2度めの東京パラリンピック 差別のまなざし変容?

・性被害 「女性はいくらでもウソ」 自民・杉田議員 蔑視発言

⇒国会議員がこんなこと平気で言うんですね。男性か女性かは関係ない、人間としての品性の問題です!

 

・人生100年クラブ 小説を書きたい 自分の経験を深掘りして

・メディアの風景 デジタル庁 推進と抑制 両立可能か

⭕受験のトビラ 混迷入試 改革コロナが拍車 共通テスト英語改革は白紙のまま

⭕交流や授業 質の向上追求 オンライン主体 コロナ禍の大学生座談会

文芸時評 文学作品と言論の自由

▲テレビ業界で起きていること いじめ的な「笑い」性的な売り方 暴力だと気付く人が

・経済アングル デジタル化が生む差別が増え変化する

⭕オピニオン そこが聞きたい コロナ禍と「同調圧力」 安全な国の息苦しさ 佐藤直樹

⇒「同調圧力」というワードを初めて知りました。本当に興味深く面白く読ませて頂きました!「あぁ、だからなのね。」「そういうことだったのか!」と思うことがたくさんありました❗

 現実が理論と繋がると、本当にスーっとわかることがあり、頭がスッキリします。そのスッキリが次へのエネルギーを生み出してくれるのを感じます🌈。

 

 またまたページが尽きました。次はスクラップBOOKNo.6に移ります。でもまだ10月1日からです。年末まであと2ヵ月、アメリカ大統領選挙とか、コロナの第3波のニュースが現れてきます。

 コロナの第2波が落ち着いたかに見えた、この9月、いずれ来るかもしれない第3波に向けて、準備できる余裕があるのは、次の10月のみ!

 9月の分の振り返りを終えた今、充分な対策がとられたのか、それを形にできたのか、残念ながらほとんど印象に残りませんでした…。

 続きは次回に回します。10月、11月と、私たちは何をしてきたのでしょうか……。

次のNo.33回目も「COVID-19の一年を新聞記事で振り返る その5」をお送りします。もうすぐクリスマス🎄🎅🎁✨ですね❗今年はいつもと違ったクリスマスになるでしょうか…。芹沢マリリンでした🎵